楽しんで支えよう
2025-2026年度会長 北川 雅一朗
昨2024-2025年度において金沢ロータリークラブは90周年を迎えました。本年度は100年に向けた新しい10年の最初の年となります。私の年度はロータリーの原点である親睦と奉仕に改めて焦点を当てた年度にしたいと思い、活動方針(テーマ)を「楽しんで支えよう」としました。
皆さまご存じの通り、最初のロータリークラブが1905年にシカゴに設立された当時は親睦と相互扶助を目的としたクラブに過ぎませんでした。それが設立2年後に最初の奉仕事業である「公衆便所の設置」事業が実施され、親睦と奉仕を核とした団体へと変遷します。
親睦によって会員相互の絆が深められ、その絆を基に奉仕活動をより効果的に実践できる、しばしば親睦が土壌であり、様々な奉仕活動がそのうえに育つ樹木に例えられることもあります(2008年国際協議会資料より)。
昨年元日に発災した能登半島地震、いまだに停戦に至らぬロシアによるウクライナ侵略、世の中には様々な苦悩や困難があり、その多くが支援を必要としています。その中でも、まずは私達とこれまで関わり合いがあった人々や地域を中心に支援を進めていきたいと思います。
ロータリークラブの原動力である親睦によって会員間の友情をさらに深め、その先にある奉仕活動を実りあるものにしていければ幸いです。皆様ご一緒に、楽しみながら支えていきましょう。