のとキッズベースボールフェス 2025「 やっぱり、野球が大好きだ」
能登半島地震からの復興を願い、スポーツの力で笑顔を届けようと金沢ロータリークラブ特別協賛の「のとキッズベースボールフェス2025」が10月13日、七尾市立能登香島中学校で開かれました。プロ野球巨人や米大リーグのレッドソックスなどで活躍した上原浩治さんが特別ゲストとして登場、野球少年らと交流しました。
主催は地元学童野球チーム「能登香島マリンスターズ」。震災後は練習がままならず、子供の数も少なくなった三チームが一緒になって今春結成しましたが、それでも6年生が引退し現在12人。北川雅一朗会長が「苦労を乗り越えて、世界で活躍する選手が出てくることを期待します」と激励し室内バッティングマシンとチーム旗をプレゼントしました。
野球教室では、キャッチボールを終えると上原さんがマウンドに上がり小中学生を相手に打撃投手を務めました。汗をぬぐいながらストライクゾーンにどんどん投げ込む姿に参加者や保護者は感激。トークイベントでも野球人生を振り返りつつ「挫折しそうになった時には、本当に野球が好きなのか自分自身に聞いてみる。野球が好きなことだけは変えてほしくない」と話し「子供たちが笑顔でいてくれるのが一番」と何度も口にしました。会場の少年から「松井秀喜さんが巨人の監督になったら、どうやってお手伝いをするのか」と問われると、「土下座して頼んできたら考えたい」と沸かせました。
「参加者みんなで楽しもう」と上原さんの提案で行われたパン食い競走も大変な盛り上がり。子供も保護者も大きな口を開けてあんパンに食らい付く姿に笑い声が広がりました。参加者はもちろん裏方もあらためて野球の魅力を味わった、忘れられない「スポーツの日」となりました。職業・社会奉仕委員会、地域社会委員会の北川隆明、竹内拓也両委員長をはじめ協力していただいた皆さま、ありがとうございました。
(記 平田 浩二)
2025-2026 年度地区大会開催
令和7年10月25日(土)、26日(日)に小松市團十郎芸術劇場うららにて、国際ロータリー第2610地区大会が開催されました。
オープニングでは、地元、小松市龍助町の獅子舞が披露され、華やかにスタートしました。小山英一ガバナーの挨拶では、2610地区の現状報告とともに、地区テーマである「だれもが笑顔でいごこちの良いクラブづくりを目指して」具体的な話がありました。
続いて、馳浩石川県知事、宮橋勝栄小松市長からロータリー活動を称える一句も含めた来賓祝辞があり、会場は笑顔に包まれました。
特別講和予定であった、小松市名誉市民であり102歳でご逝去された鵬雲斎宗室(千玄室)さんにつきまして、元RI理事、北 清治様から懐かしい映像と共にご紹介がありました。
記念講演では、JAL国際線スチュワーデスの経歴をもつライフコーチ松下由樹様から「コミュニケーションスタイル」の違いについて実践的な話がありました。
お待ちかね、常盤貴子さんのスペシャルトークショーでは、2023年の珠洲の震災、2024年の能登半島地震直後から、NHK朝ドラ「まれ」で出会った俳優・監督たちと共に支援し続けている様々なお話を伺いました。自ら150個のおにぎりを作った事、一人一花in能登など、共に活動している方々と共に今後も能登を支援し続けたいと心温まるお話でした。能登の支援のために、自ら手ぬぐいやTシャツを売る姿も共感を呼びました。
こうして、本大会は盛況のうちに幕を閉じました。
その後、開業したばかりのウレシャス小松に移動し、大懇親会が開催されました。
懐かしい昭和歌謡のバンド演奏の中、能登の酒や美味しい料理を囲み、大いに懇親を深めることが出来ま
した。
(記 興津 俊昭)
派遣交換学生月例報告 8月分
交換学生氏名 鶴山 俊輔
●健康状態
食べ過ぎな感じがする。基本的にお昼ご飯は学校から帰ってから食べる(2時?)
●学校の状況
・多くの言語が選択可能。
・ 自分たちのクラスはなく、すべて移動教室で、席も自由。(ご飯を食べている子もいた)
・ 先生が欠席すると授業がなくなる。
クラスはみんな積極的で手をあげる。英語の授業以外はすべてドイツ語、現段階何を言っているか何もわからない。
●ホストファミリーとの関係
みんな優しくて積極的に話してくれるし、ドイツ語も教えてくれる。他のホストファミリーやロータリークラブの人は、パーティーやモール、主要都市など多くの場所に連れて行ってくれた。英語は聞き取れるけど答え方が型になっていない。相槌や質疑応答、もっとレパートリーを増やしたい。
●ホストロータリークラブとの関係
ドイツ語で小さい自己紹介をした。もっと自信を持って話したい。
●その他近況等の報告
学校が始まってからニコというスクールブラザーのような人がついてくれた。人脈が広く、会う人ほとんどの人と挨拶を交わしていた。その友達のヨナ、ヘドウィンとこの2日で仲良くなった。みんな優しくて色々教えてくれる。
派遣交換学生月例報告 9月分
交換学生氏名 鶴山 俊輔
●健康状態
風邪や体調を崩す事はありませんでした。でも、すごく眠いです。特に授業中多く睡魔に襲われます。
●学校の状況
次第に慣れてきて友達と昼食を取ったり、話したりします。授業の内容もわかってきました。まだ手を上げて発言はできませんが、参加できていると思います。9月1日から4泊5日オランダへウィンドサーフィンをしに学年で行きました。とても貴重な経験でした。日本と違い、10月は13日から31日まで秋休みがあります。
●ホストファミリーとの関係
みんな優しくしてくれます。夕食後にテーブルゲームをたまにします。
特に変わった事はありません。ご飯は肉がメインで、魚はほとんど出ません。
●ホストロータリークラブとの関係
ウェルカムウィークエンドというもの1泊2日であり1870地区のインバウンドの人と交流しました。とても元気で、面白かったです。
●その他近況等の報告
友達は10人程できました。とても優しいです。授業は先生が不在だとなくなり、家に早く帰れます。家に帰った後はホストブラザーとアニメを見たりしています。また地元のバスケットボールチームに入りました。
血液検査で健康チェック
金沢ロータリークラブ恒例の血液検査が、今年も石川県予防医学協会様のご協力のもと、10月8日と22日に金沢ニューグランドホテルで実施され、35名の方が受検されました。ご夫妻揃って採血に臨む姿も見られ、会員だけでなく家族の健康や安心にもつながる素晴らしい行事だと感じました。
さて、私自身は二十代の頃から、血液検査で異常値が検出され、精密検査に進むことが数多くありました。検査後しばらくは神妙な心持ちで生活習慣を見つめ直し、健康に気を遣うのですが、いつの間にか元の不摂生な生活に戻ってしまうことが常でした。
数年前の血液検査でも異常値となった項目があり、これまで同様に大事には至らないと高を括っていたところ、精密検査で病気が見つかりました。血液検査のおかげで早期に発見・治療して、治すことができました。
このような経緯もあり、今回血液検査の機会をいただけたことに心から感謝しております。松崎理事長はじめ石川県予防医学協会の皆様、ありがとうございました。
(記 藤井 文祥)