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ご挨拶
2024-2025年度会長
米井 裕一

皆様、1年間、お疲れ様でございました。吉田幹事に至っては3年以上も幹事役をさせてしまいました。本当にありがとうございました。90周年の会長ということもあり、かなり気張っていたのは事実です。半面、なんで俺?というのも正直な気持ちでした。「どうせやるなら楽しげに…」は、自分なりの気持ちの揺れを隠すために言っていたのだろうと今更ながら思います。

記念事業については、実は泉さんから「金沢らしいことやりなさい」と言われていたのですが、「金沢らしさ」って私分かりませんので、自分が思うところが「金沢らしさ」と思うことにして宇宙を題材として発案したわけです。後で聞いたところ泉さん、本当は宇宙のことを大学で勉強したかったとおっしゃっていました。なんという偶然!と驚いたものです。

記念式典でも申し上げましたが、令和6年能登半島地震という大きな災害が直前にあったため、気持ちもぶれそうになりましたが、なんとか皆さんの頑張りでちゃんと形になったなぁと思っています。記念式典〜懇親会〜ゴルフコンペの一連の事業においても、たくさんの笑顔が溢れていたと思います。「どうせやるなら楽しげに」だったのが「心の底から楽しげに」されているのを感じました。もしそうなら本当に嬉しいことだなぁと思っています。

もちろんその間も通常の事業を実行していただきました。大変忙しい1年(以上ですね)ではなかったかと思います。でも、それぞれの委員会での事業や集まりが少しでも良い思い出として皆さんの心に刻まれたのなら幸いです。

ロータリーが何か?なんて私はまだ語れませんが、これだけは言えます。

金沢ロータリークラブは最強です! ありがとうございました!

退任挨拶
2024-2025年度幹事
吉田 克也

米井年度の一年間、幹事職を全うできたのは、米井会長をはじめとする理事・役員の皆様、大委員長・委員長・副委員長の皆様、会員の皆様、事務局の桜井さんのご理解とご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

さて、2021年の11月(と記憶しています)、例会場の入り口で米井会長に呼び止められて『会長に決まった。ついては幹事を引き受けて欲しい。』と告げられたことを今でも鮮明に覚えています。米井年度の最初の例会でも申し上げましたが、日頃より大変お世話になっている「米井大先輩」の頼みを断るという選択肢は全くなく、思い切って引き受けさせていただいたことを鮮明に覚えています。

気がつけば、あれから3年7ヵ月の月日が経過し、ここに退任にあたっての御礼を述べることができる時期になりましたが、本当にあっという間だったというのが偽らざる気持ちです。米井年度は金沢ロータリークラブ創立90周年の該当年でしたので、通常の委員会事業に加えて記念事業を数多く実施しました。そのため、幹事としての業務が例年よりも増えることになり「大変だなぁ」と感じたことは事実です。しかし、そのおかげで皆様とともに汗を流し、達成感を共有する機会を沢山いただけることになり、私にとっての大きな財産になったと思います。本当にありがとうございました。

最後なりましたが、90周年実行委員会ならびに記念大会の運営に関し、私を陰で支えてくださった中村雅人実行委員長補佐( 事務局)、木谷孝俊実行委員長補佐(会計)のお二人に感謝申し上げ、退任のあいさつといたします。

オレーナ・ミロツカさんご挨拶

ロータリークラブ会員の皆様の変わらぬご支援に心より感謝申し上げます。
ウクライナ国民は皆、祖国の平和を夢見ています。本日は、素晴らしいウクライナの詩人、リナ・コステンコの詩を皆様にご紹介したいと思います。私の心を温めてくれる詩です。

私は生きている!愛にあふれている!
世界は美しく、私はその中にいる。
心から優しさに感謝し、自分を何も責めない。
平和でありますように!静けさが眠りますように!
穏やかな空に銃声が響きませんように。
すべての夢が生まれ変わり、必要以上に素晴らしいものになりますように。

派遣交換学生月例報告 5月分

交換学生氏名 池辺 護

●健康状態

右手の回復も順調で安心しています。痛みが引くまで今から3週間かかると聞きました。今も力を入れたりすると痛く、何かを握ったり、拳を作ったりすることはできません。あまりにもリハビリがうまくいかないようであればハンドセラピーをする必要があるといわれました。早めに治したいのでリハビリに専念したいと思います。

●学校の状況

先日学校が終わりました。5月は今年度の締めくくりにふさわしい楽しみ方ができてよかったです。野球はシーズンが終わりました。実は右手を骨折して以降スポーツはしないようにと言われていたのですが、せっかくアメリカを選んで野球部のトライアウトに合格して夢が叶ったのに骨折であまり野球ができないというのは悲しかったので毎日コーチには「ランナーでもいいので試合に出たいです。」と言っていました。その結果最終戦キャッチャーの代走として出場させてもらいました。1−0でチームがリードしていて4回裏ワンアウトランナー2塁1塁で2塁ランナーをしていました。結果チームメイトが2ベースヒットを打って私が得点しました。ちなみにその2ベースヒットを打ったチームメートは生まれつき右手の骨が1本なくとても努力家な人でした。彼が打ったヒットで得点でき、いい思い出でした。結果チームは5−1で勝ち、シーズンとしては約20 試合中5勝、去年の2勝、一昨年の3勝を上回る結果を残しました。チームはスポーツマンシップアワードに10 年ぶりに輝き、自分はチームから個人賞をいただきました。

アメリカの高校では年度の締めくくりにプロムという卒業や年度の締めくくりを祝う大きなダンスパーティが開かれます。(基本的に高校2年生と3年生のみが参加)一般的に男女でペアを作ってゴルフ場のようなきれいな場所に行って写真を撮ってディナーを済ませダンスパーティに行きその後2次会にいくという流れのプロムデートという文化があります。私も高校3年生の女の子とペアを作ってプロムデートをしました。アメリカのダンスパーティには興味深い文化があります。まず、女の子のドレスの色とネクタイの色を合わせるマッチングという文化があります。私たちは今回赤色で揃えました。次に、プロムコートというダンスパーティの代表が生徒の中から約10 人ほど投票で選ばれ、男女のプロムコートの中から1人ずつプロムキング、クイーンが選ばれます。(プロムでは高校3年生のみ)幸運なことに今回自分のペアの女の子がプロムクイーンに輝き、ダンスパーティではエスコートしてくれました。貴重な思い出を作ってくれて感謝しています。ヨークサバーバン高校では交換留学生も卒業式に参加するということで、今年度の卒業生と一緒に参加しました。今までの卒業式の中で一番悲しかったです。卒業のガウンと帽子ももらって帽子は野球をモチーフに飾りました。オーナー、マースオーナーソサエティなどのリボンももらうことができ感謝でいっぱいです。今年度この高校でたくさんの思い出ができました。また何かの縁で関われたら嬉しいと思っています。

●ホストファミリーとの関係

先日ホストマザーとうまくいかず、6月10 日からの西海岸旅行まではカウンセラーの家に滞在することになりました。

●ホストロータリークラブとの関係

5月21 日にロータリーの例会に参加しました。その日のプレゼンターは私で、約20 分のプレゼンテーションを行いました。実は20 分以内に終わらせる必要がありかなりプレゼンの内容を削除しました。皆さん面白い話では笑ってくれて、とても話すのが簡単でした。たくさんの人に今までの交換留学生の中で1 番良かった、興味深いプレゼンだったと絶賛してもらえました。

●その他近況等の報告

6月10 日から23 日までアリゾナ州、カリフォルニア州などを巡る西海岸旅行に行けることになりました。実は去年の9月から申し込みが可能だったのですが、申し込みがうまくいかず今年の2月に申し込みができてキャンセル待ち状態でした。楽しいイベントがたくさんあるので怪我と病気だけに注意して残りの期間を楽しみたいです。