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会員増強委員長 挨拶
2024-2025年度 会員増強委員長
神 和成

2024- 2025年度 金沢ロータリークラブの会員増強委員長を拝命いたしました、神和成と申します。経験の少ない私ですが、皆様にご指導や協力をいただきながら精一杯務めて参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

コロナ禍が明けすこしずつ普段の生活が戻りつつあるなか、1月1日に能登半島地震が起き、震災からの復旧復興が少しずつ進んでいたところに、能登半島大雨災害により更なる被害を受け、能登地方は大変な状況にあります。「負けてたまるか!」と、前向きな姿勢で復旧復興に取り組んでいる方々もいれば、度重なる被災に心が折れそうになっている方々もいらっしゃり、われわれ地域に、今後への不安感が広く横たわっている状況にあります。言わずもがな、会員増強委員会の役割は会員増強ですが、そこに「金沢ロータリーの活動を通じ、前向きな姿勢や明るさや楽しさの大切さを共有できる仲間を増やす」という思いを組み込めれば、米井年度の方針・スローガンでもある「希望の未来へ」に通ずることができるのではないかと考えます。そして、その思いを、入会3年以内の会員との交流の機会にも込めることができれば、金沢ロータリークラブの厚みを増すことができるのではないかと考えます。

不室クラブ奉仕委員長のもと、中島・馬場両副委員長はもとより、情熱的で経験豊かな委員会メンバー皆様の力をお借りし、委員会の役割を果たしていきたいと思いますので、一年間どうぞよろしくお願いいたします。

第4回 理事会議事録抄

■日時:令和6年10月9日(水)13:30 〜
■場所:金沢ニューグランドホテル4F『相生』
■会長挨拶
■議案:
1.新会員入会報告
2.次年度地区出向者承認の件
3. 金沢ロータリークラブ公式SNS試験運用の件
4.その他

金沢芸妓迎え観月会
89人、炭坑節で踊りの輪
道上 宗雅

2024 年度の夜間例会・観月会は10 月2日、金沢芸妓を迎えてホテル日航金沢で開かれ、会員80 人にご家族9人を加えた89 人が、生演奏の炭坑節で踊りの輪を広げました。

会は佳丸さん(ひがし茶屋街・八の福)の笛「月うさぎ」で幕を開け、米井裕一会長が、観月会にちなんで、夏目漱石が「I love you」を「今日は月がきれいですね」と訳したエピソードで日本の豊かな情緒を紹介。中村酒造の「ひやおろし」で乾杯しました。

芸妓衆による長唄「秋色種(あきのいろくさ)より うつし心」では、立方を小梅さん(ひがし茶屋街・八の福)、佳丸さん、唄を純子さん(にし茶屋街・華の宿)、三味線を福太郎さん(ひがし茶屋街・八の福)が務めました。

続いて披露された「金沢風雅」では、立方を小梅さん、ゆめ吉さん(にし茶屋街・はん家)、佳丸さん、以とさん(ひがし茶屋街・八の福)、唄を純子さん、三味線を福太郎さんが務め、金沢芸妓の粋が出席者のため息を誘いました。

この後、金沢芸妓の生演奏で「炭坑節」が始まると、一人、また一人と席を立って踊り始め、最後は会場いっぱいに踊りの輪が広がりました。

紹興酒の年代当てクイズではテーブルごとに答えを出し合い、最も正解に近かったテーブルのメンバーに、ロータリー愛にあふれる商品の数々が贈られました。ロータリーの名を冠したバスタオル、緊急避難セット、複合ボールペン、プレミアムグラス、本革トレー、靴下、折り畳み傘と商品が発表され、極めつけに大きなロータリーマークの入ったクッションが披露されると、会場からは歓声が沸き起こりました。

中締めの挨拶に立った真柄卓司親睦委員長が、中国・唐代に始まり、平安時代に日本に伝わったとされる月見の起源を紹介した後、出席者全員が手をつないで「手に手つないで」を高らかに歌い、観月会を締めくくりました。