地域社会委員会の活動と近況
2024-2025年度 地域社会委員長
辻 匡
竹内拓也職業・社会奉仕委員長の下、地域社会委員長を務めます辻 匡です。浦 淳、立山真実両副委員長と経験豊かなメンバーにお支えを頂きます。
過去の委員会事業を振り返ってみますと、平成18年(2006)「まちなかホタル復元ゆめ計画」平成23 年(2011)「ゴリの里帰り計画」を経て、平成26年(2014)以降、「金沢市教育委員会への講師派遣」が継続事業となっていますが、今年度は職業委員会の担務となります。
令和2年(2020)「社会福祉法人享誠塾」への支援が開始されました。平和町の児童養護施設 享誠塾には、災害や事故、親の離婚や病、家庭の脆弱化による虐待等、不遇な環境や情緒的な課題で、親と一緒に暮らせない3歳から19歳までの子どもたちが生活しています。昭和21年、戦争孤児を養育するため、軍隊の倉庫を借りて創設され、校内暴力からいじめ、虐待へと世相を反映しながら、現在30名程の子供たちの社会的自立に取り組む施設です。家財支援、建替工事の支援金、お祭り等への人的物的支援を継続、寄付を行う予定です。
令和5年(2023)は、職業奉仕・地域社会委員会共同事業として「金沢美術工芸大学」への寄付も行われました。
本年、令和6年(2024)は、地域において未曾有の大災害、能登半島地震が起こりました。復興への道のりは平坦ではありませんが、後押しするのは、未来へ向けての希望であり、希望は未来を描き、この地域を復興させる力となるという米井会長ビジョンのもと、希望を描けない絶望感を持った子供たちに夢や希望を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力する楽しさを伝える事を事業方針とします。奇しくも90周年を迎える記念事業として、宇宙教育を通して金沢市と能登地区の被災者の子供たちの夢を育む、宇宙飛行士 野口聡一氏講演と金沢市教育委員会、宇宙少年団、宇宙塾他と協働する宇宙関連企画(職業奉仕・地域社会委員会協働)「希望の未来へ 宇宙の彼方へ」がんばろう石川! 少年少女夢応援プロジェクト〜地球を飛び出す宇宙の日〜をキゴ山ふれあい研修センターに於いて開催いたします。ロータリーメンバーの皆様には、11月16日(土)当日の運営のお手伝いにご協力をお願い申し上げ、近況報告と致します。
グリーンリーさん来日
本田 誠一
令和6年8月24 日土曜日、交換留学生であるグリーンリーさん(Greenlee Adney) が小松空港に到着しました。ジョージャさん以来の2年ぶりの受入交換学生になります。当日は、ホストファミリーである水上慎太郎さんご家族、織田明彦さんご家族、池辺奏さんご家族をはじめ松本直人カウンセラー、山岸晋作2610 地区国際青少年交換委員会副委員長と本田が出迎えました。飛行機の小松空港到着が若干遅れるなどありましたが、グリーンリーさんは長旅の疲れを感じさせず笑顔で応えてくれました。母国で学んだ日本語でしっかりと挨拶をして、ホストファミリーともすぐに打ち解けている様子はとても頼もしかったです。来月9月18 日にはグリーンリーさんの歓迎会を開催する予定です。その際には今川弘敏さんご家族も参加される予定です。これから1年間、北陸学院高校に通いながら、高校生という最も多感な時期に、母国にいては決して経験できない様々な体験を通じて大きな成長をしてほしいと思います。