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能登半島地震の復旧対応について
株式会社国土開発センター
代表取締役社長
新家 久司

金沢ロータリークラブの会員の皆様へ、新家です。私は(一社)石川県測量設計業協会と(一社)石川県建設コンサルタント協会の会長をしております。今回の能登半島地震に関して、両協会が石川県と災害協定を締結しており、復旧作業に従事していますので、業界の紹介も兼ねて皆様にご案内させていただきます。

発災当日、県庁から17:00頃に電話がありました。「すぐに能登半島に向かって欲しい」との内容でありましたが、日が暮れており危険である旨の説明をし、2日の早朝に会員各社の技術者が能登に向かいました。

石川県はここ数年災害が続いています。2022年加賀方面での豪雨、2023年の珠洲地震と、かほく市と津幡町での豪雨災害です。いずれも被災は500箇所程度で、両協会が総力を挙げて対応しました。今回の地震については、未だに全容が把握されていませんが、おそらく20,000箇所を超えるのでないかと想像をしています。とてつもない数字で、復旧には少なくとも3年以上の時間が必要と考えています。
緊急点検: まず道路、河川、橋梁の緊急点検の依頼がありました、これは現在も会員各社で手分けをして作業中です。
測量設計: 復旧に掛かる工事費の査定が12月末まで予定されており、その資料作成の依頼を受けています。今回はあまりにも箇所が多いので、測量は新潟、富山、福井、岐阜、愛知の各協会から応援をいただいています。さらに6月からは、全国からの応援を受け入れます。
UAV: 測量は、UAV(ドローン)を使うことが多くなりました。通常のカメラではなくレーザースキャナーでデータを取得します。

以上、我々が行っている復旧作業の紹介です。近い将来、活気のある「能登半島」が戻ってくることを切に願っています。

4月生まれの会

4月23 日に寺町近くの「リストランテ スギヤマ」で4 月生まれの会が開かれました。9人が参加し、瀬戸さんの乾杯で会はスタートという段取り。しかし、乾杯用のシャンパンがなかなか出てこず、瀬戸さんが面白いエピソードで場をつないでいたところ、まだシャンパンを頼んでいないことに気づき、慌てて注文!一同、大笑いが起こりました。

会では、タイでの浄水器設置の際に本田さんがご活躍された話や、原田さんが用意してくれた「4月生まれあるある」の話で楽しく会話が広がりあっという間にデザートの時間に。その時、突然、かわいいバースデーケーキが提供されるというサプライズがあり、一同大興奮!さらに、帰り際には、輪島の震災から救出されたお箸のプレゼントという二つ目のサプライズがあり、温かい気持ちになると同時に震災でも残った箸のように、今年も頑張ろうという元気もいただきました。

この楽しい会を企画してくれた原田さん、塚本さんに感謝いたします。ありがとうございました!

( 記 出井 京子)

生まれ月の会(5& 6月誕生月)

5月8日、ハイアットセントリック金沢FIVE-Grill&Loungeにて5&6月生まれ月の会が開催され、本田5月誕生月幹事、水上6月誕生月幹事、岡宏会員、仙台会員、小寺会員、立山会員、大森会員、早川会員、高田会員、川島の10名が参加しました。

FIVE-Grill&Loungeは昨年に続いての利用です。コース料理は、味は勿論のこと盛付が大変個性的で美しく、さらに今回は、一品一品すべてに能登の食材が使われており、地元の食材で普段食べた事のない、素晴らしい味を体験する事ができました。

贅沢な時間と空間のなか話も弾み、ゴルフ談義からご贔屓の回転寿司店の話(一部回らない寿司も)、はたまた次郎系ラーメンの話と、話題は多方面に広がり、大変盛り上がりました。

「委員会、同好会など既存の集まりの枠を超え会員相互の親睦をはかる」という生まれ月の会の目的を再確認し、またこのような機会がある事を楽しみにしつつ閉会となりました。

(記 川島 直之)

第12回理事会 議事録抄

■日時:令和6年5月15日(水)13:30 〜
■場所:金沢ニューグランドホテル3F パラッツオ
■会長挨拶
■議案
1.新会員推薦状 承認の件
2.令和6年能登半島地震義援金について
3. その他

新会員懇談会

令和6年5月8日(水)午後6時より「ディスティーノ ブルックリン ニューヨーク」にて松崎会長、塩谷幹事、中村太郎クラブ奉仕委員長、会員増強委員長・田井、事務局をお迎えし、令和5年7月以降入会会員12名、総勢17名で新入会員懇談会が開催されました。

松崎会長から改めての歓迎のご挨拶をいただき、中村委員長の今後の益々の活躍を祈念した乾杯のご発声を皮切りに賑やかな懇親会へと突入しました。

途中、新入会員の方々に「実は私、・・・」をキーワードに自己紹介をいただきました。輝かしい青春時代の思い出、人生の節目となった出来事、とてもここでは書けない息をのむエピソードなど、驚きと爆笑の中に進むうち互いの距離感はグッと縮まり大変な盛り上がりとなりました。

年代、業種の違いに拘らず交流するのがロータリークラブの醍醐味ではありますが、やはり同期の絆は格別。そのことを深く認識する一時
となりました。

素晴らしいお酒とお料理、会を温かくサポートしていただいたディスティーノスタッフ。全てをさりげなく演出いただいた塩谷幹事の中締めでお開きとなりました。

(記 田井徳太郎)

若狭の自然と春を感じる

山と自然を愛する同好会春の事業が5月12日(日)に開催されました。金沢ニューグランドホテルにて集合し参加者22名で福井の若狭へ出発しました。あいにくの曇り空でしたがバスの中では池田さんの山と自然の会の発足の話に花が咲きあっと言う間に若狭のフイツシャーマンズワーフに到着、新鮮な魚や野菜の販売所「金沢の近江町市場のような」私はそこで瀬戸会長が美味しそうに食べていた、いちごのソフトクリームを食べようとただ一番上のいちごは池田さんがパクリと美味しそうに食べられました。続いては、金沢で言う「まいどさん」のご案内にて明治期に建てられた木造の芝居小屋を観て港町として栄えた小浜の娯楽文化に触れさせていただき、鯖街道ミュージアムでは京都まで鯖を売りに行く様子などお話いただきました。そろそろお腹がすきはじめたところで昼食です。せくみ屋にて食事と温泉で満喫しました。今回、初参加の小池博さん、小杉佳世子さんの自己紹介もあり楽しかったですね。途中から雨のため鯖街道を歩く予定でしたが車中からの風景と道の駅にてお土産など買いまして帰路へ私事でご迷惑をかけてしまいました。小杉さん大事な約束覚えてますでしょうか。今回企画のご準備いただきました松崎さんに感謝致します。最後に今後も楽しい企画をご準備しております是非『山と自然を愛する同好会』に入会のお申込みをお待ちしております。

(記 中島 史享)