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令和6年能登半島地震にかかる報告

1月31日(水)の例会には石川県災害対策本部長として石川県知事馳浩様に卓話を頂きました。冒頭、令和6年能登半島地震にて被災した方へ黙祷を捧げ卓話は始まりました。

1月1日の地震発生直後から今日に至るまで災害対策本部長として馳知事が見たこと、体験したことをお聞かせ頂きました。馳知事は被災地の状況やニーズが日々変化する中で、手探りながらも数多くの物事を決済し、県庁職員だけでなく自衛隊や医療機関等様々な関係機関と共に活動を進めてきた旨のお話がありました。最も印象に残った事は命を救うために自衛隊員が3,400人の孤立集落に一人約40キロの水や食料を担いで届けたという話でした。地震で道路が絶たれている山間部にある集落です。海上の護衛艦から荷物をゴムボートに積み替えて接岸し、そこから自衛隊員が徒歩で山々を越えて集落まで向かったようです。こういった人々の活動が多くの県民の命を救ったのでだと思うと尊敬の念が絶えません。本当に多くの方々の支援や協力のもと、今日まで来たのだと思いました。

今後は徐々に被災地復旧から復興に移っていくステージです。馳知事より被災地を元に戻すだけでなく「創造的復興」を目指して石川県令和6年(2024年)能登半島地震復旧・復興本部を2月1日に馳知事を本部長として設置する旨のお話がありました。概要は①インフラの早期復旧・強靱化②農林水産業、伝統産業、観光産業等能登の特色ある生業の再建③暮らしと地域のコミュニティーの再建等で、詳細は後日報道発表があるようです。

馳知事は1月1日より知事室で寝泊まりし24時間体制で対応してきましたが、一つの区切りとして2月より自宅に帰宅するようです。本当にお疲れ様でした。最後に当会員に向けて、「復興には経済を回していく事も大切なので経済人の心意気として松崎会長は率先してみんなを片町に連れて行ってください」。とエールを頂き卓話は終了致しました。

なお、松崎会長より金沢ロータリークラブから石川県へ義援金として1,000万円寄付を行った旨を附記致します。

(記 今川 弘敏)

2024年節分の会 〜能登を想う〜

2024年2月7日水曜日の午前中に、尾山神社にて松崎会長、塩谷幹事、年男の6名で厄払い祈願を行いました。同日の18時より金城楼にて夜間例会及び節分の会が開催されました。今回は総勢74名の会員及び伴侶の方々にご参加いただきました。

冒頭、ひがし芸妓衆による、ご祝儀「一陽福来」で始まり、松崎会長より能登半島地震の復興のために、過度な自粛はせずに石川県の経済活動を盛り上げていきましょうと力強いご挨拶と共に乾杯しました。今回は「能登を想う」をテーマとし、金城楼さまにもご協力いただき、ほとんど全ての献立に能登産の食材を使用していただき、またドリンクも能登の地酒やワインを提供いただきました。

一つ目のアトラクションとして、参加の皆様の厄払いや無病息災の願いを込めて、ひがし芸妓衆渾身の獅子舞「辰春厄祓獅子賑」を披露頂き、手作りの可愛い獅子舞が練り歩き、親睦委員会の森浩一名司会のアドリブもあり、大いに盛り上がりました。二つ目のアトラクションは、これまた皆様に福や御縁が訪れるよう、年男5人衆に今年の方角を向いて一気に恵方巻きを召し上がっていただきました。想定以上の大きな恵方巻きに年男5人衆も苦戦しておりましたが、無事食べ終えることができました。柴田親睦委員長が閉会の挨拶をし、最後に恒例の「手に手つないで」で締めくくりました。親睦委員会としては残すところ観桜会だけとなりましたが、引き続き皆様と楽しく懇親を深める場を提供すべく尽力いたしますので、ご参加の程宜しくお願い致します。

(記 松本 直人)

臨時理事会 議事録抄

■日時:令和6年1月31日(水)11:30 〜
■場所:金沢ニューグランドホテル4F 相生
■会長挨拶
■議案
1. 令和6年能登半島地震に関する支援対応について
2.その他