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夜間例会及び中川年度慰労会

風薫るさわやかな新緑のもと、5月24日(水)ホテル日航金沢4F鶴の間において、夜間例会及び中川年度慰労会が開催されました。

当日は、コロナの5類移行後初のアクリル板もマスクもない夜間例会となりました。慰労会では小寺会員の司会のもと、中川会長のユーモアたっぷりの乾杯の発声と同時にゲストのEMAさんのフルートとピアノの生演奏により優雅にはじまりました。

まずは、中川会長とのじゃんけん大会があり、腕時計をはじめ中川会長からの豪華なプレゼントもあり大変な盛り上がりのあと、いよいよ歌とフルートとピアノによる女性音楽ユニットEMAさんのコンサートです。「瑠璃色の地球」や「リベルタンゴ」、アンコールの「花は咲く」を含めて全7曲の大変素晴らしい演奏に会場中が酔いしれました。最後に池辺広報委員長のあいさつとトランプ手品の後、「手に手つないで」をみんなで輪になって手に手つないで声高らかに歌い散会となりました。

今回の慰労会は広報委員会が幹事となり、池辺委員長には大変お世話になりました。心より感謝いたします。EMAさんの演奏は本当に素晴らしくて、是非また金沢ロータリークラブで演奏をしていただきたいと心から思いました。EMAのピアノ原礼以菜さん、フルート林愛実さん、そしてヴォーカル新木莉央さん本当にありがとうございました。

(記 本田 誠一)

第11 回理事会 議事録抄

■日時:令和5年5月16 日(火)18:00 〜
■場所:大友楼
■会長挨拶
■議案
1.新会員推薦状 承認の件
2.オレーナ・ミロツカさん 生活支援金の件
3.今後の例会について
4.報告事項

5月・6月生まれの会

5月11 日(水)、ハイアットセントリック金沢3階「FIVE − Grill&Lounge」にて、「5月・6月生まれの会」が参加者10 名で開催されました。立夏を過ぎ、レストランから見える中庭は夕方7時くらいまで明るく、素晴らしい景色を眺めながら、またコロナが5類に移行したこともあり、従前のようなアクリル板の衝立もなく気兼ねせず会話ができる環境で、季節の食材をふんだんに使ったおいしい料理とお酒で大いに盛り上がりました。会員各人の業界の商習慣の話を聞きながら、自分たちの常識との違いに大いに驚いたり、髙田会員や水上会員からゴルフに取り組む上での気持ちの持ち方や腕前を上げるためには色々な犠牲が必要だとご指導を受けたりと大いに盛り上がりました。最後は、会場の手配をしてくださった立山会員の締めのご挨拶で終了しました。終始和やかな雰囲気で全員大満足の会となり、来年も大いに盛り上がる開催を祈念しております。

(記 岩井 典宏)

雪の大谷をめざして

5月14 日 8時15 分バスで出発。立山の予報は曇り時々雨。はてさて雪の大谷は見れるのか、それとも霧の中か…

瀬戸会長のお話では前回は何も見えなかったらしい。池田会員の音声ガイド開始。立山は連峰で立山という山はない、総称である。立山は太刀のように尖っていた様から太刀→立て→立山になったのではないかという説あり。また日本三大霊山の一つで仏教に関連した地名が多い等、軽快なジョークが織り交ぜられた小気味よいガイドを聞きつつ、高速から見える立山連峰を眺め皆の期待を乗せてバスは進んでゆく。山が近くに見える。天気の良くないサインらしい。

立山アルペン村で小休憩。恐妻家?の会員数名がまだ目的地に到達もしていないのに高級ます寿司を購入。ご苦労お察しします(あ、私も買いましたけど)。

アルペンルートに到達。ブナやスギの樹林帯を抜け、森林限界を越えると笹やハイマツの低木地帯に入る。天狗平を越えると積雪は2−3m、徐々にバスの背丈を越えてくる。雪面にはスキーヤー等の軌跡が残る。

11 時すぎ、室堂到着。小雪舞う中いよいよ雪の大谷へ。道は観光客でごった返しておりアジア人が多い印象。最高11m の壮大な雪の壁を堪能する。それにしても寒い!体感温度は一ケタ。早々にバスへ引き返す。

待ってました昼食のお時間!弥陀ヶ原ホテルで氷見牛はじめ県内の山海の幸に舌鼓をうち、酒を飲みかわしながら過去の山の会の思い出話やロータリーの話に花が咲く。

結果天候に恵まれ無事雪の大谷を拝むことができました。会員の皆さん、本格的登山は多分ありません!この会は絶対に楽しいのでぜひ気軽に参加してください!

(記 岡  宏)

京都職場見学

5月17 日の例会後、一路京都へ向かって19名でニューグランド前を出発しました。途中2回の休憩をはさみ若干の事故渋滞で遅くなりましたが、無事18 時過ぎに今急成長のホテルチェーン野乃につき、19 時より老舗フレンチレストランChez moir で輪島出身の中島ご夫妻の温かい歓迎フランス料理を美味しく味わいました。

その後2次会は京都ならではの舞妓さん(15 〜19 才)と、芸妓さん(20 才以上)を交え、宮川町の駒屋で遅くまで愉快に痛飲しました。

翌日は2005 年完成の京都迎賓館を見学させていただきました。赤坂離宮とここの2軒しかない由緒ある日本の迎賓館です。京都御苑に位置し約300 億円をかけて作られた建物は、日本の匠の粋を集めたこれでもかといった和の最高峰を集めて作られており、外側は入母屋屋根と数寄屋造りの外観で、品格のある純和風の佇まいを作り出していました。まずは地下室にて金属探知機の検査を受け、藤の間(歓迎セレモニー会場など)桐の間(56 畳の堀りごたつ風の和の晩餐室、テーブルは10 億ぐらいしそうな漆塗りの1枚板風テーブル)聚楽の間(ゲストや随員の控室)夕映えの間(日本画家・箱崎睦昌氏の下絵で左右に今日の夕日で川島織物の綴織で壁画を構成した会議や歓迎行事の場)の延べ16000m2 の巨大な建物を見学しました。数寄屋大工、截金、西陣織、蒔絵、漆塗など、数多くの京都の伝統技能がそこかしこに採用され、その分は金額にはとても表示できません。昼食は定番の鞍馬貴船の川床料理をひろ文でいただき、川島織物に向かいました。

(株)川島織物セルコン(旧社名川島織物は創業1843 年の劇場の緞帳の日本一の会社です。京都の会社ですが、石川の繊維商社と同じく初代は富山の城端の出身です。カーテン・カーペットのサンゲツにおされ売り上げは低迷してましたが、現在会長の山口氏によって近年再興してきております。)は特殊絨毯や織物で独自の分野で頑張っております。まずは、巨大な緞帳の制作現場を見学し、螺鈿袋帯や特殊ジャガードの製織機械、染色(チーズ染色、綛染)精錬、部分整形、検査、織を見学しました。どっぷりと日本の重厚なインテリア織物製作工程を見させていただきました。

その後、川島織物文化館を見学。明治・大正・昭和のインテリアと緞通の歴史を見学し、皇室との過去の深いお付き合い(初の宮内庁御用達)の歴史をじっくり堪能しました。作品群の中に、金沢市松ヶ枝町にあった岸商事の初代社長・岸加八郎さんの注文の下絵があったのでびっくりしました。きっと今の自宅である彦三の紋にその絨毯があると思います。その後帰路に向かい、20 時に無事金沢に帰って参りました。全てに内容濃厚な京都職場見学でした。

(記 山田 哲郎)