会報(PDF形式)はこちら

キルギスタンの着物
加賀友禅
毎田染画工芸
毎田 仁嗣

最近は欠席が多く皆様にお目にかかれないなか、寄稿の機会をいただきありがとうございます。趣味のカメラを持って気になるものを撮り貯め、その延長線上に私の作品制作があります。思い出深い制作を一つご紹介いたします。キルギスという国をご存知でしょうか?ウズベキスタンとカザフスタン、トルクメニスタンに囲まれた旧ソ連領の小さな国といえば、何となくお分かりいただけるでしょうか。2020東京オリンピックに際し、世界213の国と地域をテーマに着物制作をするプロジェクトが立ち上がりました。全国200人の作家・職人が一人一カ国を担当し、その国の特色を取り入れた着物を作り上げます。「自分が感動したものをモチーフにする!」を制作のモットーする私は、担当するキルギス共和国の場所も不確かなまま、治安の心配もよそに現地へ向かうことにしました。そこは6000m級の山々に囲まれ、琵琶湖の9倍で冬も凍らない神秘的で雄大なイシククル湖が広がり、元々は遊牧民が暮らす山岳国でした。馬に乗って湖畔へ遊びに来ていた家族に話しかけると、私も馬に乗せてもらいウォッカと羊の肉をご馳走してもらう。「日本人とキルギス人は元々同じで、魚好きが日本に行き、肉好きがキルギスに残った」そんな逸話があるほど親日で、顔も日本人と似ています。現地で多くの交流があり、ほとんどの方が「着物」を知っていて、「キルギスの着物」の制作を楽しみしてくれ、英雄、伝統文様、色、植物等、様々なアドバイスと応援をもらいました。213の国の着物が完成し沢山の反応があり、想像以上のポテンシャルを着物が持つことを感じました。これをきっかけに海外での友禅へのレスポンスが気になりだし、昨年はパリ、エジンバラ、ロンドン、シェフィールドにて、本年もパリにて友禅のデモンストレーションを行っております。これからも友禅のあらたな可能性を追い求めていきます。

次年度第2回理事会議事録抄

■日時:令和5年4月19 日(水)11:30 〜
■場所:金沢ニューグランドホテル4F『相生』
■会長挨拶
■議案
1.2023-2024 年度 RI および地区に関して
2.2023-2024 年度クラブ運営に関して

新会員懇談会

令和5年4月12 日(水)午後6時から「大友楼」にて、中川会長、木谷幹事、吉田クラブ奉仕委員長、本田会員増強委員長、事務局をお迎えし、令和4年7月以降入会の会員8名、総勢13 名で新会員懇談会が開催されました。

いつもの和やかでウイットに富んだ中川会長のあいさつに始まり、新会員のそれぞれのロータリーに対する熱い思いや失敗談などを交えた自己紹介があり、老舗料亭の料理を味わいながらの盛り上がった会になりました。

また、中川会長から、雑誌「FINEBOYS plus時計」の1ページ目に掲載され、アメリカでは即日完売となったレトロで貴重な「TIMEX 復刻版」腕時計の差し入れがあり、どきどき度満載の大あみだくじ大会が開催され、みごと本田会員増強委員長がゲットされました。

私は今年の1月にはじめてロータリーに入会しましたが、入会年月の同じ興津会員(実は出戻りでベテラン会員)から、同期、同期といつも声をかけていただき心強く思っていたのですが、この懇談会でまた同期として声をかけやすくなった仲間が増え、今後のロータリー活動が楽しみになる充実した時間が過ごせました。

最後には東京への出張を新幹線最終便にして会の出席を優先していただいた吉田クラブ奉仕委員長の締めで盛況に宴を閉じました。

(記 吉田 道夫)

4月生まれ月の会

2023 年4月21 日(金)、ホテル日航金沢の桃李にて、「4月生まれの会」が開催されました。参加者全員が、「近況の報告」と「誕生日に決断したこと考えたこと」を紹介。中には、「RLI 地区委員として頑張る」「次年度会長職をきっちり行う」「向上心を持って全員野球」「8億円宝くじあたったら」「社員が喜んでくれる会社を作る」「人生大切に生きていこう」「今年度開催のシニアのルービックキューブ大会に出場する」といった話題が飛び交い、盛り上がりました。出席された方々は、楽しい時間を過ごし、さらなる交流を深めることができたようです。

来年も「4月生まれの会」を開催し、更なる盛り上がりを目指したいと思います!

(記 松崎 秀規)

例会委員会懇親会、和やかに開催

例会委員会の懇親会が4月19 日夜、尾張町のイタリアレストラン「コルサロ」で開催されました。

例会委員会は昼の例会での卓話者を選定しており、始めに中川会長が「毎回立派な卓話者の話を楽しんでおります」とあいさつ。委員長の私(伊藤)から6月までの卓話者がすべて決まったことを報告し、委員会メンバーの協力に感謝の言葉を述べました。続いて吉田クラブ奉仕委員長の発声で乾杯し食事に移りました。

会場は、土塀に囲まれた庭の緑が見える雰囲気のあるお店。前菜から始まりパスタ、肉料理と続くコースを、ワインやイタリアンビールと共に味わい、和やかに歓談しました。

余興として中川会長提供のあみだくじがあり、木谷幹事が当選者を発表、大島委員が高級(?)腕時計を獲得し、大いに盛り上がりました。最後に村本パスト会長の一本締めで会を締めくくりました。

卓話者が決定したとはいえ、今期の例会は5、6月とまだ二月あります。会員のみなさんに卓話を楽しんでいただけるよう最後まで頑張ります。

(記 伊藤 嘉英)

次年度 第1回クラブ協議会開催

4月19 日(水)通常例会終了後、金沢ニューグランドホテル5階「銀扇」にて次年度第1回クラブ協議会が行われました。

2023-2024 年度金沢ロータリークラブ松崎充意会長より次年度のクラブ方針が発表されました。基本方針は「混沌の時代。今こそロータリー活動を推進し、絆を深めよう」です。また次年度RI マッキナリー会長テーマ「世界に希望を生み出そう」〜CREATE HOPE in the WORLD 〜も紹介されました。活動内容の中で2025 年に開催される金沢RC90 周年記念式典・懇親会の開催日が令和7年4月19 日(土)と発表されました。周年に向けてクラブ全体が盛り上がることを含めRC 活動が素晴らしいものになるためにはしっかりとした準備が必要と感じました。次年度の活動がとても楽しみになりました。

(記 池辺 奏)