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2001 年9月上旬の出来事
㈱アイビックス北陸 代表役締役社長
吉田 保裕

当時日本電気株式会社の金融機関をお客様とする企画・営業の事業部に勤務していました。主にアメリカのソフトウェア会社とアライアンスを組んで、日本の金融機関へシステムを提供することを行っていました。学生時代に留学していたこともあり、一度ニューヨークにある当事業部の営業所で2001年9月上旬から3か月間の勉強期間を頂きました。

その営業所はニューヨーク証券取引所から歩いて3分程度のオフィスビル街にあり、ワールドトレードセンターからも歩いて10分
程度の場所でした。

せっかくニューヨークに来たということで、営業所での上司に飲みに誘われ、遅くまで遊んでいたところ、明日はフレックスタイム
を使ってゆっくり出社すれば良いよ、とのことで、事務所から地下鉄で1時間ほど北にある賃貸アパートへ戻りました。

翌朝、電話が鳴り、慌てて出たら朝の9時ぐらい。もちろんフレックスタイムでも遅刻する時間帯。家族からの電話で「起こしてくれてありがとう。会社行くわ」と伝えたら、「そうじゃなくて、大丈夫なの?テレビでも点けてみたら?」とテレビを点けたら、ワールドトレードセンターの一棟が無くなっている…とりあえず今のところの無事を伝え、一旦電話を切り、上司に電話したら繋がらず。外に出たらいつもと変わらない風景。お店もやっているし、人も歩いている。ただ、地下鉄は止まっていました。上司と話ができたのはその日の夜。ひとまず自宅待機ということで。

中心街までは地下鉄が2,3日で復旧し、衣食住に困ることはありませんでした。オフィスビルに近づけたのは1週間後。道路という道路は真っ白で、ニューヨーク証券取引所の周辺には銃を持った軍隊が警戒をしていました。

ある程度平穏な日常が戻ってきたと思ったら、帰国命令。とても短い勉強期間でした。

その二年後、9.11以来のニューヨーク出張。ニューヨークに到着後、ホテルへ一旦チェックインしたら、電気が止まっていることに気づき…2003年8月14日のニューヨーク大停電に遭遇しました。

山と自然を愛する同好会 新年会開催

2月8日、今年最初の「山と自然を愛する同好会」が開催されました。

ひがし茶屋街入口にできた「浅の川園遊会館」に集合し、蚊谷さんと上原館長に館内をご案内頂きました。1987 年から始まった浅野川園遊会の数々の歴史の説明を受けながら、園遊会初期の懐かしく、若々しい映像に歓声が沸きました。本館2階にはお座敷舞台があり、ミニシアターを鑑賞。芸妓さんが快適に過ごせる控室にも拘りがあり、蚊谷さんの深い愛情が感じられました。

その後、「なべ太郎」において瀬戸会長の挨拶、中野前会長の乾杯で和やかに新年会が開催されました。司会(世話役?)の池田さんの趣向を凝らしたゲームもあり、和気あいあいと楽しい時間を満喫しました。

5月の連休明けには、立山黒部アルペンルートを通り、「雪の大谷」を計画したい、と嬉しい発表もありました!今から楽しみです!

(記 興津 俊昭)

受入交換学生 ジョージャさん歓迎会

2月14 日(火)に塩谷会員のお店であります『ディスティーノ・ブルックリン・ニューヨーク』にて交換留学生であるジョージャさんの歓迎会が盛大に開催されましたので報告します。当日は、中川会長・木谷幹事を始め、ホストファミリーとなる中村雅人会員ご夫妻、織田会員ご家族、松本直人会員ご夫妻、そして私の家族、カウンセラーとなる山岸会員さらに北陸学院高校から2名の先生方、国際青少年交換委員会の柴田委員長、新田副委員長と大勢のメンバーで和やかな雰囲気でスタートしました。

ジョージャは最初とても緊張していて、美味しい料理や飲み物に何も口に出来ない状況でしたが、徐々に慣れていくと同時にスマホ通訳を駆使しながら英語&かたことの日本語で和気あいあいと皆と打ち解けていきました。とても明るくおしゃべり大好きな子です。

受入ホストファミリーで鍵を握るのは当然のことですが、いつも家にいない旦那ではなく奥様です。そして引継ぎ含め家族間での情報交換が必要になってきます。当日も4家族の奥様方で一致結束の元、ライングループで繋がりました。

私の二女も現在アメリカにて大変可愛がられながら楽しく生活させてもらっています。しかしジョージャのように最初はとても緊張していたんだなと思うとジョージャを見ながら涙が出そうになりました。初めての留学生受入となりますが、ジョージャにも自分の娘のように大切に預かりたいと強く思ったすばらしい歓迎会でした。

(記 水上 慎太郎)

「2月生まれの会」開催

2月15 日(水)に、「2月生まれの会」を見城亭にて開催致しました。『雪は午前中まで』という天気予報は外れ深々と降る雪の中、参加者11名は足元に注意しながら桂坂を上り見城亭に到着。見事に雪化粧した石川門、石垣を背景に、美味しい料理とお酒を堪能しながら親睦を深めました。最高の『雪見酒』となり、いつもに増して日本酒が進んだ筆者であります。

ロータリーの創立(1905 年2月23 日)も2月ということもあり、職業倫理を重んじるメンバー間で志高い(?)様々な話題で、大変盛り上がりました。

多くのメンバーが参加できる日を調整頂いた幹事役の藤原さん、また定休日にも拘らずお店を開け、行き届いたサービスをご提供頂いた馬場社長をはじめとする見城亭スタッフの皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。今から来年度の開催が楽しみです。

(記 隅本 育成)

オレーナ・ミロツカさん挨拶

当クラブは、ウクライナから石川県に避難してきたオレーナ・ミロツカさんに対し、藤沢年度、中川年度に亘って生活費支援をおこなうことを決め、2月15 日の例会で会長からオレーナさんに3 か月分の生活支援金が手渡されました。以下はご挨拶の内容です。

皆さんの前に出るたびに、私はこう言えることを夢見ています「戦争は終わり、ウクライナに平和が訪れた」と。

残念ながら、今日は良い知らせがありません。戦争は続き、ウクライナでは毎日人々が亡くなっています。そして、私たちウクライナ人は、この恐怖がいつ終わるのかを待ち望んでいるのです。

しかし、私の人生は日出ずる国、日本で続いているのです。日を追う毎に私はこの素晴らしい国がますます好きになっていきます。ウクライナの戦争は、過去と未来との戦争です。日本には未来があります。民主主義、人と人とのつながり、科学の発展や教育などです。

日本の皆様、ご支援と温かい歓迎をありがとうございます。ウクライナに協力してくれる皆さん、ありがとうございます。戦争が終わり、ウクライナが勝利することを信じていますし、願っています。結局のところ、未来は常に過去に勝つのです。

ご支援ありがとうございます。

第8回理事会 議事録抄

■日時:令和5年2月15 日(水)13:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル4F『相生』
■会長挨拶
■議案
1.金沢8RC 幹事会報告の件
2.2022-23 年度 金沢RC 上半期収支決算の件
3.オレーナ・ミロツカさん 生活支援金の件
4.今後の例会について
5.報告事項
6.その他