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交換留学が再開されます
2022-2023年度
国際青少年交換委員長
柴田 剛介

国際青少年交換委員長を拝命しました柴田剛介です。一年間何卒よろしくお願いいたします。

2020年3月11日、世界保健機関(WHO)はCOVID-19 によるパンデミックを宣言しました。以来、パンデミックは、各国の社会生活や教育活動に甚大な影響を及ぼしておりますが、ロータリーの青少年交換留学事業もその例外ではありませんでした。世界各国で留学生の数も大きく減少し、学生の国境を超える事業に大きな影響を受けました。昨今では、オンライン留学が普及しつつありますが、留学の魅力を満たすことにも限りがあり、文化交流を軸とした互いの価値観を認めあう、そんな相互理解の精神を醸成する機会をいち早く再開できることが待ち望まれていたと感じております。

その中、いよいよ本年度より二年ぶりに青少年交換留学事業が本格的に再開されることになりました。まずは、8月に開催された納涼例会にも参加いただいた水上慧美さんが、留学生としてアメリカ合衆国カリフォルニア州南部にあるサンルイスオビスポ(1978地区)に、この夏より渡米しております。年間を通じて気候が温暖で素晴らしい街だと聞いております。是非、留学を経て大きな実りのある一年にして頂ければ幸いです。また、年明けより受入を予定しているオーストラリアからの留学生の選考も終わり、留学先の高等学校の皆さま、ホストファミリーの皆様、カウンセラーのご協力を得ながら準備を進めております。委員会といたしましても、受入留学生が無事来日出来るように支援をして参ります。

交換留学生プログラムは、RI直轄の素晴らしい事業であり、2610地区内ではスタート当初から金沢RCが中心となって多くの留学生の派遣・受入をして参りました。改めて国際事業の素晴らしさを多くの皆さまに感じて頂けるような一年にして参ります。

第5回理事会 議事録抄

■日時:令和4年11 月16 日(水)13:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル4F『相生』
■会長挨拶
■議案
1.新会員入会報告
2.次年度地区出向者承認の件
3.次年度地区出向者推薦の件
4.オレーナ・ミロツカさん 生活支援金の件
5.今後の例会について
6.報告事項
7.その他

派遣交換学生月例報告 10月分

交換学生氏名 水上 慧美
(アメリカ)D. San Luis Obispo Tolosa RC
○健康状態

1度風邪を引いてしまい2日間学校を休んでしまいました。それ以外は問題ありません。

○学校の状況

コンピューターのクラスは変わらず難しいけどやっと学校生活全体がなれてきた感じです。今はできる限りのことを頑張っています。また日本から女の子が親の仕事の関係で引っ越してきました。その子とはいくつか同じ授業があるので仲良くなれました。英語のレベルが同じくらいなので負けないように頑張ろうとモチベーションができたので良かったです。

○ホストファミリーとの関係

変わらず優しく接してくれています。ホストシスターが大学に戻ってしまったのでホストペアレンツと3人だけど、その分ホストペアレンツと話す時間が増えてより仲良くなれた気がします。

○ホストロータリークラブとの関係

初めてロータリーの例会にカウンセラーとホストマザーと出席しました。自己紹介などとても緊張しましたが、日本のロータリーのオリエンテーションでたくさん練習していたので上手くすることができたし、ロータリーの方々が温かく迎え入れてくれたので嬉しかったです。また10 月14 日~10 月16 日にロータリーのオリエンテーションに参加しました。前回とメンバーはほとんど一緒でした。Hunington Beach でサーフィンをしました。初めての経験で少し怖かったけど、想像以上に楽しかったので機会があればまたしたいな、と思いました。前よりも他の留学生とコミュニケーションをとれたし、前回のオリエンテーションは少し辛いと感じたこともあったけど、今回は楽しめたので良かったです。このオリエンテーションに行くと他の留学生の英語のスキルを見て自分も頑張ろうと思えます。

○その他近況等の報告

カウンセラーの方のお家に夜ご飯を食べに行きました。そのときにカウンセラーの方のアメリカと日本のハーフの義理の妹に会いました。日本語はほとんど喋れないけど、私の英語の上達を手伝ってくれるそうでとても仲良くしてくれています。

血液検査を健康の羅針盤に

今年も例年通り、石川県予防医学協会様による血液検査が11 月9日・16 日に実施され、中川会長以下会員と関係者43 名が参加しました。採血については、若いころは特に何も考えず受診していましたが、近年では受診結果が出来の悪い答案用紙と重なって見えるのは私だけでしょうか。この為一夜漬けのように検査前日を休肝日にしたりとあまり意味のない対策を講じています。コロナ禍の折、手洗い・マスク着用といった感染症対策が一般的となり新型コロナ以外の感染症罹患が従来より大きく減少したと報じられております。感染症対策だけでなく食生活・適度な運動等生活習慣にも気を配り、本血液検査が皆様の健康の羅針盤となる事を祈念しております。最後になりましたが、毎年このような場を提供頂いております、石川県予防医学協会 松崎理事長と協会スタッフの皆様に感謝申し上げます。

(記 山浦 伯之)