委員長挨拶
2022－2023年度
IA・RA委員長
吉田 保裕
今年度インターアクト・ローターアクト委員会の委員長を拝命しました吉田保裕と申します。当委員会は、昨年同様、遊学館高等学校のインターアクトクラブおよび金沢ローターアクトクラブの支援を通して青少年奉仕を行ってまいります。
インターアクトクラブは、12歳から18歳の中・高校生が、世界に友だちを広げながらボランティア精神と国際感覚を身につける場です。地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員（通称「インターアクター」）との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っています。当委員会としては、遊学館高等学校のインターアクトクラブが、友だちと一緒に楽しみながらロータリーの「超我の奉仕」を学び、行動力を身につけて頂くことで、青少年奉仕を行なってまいります。
また、ローターアクトクラブは、若いグローバルリーダーのネットワークとして18歳以上の人びとが集まって、地域社会のリーダーと意見交換し、リーダーシップと専門的なスキルを育みながら、楽しく奉仕活動を行います。ローターアクト会員は、クラブの組織、運営、資金管理、活動や奉仕プロジェクトの計画・実施を自ら決定することができます。スポンサーとなる私たち金沢ロータリークラブは奉仕のパートナーとして金沢ローターアクトクラブをサポートしていきます。
今年度は、日本全国のローターアクトクラブが一堂に会する第35回全国ローターアクト研修会が2023年３月25日、26日と金沢の地で開催されます。現在、近藤実行委員長を中心に準備が進んでおりますので、皆様の暖かいサポートをお願い申し上げます。
引き続き皆様のご指導、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
『2022-2023 地区大会に参加して』
10 月22 日（土）、23 日（日）富山国際会議場・ANA クラウンプラザホテル富山にて国際ロータリー第2610 地区 地区大会が開催され富山・石川各地区から多くのロータリアンが参加しました。各委員会を中心とした活動報告等が行われ発表者として金沢RC メンバーも数多く登壇しました。
記念講演では参議院議員 橋本聖子氏による「オリンピック・パラリンピック東京大会の成果と課題」というもので、東京五輪の感染症対策についての事や、その際の裏話に会場を大いに盛り上げました。
大会の鍵伝承では次回地区大会は来年10 月21 日（土）22 日（日）と金沢開催であること、またホストクラブは野々市RC が執り行われることが発表されました。３年ぶりに開かれた大懇親会では橋本議員も参加され多くの会員が交流を深める機会が持てました。地区大会メッセージ「ロータリーと共に」のとおり共に多くのことが知ることができる地区大会となりました。
（記 池辺 奏）
茶道同好会－晩秋茶会－のご報告
令和４年10 月28 日（金）に茶道同好会でお茶会を開催しました。場所は金沢市下近江町の平澤会員宅のお茶室です。コロナ禍の影響で、昨年度は自服でのお茶会などでしたが、久しぶりに全員で畳に座ってのお茶会を楽しむことができました。
「宮崎寒雉」さんの風炉・釜・茶杓や「吉はし」さんのお菓子など、金沢らしさと共に晩秋の侘感が其処此処に。たくさん語れそうなセンスと工夫を感じるお道具の取り合わせ。
床のお話などをお伺いしながらまず一服。前に置かれた楽茶碗は「もっと眺めてたい」「手にしてたい」そして「これを前に、あぁだこうだと言いながらお酒飲んだら楽しいだろうな」と想像が膨らむステキな佇まい。そして、ついついお隣の方のお茶碗にまで目が行っちゃいます。「持ったらどんな感じですか？」「裏返して見せてもらえませんか。」は心の中だけにしておきました。
亭主の平澤会員と岡同好会長とのやり取りで和んだ雰囲気でもう一服所望。足のしびれは別の茶碗を手にできる喜びで麻痺します。最後には「魚住為楽」さんの銅鑼を聴かせていただき、あっという間にお時間が。
その後は金沢市尾山町の「大友楼」さんに移動しての懇親会で、茶懐石風のお食事に舌鼓。松茸を使った豪華なお料理を沢山いただき大満足のお茶会でした。
（記 新田 一也）
オレーナ・ミロツカさんご挨拶
当クラブは、ウクライナから石川県に避難してきたオレーナ・ミロツカさんに対し、藤沢年度、中川年度に亘って生活費支援をおこなうことを決め、11 月9 日の例会で会長からオレーナさんに3 か月分の生活支援金が手渡されました。以下はご挨拶の内容です。
皆さん、こんにちは。ロータリークラブの皆様には大変お世話になっていること感謝します。
日本での新生活も7 ヶ月目に入りました。この間、私の状態は波のように変化しました。絶対的な絶望と無力感から、自分が生きていて、ケアと愛に包まれているという無限の幸福を実感するようになりました。日本政府、ロータリークラブの皆さん、そして地元の皆さん、このようなサポートをありがとうございます。
私は日を追うごとに日本がますます好きになっています。しかし、今日ここにお集まりの皆様に、ウクライナでの戦争が続いていることを思い出していただきたいのです。そして、ロシアのミサイル攻撃により、民間人が毎日亡くなっているのです。ウクライナは今、自国の領土だけでなく、全世界の民主的価値観を守っているのですから、ウクライナとウクライナ人は、民主主義世界全体の支援を必要としているのです。
ありがとうございました。