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ご挨拶
2022-2023年度会長
中川 幸雄

2022-2023年度、金沢ロータリークラブの会長を務めさせていただくことになり、身が引き締まる思いを致しております。

思い返すと、入会から20数年が経っており、その間多くの諸先輩方、同僚、後輩の皆様に支えられ、楽しいロータリーライフを送ってまいりました。もちろんその間にSAA、幹事、クラブ奉仕委員長といった重責の役も務めてきました。

もとより浅学菲才の身でありますので、理事・役員の皆様、正副委員長の皆様、会員の皆様、事務局の方々のご支援とご協力を賜りながら、この重責を果たしていきたいと思いますので、この一年間よろしくお願い申し上げます。

さて、今年度のジェニファー・ジョーンズRI会長は、「イマジンロータリー」をテーマに掲げられました。

イマジン?って言葉に元ビートルズのジョンレノンの歌を思い浮かべる人も多数かと。歌詞の中に「想像して、すべての人々が世界を分かち合ってると」ってあります。じ~んと心に染みてきます。これこそがロータリーが目指す究極の目標かと思いました。

また、2610地区黒川伸一ガバナーは、活動基本方針に「ロータリーと共に」を提唱されています。

ここ数年間、第二次世界大戦後、世界が経験したことがない未曾有の大災害、コロナウイルス騒動の渦中にありました。が、もうそろそろwithコロナ、afterコロナを見据えた社会情勢になりつつあると思います。

そこで、私のキーワードは、「原点に戻って、楽しいロータリー活動!」にしました。もう一度、コロナ騒動以前の楽しいロータリーを復活させたい気持ちです。

2610地区で、金沢ロータリークラブがいかに恵まれた存在であるかということ、それに、2610地区の中で、常に期待されている存在であるということを意識しながら…。

村本、新家、藤澤会長達のコロナウイルス制限化の満足にしようとも、出来なかった無念の気持ちを持ちながら、今年一年会員の皆様と共に「原点に戻って、楽しいロータリー活動!」を過ごしてまいりたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願いします。

ご 挨 拶
2022-2023年度会長エレクト
松崎 充意

今年度、中川幸雄会長の下、会長エレクトを拝命いたしました。

次年度のことを考えると重圧で身が引き締まる思いですが、この1年は中川会長を支え、そして運営を勉強させていただきながら、1年後に向け、しっかりと準備をしていきたいと考えています。

さて、中川年度の活動方針は「原点に戻って、楽しいロータリー活動!」です。当クラブの活動もコロナ禍により様々な制限を強いられてきましたが、村本年度、新家年度、藤澤年度を経て、ウイルスの弱毒化、そしてワクチン接種や医療体制の強化などもあり、少しずつ以前のような活動が可能となってきました。もちろんまだwithコロナの状態でありますので、引き続き感染に注意しながら、皆で中川年度のロータリー活動を盛り上げ、皆で楽しみ、その成果として色々な形で社会の前進に寄与できればと考えています。

今年の12月の総会を経て、他の役員予定者の皆さまと共に次年度の準備を本格的に開始することとなります。エレクトの1年は早いよ!と大先輩方からご教示をいただいておりますので、1日1日を大切にしながら、塩谷副幹事とともに次年度の活動イメージを膨らませていきたいと考えています。

皆さま方のご指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願い申し上げます。

ご挨拶
2022-2023年度副会長
米井 裕一

本年度副会長を拝命しました米井です。長く在籍している割にはロータリーの真髄なるものを自分は理解しているのだろうか?と甚だ不安に感じている次第でもあり、なんとか皆さんに追い付いて組織に貢献できるよう、研鑽を積む1年でもあるのかなと思っております。

さて、現在の社会情勢は混沌としており、先行きを見通すことが困難な状況と言えます。しかし、困難な時代というものを常に私たちは経験してきました。東日本大震災に関する記事で今でも忘れられない一節があります。瓦礫の中で立ち尽くす男性が呟いた一言ということで書かれていました。「このままでは終われねぇ」だったと思います。その人の目には何が映っていたのかなと想像するに、瓦礫の向こう側に未来を見ていたのではないかと勝手に想像しています。

次世代を担う若者たちに残すべき資産の中で、最も大切なのは「考え方」であると私は思います。まさにロータリーが提唱するところですが、普遍的な言葉こそ伝えることは難しく、私たち大人の姿勢こそが伝えるためのツールになるのではないでしょうか。

この機会に一人のロータリアンとして考えていきたいと思っています。どうぞ一年間よろしくお願い致します。

藤澤会長年度最後のクラブ協議会

令和4年6月22 日(水)藤澤会長年度最後のクラブ協議会が、総勢43 名参加を得て金城楼にて盛大に開催されました。

森幹事の司会のもと開会、会に先立ち吉田剛会員から退会のご挨拶、そして藤澤会長から1年間のクラブ運営を振り返っての様々な思い出話やコロナ禍の中での運営のご苦労話等もいただき、クラブ協議会各位の運営協力に対して感謝と御礼のご挨拶をいただきました。新家直前会長からは1 年間の会の運営に対する労いの言葉をいただき、乾杯の発声で宴はスタートしました。そののち、芸妓の舞が宴に華を添え、会も和やかに運び、お互いに1 年間を振り返りながら楽しく過ごすことが出来、あっという間のひとときでした。

最後に中川次年度会長からは閉会のご挨拶で、次年度にかける思いをお話しいただき、会はお開きとなりました。皆様1年間お疲れさまでした。

(記 宇都宮元樹)

『児童養護施設 享誠塾 校舎移転準備』に伴う寄付贈呈式

金沢ロータリークラブ定款 第6条 社会奉仕とは、人々の生活の質を高めるための取組みとされ、細則第9条に、地域社会委員会任務として、
(ⅰ) 人間尊重:援助を必要とする人々に力を貸し、支援することによって、すべての人が生涯にわたり幸福に暮らせる。
(ⅱ) 地域発展:略
(ⅲ) 環境保全:略 とある。
平和町の児童養護施設 享誠塾には、災害や事故、親の離婚や病、家庭の脆弱化による虐待等、不遇な環境や情緒的な課題で、親と一緒に暮らせない3歳から大学生までの26 人が生活しています。

生活環境を家庭の雰囲気に近づける施設の小規模化の一環で、現在の建物を解体。その後2024 年度をめどに住居用の四棟を完成させる建て替え工事を本年度より着手する為、新家前会長年度の長坂分園新設に伴う支援に引き続き、金沢RC として、工事費の一部を支援することが決まりました。

令和4年6月15 日(水)例会場にて藤澤会長より北川塾長に目録を贈呈致しました。

北川塾長より「大変ありがたい。子どもたちが安心して帰って来られるような建物にしたい。」とのご挨拶がありました。

(記 浜上 洋之)