退任のご挨拶
2020-2021年度会長
新家 久司

金沢ロータリークラブの皆様、一年間大変お世話になりました、ありがとうございました。

6月23日の例会を持ちまして会長を退任させて頂きます。この一年は、昨年2月から続くコロナ禍の中でスタートしました。テーマとして掲げた「楽しいロータリーを共有しよう!」は自己採点で80点であります。コロナ禍のなかでの例会開催の可否、構成、さらには各種事業の是非等々、悩みそして判断を間違えたこともありましたが、良い経験をさせて頂いたと感謝をしております。中村幹事、SAA、理事役員の皆様、そして委員長を始めとしてメンバーの方々に助けて頂きました。改めて感謝申し上げます。

この一年、金沢ロータリークラブの会長として相応しい人格に近づきたい、と少しばかり勉強をしました。その努力は自分自身の経済人としての財産になったような気がしています。さらに自分自身の未熟な点も確認できました。まだまだロータリーについて、社会について、経営について勉強しなければならないと感じています。

この一年でやり残したこともあります。「生まれ月の会」は2月生まれの方以降の会が開催できませんでした。6月の「ご苦労様会」も感染拡大で中止としました。やり残した事柄については、次年度に引き継いで頂きたいと強く願っています。

最後に、コロナ禍はまだまだ続きそうです。皆様くれぐれもご自愛の程お願いいたします。

 

次年度第2回理事会 議事録抄

■日時:令和3年5月12 日(水)11:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル4F『相生』
■会長挨拶
■議案
1.2021 - 2022 年度
RI および地区に関して
(1)RI について
(2)地区について
2.2021 - 2022 年度クラブ運営に関して
(1)金沢RC 基本方針
(2)委員会について
(3)会員増強について
(4)年間行事予定について
(5)会費について
3.その他

 

ありがとうございました
2020-2021年度幹事
中村 雅人

2019年の年の瀬が少し先に見えてきた頃から次年度幹事として少しずつ時間をとられるようになって来たのが想い出されます。国内はラグビーワールドカップで熱狂につつまれている頃でした。それまでは与えられたことをやるだけで、クラブのことを真面目に考えることが少ない会員でした。自分以外の方々のクラブライフを想い浮かべ、新家会長と共に活動を一所懸命に考える日が日常になりました。年が明けて2020年の春先頃には、世界中で新型コロナウイルスが猛威を奮い始め、TOKYO2020オリ・パラ大会も延期となり、新家年度が始まる頃には様々な自粛と直面することとなりました。新しい生活様式という何かしっくりと来ない日々に突入し、委員会の皆様にお願いし準備いただいたにも関わらず実行できない事業も出てくる年となってしまい、お心をくだいて下さった委員会の皆様にも申し訳ない気持ちで一杯です。

未曾有の災禍に直面し思い通りにならないことも沢山ありましたが、人類の底力や、人としての度量の深さ・人間力等にも触れる機会が多くありました。沢山のことを学ばせていただきました。実現できなかった活動もありましたが、不思議に悔いや不完全燃焼感はありません。皆様に支えられていることもしっかりと自覚できた想い出深い幹事年となりました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

「ナレッジシェアリング・コラム」
生命保険の裏の顔

生命保険というと死亡時に家族や会社を守るために保険金が出る商品だと一般的に理解されています。 詳しい人は節税対策にも利用できる商品だと理解しています。

法人の節税商品として使われたり、相続の時には非課税枠として(保険金500 万円×法定相続人の数は非課税)使われることもよくあります。(相続税対象となる人はこの非課税枠はしっかり押さえたいものです)

知っておきたい使い方として2つご紹介します。

一つ目は「お金に名前をつけて遺す方法」です。
亡くなるときにお金(現金預金)を遺すと法定相続人で分割されます。

しかしお金を生命保険という商品に変えて受取人を指定しておけば、亡くなった時には必ず受取人に届くのです。遺したい人にストレートに届けられます。あなたの思いがそのまま遺せることになります。 二つ目は「遠慮しなくてもよい退職金となる方法」です。

法人で生命保険を使って役員の退職金を積み立てる方法のことです。

何故それが遠慮しなくてよい退職金となるかというと、中小企業では日常的に資金繰りで重要な流動資産(現金・預金・売掛金)から目が離せません。そのことは現場で指揮を執ってきた役員ほど実感しています。

その役員が会社を退職する時にいかに会社に貢献してきたと言えども、会社の生き血とも言える流動資産から自分の退職金として現金を抜いて受取ることに躊躇してしまいます。辞退するケースもあります。

しかし役員自身の生命保険で積み立てておくことで流動資産から外れ、簿外資産となる部分もあり、自身が退職する時にその生命保険を解約して戻ってきたお金を受取ることへの抵抗は少なくなり遠慮しなくてもよい退職金となります。

(記 鳥越 介順)

 

思いを馳せ、勝手に楽しんでいます。
㈱玉家建設 代表取締役社長
神  和成

 皆様、こんにちは。おかげさまで、金沢RCに入会させていただき、もうすぐ5年になります。これまで色々な会に参加したり、副委員長として事業に携わらせて頂いたりと、有意義な時間を過ごさせていただいております。特に、思い悩んでしまう事が多い私としては、颯爽としたメンバーの皆さんに会ったり声をかけていただいたり、会話をすることで「なんて小さい事でクヨクヨしているのだろう…」と悩んでいることがバカらしくなるくらい元気をいただけることが、本当にありがたいと思っています。又、先日、水野一郎先生の金沢の街に対しての卓話の中で、「バームクーヘンの様な・モザイクの様な独自の魅力をもつ都市になったのは、各時代のターニングポイントで金沢の街に思いを持った行政や市民が現れ、その人たちの力によってつくられてきた!」とお聞きし、仕事柄、街並みや建築について少なからず思いを持つものとして、とても良い刺激を受けたりと、私なりに楽しいRCライフを過ごさせていただいております。

日頃、国内外問わずいろんな街並みに身を置き思いを馳せながら、それぞれの街の魅力に触れ、わが街の魅力を再発見したり、その街のいい所を取入れられないだろうか?と妄想しながら楽しんでいます。これからも機会があれば、どこかの町並みに身を置き、楽しみながらわが街に貢献できるよう励んでいこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに、先日、コロナ禍で外遊がはばかられる中、身近にありながら訪れることができていなかった丸岡城へ行くことが出来ました。北陸で現存する唯一の天守から、城主 柴田勝豊の気持ちになって見た城下の街並みの眺めは、なかなか乙でした。その後、城下へ降り食べた辛味大根が効いた越前蕎麦もなかなかのものでした。お薦めです。

 

インターアクトクラブ活動報告

遊学館高等学校IAC 髙村・澤田

 いつもお世話になっております。遊学館高校インターアクト部2年生の部長の高村です。私たちのIAC 活動報告をします。

新しく2名の部員が入部しました。昨年のコロナの影響で活動ができない中、今年は点字について活動していこうと思います。また、昨年できなかった24 時間テレビの募金活動、インターアクト年次大会への参加などもしていきたいです。

以上で活動報告を終わります。今後ともご支援宜しくお願い致します。

 

次年度クラブ協議会

 5月12 日金沢ニューグランドホテルにおいて、次年度クラブ協議会が開催されました。「密を避ける」ため、各委員会の副委員長の皆さんの参加はなく、通常より参加人数を絞った形での開催となりました。藤澤次年度会長から「新たな時代に向けたロータリー活動を」というクラブ方針が示された上で、『コロナで思うような活動ができない状況が続いているが、みんなで知恵を出し合い、運営して行きたい。新しい発想でやれることがないか考えていただきたい。1年間よろしくお願いします。』とのお言葉がありました。一日も早くコロナが収束し、いつも通りのロータリーライフが戻ってくることを心から願いたいと思います。

(記 吉田 克也)

 

退会のご挨拶
野上 兵一

 誠に申し訳ありませんが、6月30日で退会いたします。

昨年、8月27日にタイにきて以来、新型コロナ感染拡大で、帰国することができなくなりました。今年の年末に帰国の予定をしておりますが、それも新型コロナの感染状況でどうなるかわかりません。この先帰国できない状況でロータリーを続けるのは如何なものかと考え、退会することといたしました。

金沢ロータリーメンバー、事務局方々には、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

新型コロナの感染の終息もいつになるかわからない状況ですが、ご自愛なされ、仕事に、ロータリーに、活躍されんことを心より祈念しております。

コロナ感染が終息し、海外渡航が自由にできるようになり、タイに皆さんで来られることがありましたら、ぜひお声かけください。お待ちしております。そして、次にお会いすることを楽しみにしております。

バンコクにて

 

編集後記
2020-2021 年度クラブ広報委員長
吉田 克也

「果たして、会報誌を何回発行できるのか?」

これが、昨年の今頃の正直な心境でした。コロナ禍の真っただ中にスタートした新家年度において「例会が開催されなければ、配布する方法がない」「そもそも誌面を飾る事業やイベントが開催されるのか?」など、心配ばかりが募っていたことを思い出します。

そこで、表紙の上半分を写真が占めるデザインの変更を行うことで、トップ記事の内容に左右されにくい誌面とする工夫を実施いたしました。

幸いにも10 月末までは会長を始めとする役員のご挨拶、委員会紹介などで誌面を「埋める」ことができましたが、以降は綱渡りと言ってもよい状況が続きました。

そんな時に助けとなったのが「退会者挨拶」です。昨年3月~6月にかけて人事異動などの理由で退会されたにも関わらず、休会が続いた時期に当たったため例会での退会挨拶ができなかった会員から近況報告を兼ねて寄稿していただきました。

これは新家会長からのアドバイスを実行に移した訳ですが、正直なところ「本当に寄稿していただけるのか?」との不安があり、なかなか踏み切ることができませんでした。しかし、事務局の桜井さんから「退会者への連絡は任せてください。きっと、喜んで書いてもらえると思いますよ」と私の背中を押す言葉をいただき、踏み切ることができました。会報誌に掲載された内容で皆さまも感じられたように、多くの元会員の皆さんから「ノリノリ」で協力をいただくことができ、楽しい誌面にすることができました。思い切って「やって良かった」と感じた出来事です。

しかしながら、コロナの感染拡大状況による臨時休会で発行回数が減ってしまったため、せっかく締め切りに合わせて寄稿いただいても掲載時期が遅れた事例も少なからずありました。この場を借りてお詫び申し上げます。

最後になりますが、コロナ禍にも関わらず2448 号~ 2475 号まで全28 号を発行できたのも、寄稿いただいた新家会長をはじめとする会員の皆さま、クラブ広報委員会の皆さま、事務局の桜井さんのおかげです。心より感謝申し上げます。また、編集作業を担当したヨシダ印刷の関係者にも感謝の気持ちを忘れていないことを記し、編集後記とさせていただきます。