新家会長年度観桜会

 さくらさくらさくら 咲き初め咲き終わり
何もなかったかのような公園   俵万智

4月14 日、ホテル日航金沢にて、111 名が参加して観桜会が開催されました。今年は、開花が稀にみる早さだったこともあり、桜花を愛でながら会場入りするという訳には参りませんでしたが、兼六園の楊貴妃を始め、市内に点在する八重桜は十分に楽しめる時期の開催となりました。

軽やかに2つの笛が掛け合う「桜の宴」を皮切りに観桜会を開宴。利常公が植えた桜が残る寺町(旧・桜畠)で仕事をされている新家会長の発声を受け、季節限定の中村屋純米生原酒で乾杯。舞台には、「桜と並ぶ金沢の華」と会長が称えた、ひがし茶屋十五名による「加賀の春」、「金沢風雅」の華やかな世界が繰り広げられました。

時節柄、ソーシャルディスタンスを確保しつつ、前田総料理長が「春を楽しみ、地元を盛り上げてほしい」と腕を振るった北陸の山海の幸と美味しいお酒に舌鼓を打ちながら、会員同士の懇親を深めることができました。

あっという間に時は過ぎ、親睦委員会・山岸委員長から、今季、親睦委員会として最後の大仕事を、皆さん方のご協力でつつがなく執り行うことができたことに感謝の意を表させていただき、観桜会はお開きとなりました。

花桜 咲きかも散ると みるまでに
誰かもここに みえて散りゆく   柿本人麻呂

来年の観桜会は、また違う桜花の下、顔ぶれは変わるかもしれませんが、奉仕の理想へ向けて、歯車は回り続けます。今年の観桜会の思い出が、皆さんの心の片隅に残り、金沢ロータリークラブの絆が一段としっかりとしたものになりますように。

(記 武田 吉孝)

 

第10 回理事会 議事録抄

■日 時:令和3年4月14 日(水)17:30 〜
■場所:ホテル日航金沢5F 松の間
■会長挨拶
■議案
1.新会員入会報告
2.新旧幹事会報告
3.今後の例会および事業について
4.戦略計画について
5.報告事項