ご挨拶
〈在席当時〉野村證券株式会社 金沢支店長
千葉 博之

 1年前に異動の辞令を拝命し、お世話になった金沢ロータリークラブの皆様にも殆どお別れの挨拶も出来ずに金沢を離れてしまったことはずっと心残りとなっておりました。今回このような掲載の場を設けて頂けましたことに本当に感謝しております。

さて、私は現在金融商品仲介推進部という部署で、当社と包括的業務提携を結んでおります地方銀行への業務支援を行っております。昨年9月に山陰合同銀行との提携がスタートし、この4月には阿波銀行との提携がいよいよ始まります。3月5日より私は徳島に入り、現地にて阿波銀行へ出向する徳島支店メンバーと銀行事務局のサポートを行います。銀行と証券と企業文化も全く異なる同士の提携ではありますが、そこにこそ大きな魅力とビジネスチャンスがあると私は感じております。

最後になりますが、金沢での2年間は私にとって人生の宝物となりました。改めて皆様に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 

「ナレッジシェアリング・コラム」
ニューノーマル時代のモチベーションの上げ方 Vol.2

 リモートワークによって、薄れてしまった組織内の繋がりや関心を再び高めるためには、それはやはり、リアルで会う事、だそうです。コロナ禍の中、会社が覚悟を決めてお金をかけ、徹底的に感染対策を行いながらリアルイベントを開催すると、「みんなで一緒に頑張ろうという姿勢を示してくれた」「この機会を待っていた」「社との繋がりを強く感じる」と、会えない時間が愛を育てるように、その時間が長ければ長いほど、効果は絶大なようです(笑)。

一時はオフィス不要論も出ていましたし、今も出ていますが、偶発的なコミュニケーションがイノベーションに欠かせないなら無理にオンラインで雑談するより、対策を万全にした上でオフィスに集まった方が、いいという風潮もあるようです。ただ、オンラインにも時間・距離における長所もありますので、つまりは、リアル・オンラインのハイブリッドを有機的に設計することが重要なようです。

自分ではどうすることもできないコロナ禍の中、一人リモートで格闘している皆がリアルに集い、仕事ができることの大切さやよろこび、多種多様な人が集い同じ方向に向かおうとしている会社組織の強さや安心感などを共有できれば、組織や上司、部下への関心も今一度呼び起こされるようです。

リアルの役割、オンラインの役割を考えながら、限られた中で最高のメッセージを打ち込めれば、従前よりもより強固で柔軟な組織づくりが可能となります。ピンチの中にチャンスあり、今できることを考える、そんなタイミングですね。もっと勉強したいと思いました。

(記 高本 和哉)

 

第9回理事会 議事録抄

■日時:令和3年3月10 日(水)13:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル4F 高砂
■会長挨拶
■議案
1.新会員推薦状 承認の件
2.今後の例会および事業について
3.報告事項
□次年度交換留学中止の件
□次年度ベルギー派遣事業延期の件(次年度中止)
□ 2021 年米山記念奨学生受入非該当の件
□享誠塾寄付実施の件(2月24 日)