ご挨拶
「観月会開催で感じたこと」
親睦委員長
山岸 晋作
新型コロナウイルスの影響で本来であれば親睦委員会の幕開け事業となる夏の納涼会が中止となりました。また、秋の観月会も開催が危ぶまれましたが、執筆時（９月23日）では開催予定です。コロナ禍で観月会の準備を進めることは今年度のスローガンについて深く考える機会となりました。新家会長が掲げる「楽しいロータリーを共有しよう！」とはどのような活動でしょうか。
他の経済団体が未だ夜の懇親会の開催に踏み切れずにいる中、新家会長は早々に観月会を開催することを決断されました。これは英断であると考えます。コロナウイルス感染拡大の中、経済対策と感染症対策の両立は至難の業です。日和見主義で大勢の様子を伺うことは容易いですが、金沢ロータリークラブがどこよりも先に経済活動となる観月会を開催することはどれだけ金沢の経済団体を勇気づけることでしょうか。
私の考える親睦委員会が実践する「楽しいロータリーを共有する」とは単に懇親会を開催することではなく、金沢ロータリークラブが果たすべき使命を理解し、率先して困難に立ち向かう決断を下した上で、共にその苦悩を乗り越えて仲間で楽しく時間を過ごすことです。
金沢ロータリーが観月会を開催することで他も追随し挙って夜の懇親会を開催するはずです。最初に踏み出すことはとても勇気がいることですが、その会長の意図を理解し、実施していくことが金沢ロータリーの親睦委員会の役割であると思います。このような観月会開催における所感をもってご挨拶に代えさせていただきます。１年間どうぞよろしくお願いいたします。
［今後の予定］
●イヤーエンドパーティー
12月16日 ホテル日航金沢
●節分の会
2月 3日 金沢ニューグランドホテル
●観桜会
4月14日 会場未定
ご挨拶
「地域社会委員会の近況」
地域社会委員長
浜上 洋之
本年度、地域社会委員長を拝命いたしました浜上洋之です。
平澤宜正職業・社会奉仕委員長の下、辻 匡、神 和成両副委員長と経験豊かなメンバーにお支えいただきます。コロナウイルスの影響により、本年度の金沢市教職員研修「金沢ミドルリーダー塾」が現段階で中止となっており、自分自身も力不足と経験不足に合わせて、委員会活動も十分にできていない状態でございます。
そんな中、本年度の新家会長の委員会方針として、社会福祉法人 享誠塾への奉仕活動をいただいており、同じ地域・校下に生活をしていながらも、施設としての歴史や詳細、今置かれている現状等、勉強不足を痛感しておりますが、９月に中村幹事にご同行いただき、金沢ロータリークラブとしてご挨拶とご説明、塾長へ12月卓話の依頼に伺いました。
地域社会委員会では、人間尊重・地域発展・環境保全の理念のもと、この活動を起点に委員会の皆様にお知恵をいただきながら、活動していく所存です。
新家会長の「楽しいロータリーを共有しよう」のテーマのもと、地域の皆様と共有できるよう、委員会の皆様とも共有できればと思います。１年間宜しくお願いいたします。
観月会に参加して
10 月７日（水）恒例の金沢ロータリー観月会が金城楼で行われました。当日はコロナ禍の中ではありましたが、会員の皆様、ご家族合わせて96 名のご参加となり、大盛況の観月会となりました。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
今回は新型コロナ感染の影響で、感染予防の観点から一定の制限下での開催となりました。会場は３か所に分かれ（Zoom で共有）、各席上にはパーテーションが設置され、互いのお酌は無し、会の最後恒例である『手に手つないで』の全員斉唱も無し等、リスク管理を行いながらの懇親の場ではありましたが、『節分の会』以来の久しぶりの夜開催ということもあり、皆様大いに食べて、飲んで、語らい、懇親を深めることができたと思います。
当日は東芸妓衆の笛の演奏から始まり、その後新家会長によるご挨拶と乾杯のご発声で会はスタートしました。秋の虫の音の中、東芸妓衆の笛や踊りの演奏、そして金城楼さんの美味しいお料理と最高のおもてなしサービスを提供いただき、華やかさの中にも伝統と気品を感じる、まさしく金沢ロータリーらしい会となったと思います。
私は、この４月に金沢に再赴任してまいりました。今まで転勤で多くの地域（16 か所）を経験してまいりましたが、やはりその中において金沢の魅力は群を抜いていると感じます。その魅力は一言では筆舌尽くしがたいですが、人の『五感』を大いに刺激してくれる伝統や文化、そして体験、空気感を日々実感し感動する次第です。
観月会の最後には、山岸親睦委員長より閉会のご挨拶をいただき『このコロナ禍において、金沢ロータリーの今回開催の英断は、きっと金沢の経済活性化の一助となり、多くの人たちに感動・勇気をもたらす』との言葉が印象的でした。私もロータリー活動を通じて今後よりいっそうこの金沢の地に貢献できればと思いました。重ねてですが観月会ご参加の御礼を申し上げますとともに、皆様の無病息災をお祈り申し上げます。
（記 武隈 正樹）