2019-2020年度会長

村本　道廣

　１年間があっという間に過ぎました。本当にありがとうございました。

　特に３月後半からは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例会や事業の中止も余儀なくされました。ロータリーとは何かを考える間もなく、政府の緊急事態宣言など日々の対応策に振り回された思いがします。ようやく感染拡大は収まりそうな状況になって来ました。一安心して次年度に引き継ぐことが出来ます。

　１年を振り返ると、令和になって初めての年度、松本耕作ガバナーを輩出する年度、金沢RC 創立85 年の節目の年度で、運営方針は「ロータリーだからできること、ロータリーでしか出来ないこと、ロータリーをもっと楽しもう」でした。ホテルの宴会場で櫓を組んだ夏の納涼家族懇親会、観月会、イヤーエンドパーティーなどの親睦事業等を開催出来ました。２月には今回で３回目のタイ浄水器設置プロジェクトを地区のグローバル補助金を得て実施し、多くのメンバーに参加頂きました。

　しかし、３月に入り新型コロナウイルス感染が拡がり、東京OB 会、職場見学、金沢港クルーズターミナル例会、ホノルル世界大会などの事業が中止となり、例会も４月から中止となりました。

　コロナ感染禍という未曾有の事態を経て、これからの日本の社会生活スタイルは大きく変わると思います。ロータリーも新しい活動で新たな成長をして行くと思います。皆さんと分かち合って行きたいと思います。

　１年間支えて頂いた理事役員、委員長、メンバー、事務局の皆様、そして細かくサポートして頂いた中村哲郎幹事に深く感謝し、お礼申し上げます。１年間本当にありがとうございました。

2019-2020年度幹事

中村　哲郎

　今年度最後の理事会において、約４ヶ月ぶりの６月24 日の例会開催が承認された時は正直ほっと致しました。後半の約４ヶ月間は新型コロナウイルスの影響で全てのロータリー活動が停止を余儀なくされ、いろいろな意味で生涯記憶に残る１年となりました。

　例会がお休みだと心底残念そうな村本会長に間近で接し目から鱗が落ち、その活動方針のもと、皆様と一緒にロータリーライフを懸命に追い求めた貴重な１年となりました。

　と同時に金沢ロータリークラブから16 年ぶりにガバナーの重責を担う松本パスト会長と地区に携わる多くの会員の方をお支えすることも大切な役割だと思っていました。全ての会員の方にクラブと地区の活動を通して充実した１年を満喫して頂くお手伝いが出来ればと張り切っておりました。

　ところが友人の直山親睦委員長予定者の想定外の転勤で急遽中田副委員長に委員長をお引き受け頂きました。村本会長・笹井大委員長・中田委員長はじめ皆様にご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありませんでした。中田委員長のもと親睦委員会は皆様のご期待にしっかりお応え頂きました。直山さんも転勤先からいろいろご支援頂きました。小職の拙さ故に大勢の方にフォロー頂きました。心より感謝申し上げます。

　また台風19 号で長野市内の車両基地で北陸新幹線の車両が浸水。その影響で職業委員会の白山車輌基地職場見学が急遽中止。丁度、金沢ニューグランドホテル耐震工事による事務局の引越し時期と重なり、その確認と連絡をとるのに苦労したことも思い出されます。

　デジタル化の推進ではMy Rotary アカウントの登録にもご協力頂きました。期初19％だった取得率は45％に伸長。本当に有難うございました。まだMy Rotary アカウントをお持ちでない方は、アカウントの取得に引き続きご協力お願い申し上げます。

　そしてナコンシーポーサテッドRC と節目となる３回目のタイの学校への浄水器設置事業も無事に完成致しました。金沢香林坊RC・シチョンナコンシーRC にも参画頂き、今後の展開の可能性も探ることが出来たかと思います。

　様々なことがあったこの１年間、会員の皆様と事務局の桜井さん土谷さんの温かい応援のお陰で、何とか幹事の重責を務めることが出来ました。改めて心より感謝申し上げ、退任のご挨拶とさせて頂きます。

リレー随想

西日本電信電話㈱

北陸事業本部長兼金沢支店長

小川　成子

　このたびは、寄稿の機会をいただきありがとうございます。

　ここ数ヶ月は新型コロナウイルスの影響であまり道場に通えていませんが、昨年から再開しました弓道について記事を寄せたいと思います。

　弓道は高校の部活動として始めました。先輩の袴姿にあこがれて入部を決めました。大学では別のサークルに入ろうと思っていましたが、先輩方の熱心な勧誘もあり、大学でも弓道を続けることとなりました。そして、社会人になり、もう弓を引くこともないだろう、と思っていた矢先、一本の電話がかかってきました。「こんどNTT の弓道大会があるから、小川さんも出ませんか？」

　あれから30 年。仕事もいそがしくコンスタントに練習することはできませんが、転勤した先々で弓道大会へのお誘いがあり、現在も弓を続けています。昨年は明治神宮で開催されました第54 回NTT グループ全国弓道大会に参加しました。そして、今年の秋に55 回目の大会がここ石川県で開催されることになっていましたが、新型コロナウイルスの影響で、おそらく１年延期の見込みです。

　弓道の魅力は、その美しさにあると思います。弓の文化は諸外国にもありますが、ほとんどの国は持ち運びに便利な短弓であるのに対し、日本の弓は2.12 メートル（七尺）以上もある長弓です。長弓ゆえに、引き方も異なります。肩の高さで腕力で引く短弓に対し、日本の弓は高く打ち起こして、両腕を開くように引きます。高段者の方のその射形は力強く、そして美しい。私もいつかあのように引きたい、と思いながら練習に励んでおります。

　お近くで弓道大会がございましたら、大会の初めに高段者の方が行う「矢渡し」をぜひご覧になってください。礼をして道場にはいり、矢を一手（二本）射て、礼をして道場を退出するまでの一連の所作は一見の価値があります。

■日時：令和2 年5 月20 日（水）

持ち回り理事会にて

■会長挨拶

■議案

　１．今後の例会および会合について

　２．クラブ協議会の件

　３．委員会開催の件

　４．報告

■日時：令和２年６月３日（水）13：00 ～

■場所：金沢ニューグランドホテル３F『パラッツオ』

■会長挨拶

■議案

　１．2019-20 年度 収支仮決算の件

　２．臨時総会報告

　３．今後の例会について

■日時：令和２年６月10 日（水）13：00 ～

■場所：金沢ニューグランドホテル３F『パラッツオ』

■会長挨拶

■議案

　１．新会員推薦状 承認の件

　２．2020-21 年度 仮予算承認の件

　３． 今後の姉妹・友好クラブ訪問および来訪について

　４．会員名簿内容変更の件

　５．2020-21 年度 活動に関して

　６．次年度例会内容について