リレー随想
ロータリー野球大会について
野村證券(株)
金沢支店長
千葉 博之

 寄稿する機会を頂きましてありがとうございます。私は金沢ロータリーに入会する前、東京府中ロータリーと松本ロータリーに所属しておりました。今回は12 年ほど前に入会しました東京府中ロータリーでの思い出をご披露させて頂きます。第2750 地区の東京府中ロータリーは1962 年設立です。シンガーソングライターの松任谷由実さんが歌う中央フリーウェイの冒頭の歌詞に出てくる右に競馬場、左にサントリーのビール工場のある町です。大化の改新のころに誕生しました武蔵野国の国府として栄え、現在では人口24 万人を超える首都東京の近郊都市として発展しております。

実は私は甲子園球場のバッターボックスに立ったことがあります!バックスクリーンに自分の名前が載り、ウグイス嬢に名前を呼ばれたこともあります。ご存知だと思いますが、毎年ロータリークラブの全国野球大会が甲子園球場で開催されています。甲子園球場で野球が出来るのは、プロ野球選手か地区予選を勝ち抜いた高校球児か、同じく地区予選を勝ち抜いたロータリークラブだけです。もちろん東京府中ロータリーも秋口に行われる地区予選にも参加しておりましたが、いつも一回戦敗退という状態でした。でも毎年甲子園球場で行われる本戦に出場できるのです!なんと東京府中ロータリーはこの甲子園で行われるロータリークラブの野球大会を最初に提唱したコミッショナークラブとなっており、必ず本戦に参加できるクラブだったのです。野村證券の社内には真剣に甲子園を目指していた元高校球児も多く、この話をしますと真剣に怒り出す人もいますので滅多にしないようにしています。ただ、残念ながら試合はボロ負け、私も6 打数ノーヒットという結果に終わりました。地区予選を勝ち抜いてきたチームのピッチャーはものすごく速く、変化球も自在に操ります。打てるはずがありません。言い訳ですが。

 

タイ浄水器設置プロジェクト

 金沢ロータリークラブでは2020 年2月6日~7日の2日間に亘り、タイ南部ナコンシータ
マラート県の小・中・高等学校において「タイ浄水器設置プロジェクト」を実施しました。約8年前から調査研究を重ね、タイのポーサテッドナコンシーロータリークラブと協力し、2016年より実施してきた本プロジェクトは、子供たちに無償で安全な水を提供する活動として、国際ロータリーからグローバル補助金の支援を受けている活動でもあり、本年は金沢香林坊ロータリークラブの皆様も視察のために同行され、合計5校に浄水器の寄贈が行なわれました。

初日、村本会長率いる一行は各学校での贈呈式に先立ち、ナコンシータマラート県シリパット・パックン知事への表敬訪問を行い、知事よりこれまでの功績に対して2クラブに感謝状が贈られました。また、知事と松本ガバナーとの対談の中で「ナコンシータマラート県と金沢市の友好親善の為にも如何なることにも協力する」、「日本のRC と海外のRC の懸け橋となり、浄水器が持続的に使えるように努める」などの意見が交わされました。

3度目となった本プロジェクトは、直接的な飲料水の水質改善のみに止まらず、その飲料水の販売による収益が浄水器の維持管理に充てられたり、また一部の学校では収益の一部を子供たちの奨学金に活用したりと、子供たちや地域住民に大きなインパクトを与える事業でありました。この持続可能で循環型の事業モデルの一例が、今後多くのクラブのロールモデルとして波及することを期待します。

【浄水器が設置された5校】
バークバナン中・高等学校(金沢ロータリークラブ寄贈)
ワットモォックタラム小学校(金沢ロータリークラブ寄贈)
バーンコオンチン小学校(金沢ロータリークラブ寄贈)
バアントウンホナー小学校(金沢香林坊ロータリークラブ寄贈)
バアンコオコアン小学校(金沢香林坊ロータリークラブ寄贈)

(記 柴田 剛介)

 

インターアクトクラブ活動報告
遊学館高等学校IAC 斉藤(部長)・森澤(副部長)

 いつもお世話になっております。遊学館高等学校インターアクト部の部長、斉藤と副部長、
森澤です。私たちの10 月からの活動報告をします。

10 月6日(日)、代表2名(2年生部長斉藤・副部長森澤)とローターアクトクラブさんと合同で春日ケアセンター秋祭りに参加しました。焼きそばを作り、販売しました。たくさんの人達に喜んでいただき、うれしい気持ちになりました。

10 月27 日(日)、代表2名(2年生部長斉藤・副部長森澤)金沢マラソンのボランティアに参加しました。道路整備を行いました。途中から雨が降ってきましたが、ボランティアの方々と協力して行うことができました。

11 月3日(日)、国際ロータリー第2610 地区の地区大会に出席しました。ステージで活動報告を行いました。

12 月1日(日)、代表2名(2年生部長斉藤・副部長森澤)第1回オーストラリア研修の説明会に参加しました。そこでは、参加する生徒が石川県国際交流センターリファーレの研修室に集まりました。そこでは、自己紹介やパスポートの作り方の説明を聞きました。他にも、班決めや団長・副団長を決め、班での出し物の案を出し合いました。

10 月からは小・中学生の作文入力ボランティア「ざぶん賞」を行いました。500 人分の作文を手分けして入力しました。

 

ディビッド君歓迎会

 2020 年2月23 日夜、コメールにおいて、受入学生ディビッド君の歓迎会が執り行われました。村本会長はじめ金沢RC メンバー、ホストファミリー、受入高校の北陸学院高等学校の皆様あわせて総勢24 名の参加となりました。

冒頭、村本会長のご挨拶、中村太郎青少年奉仕委員長の乾杯で始まり、受入学校の皆様とホストファミリーの皆様の自己紹介等を交え、終始和やかな雰囲気で会が進みました。ディビッド君はオーストラリア出身で身体が非常に大きくスポーツマンとの事です。来日は3回目らしく日本の文化にも興味があるということで、学校にも馴染み、留学生活に非常に真面目に取り組み、楽しんでいる様子でした。これから1年間ホストファミリーと委員会メンバーでディビッド君の留学生活が有意義なものになるようサポートしていきたいと思います。金沢RC メンバーの皆様もどうぞ宜しくお願い致します。

(記 松本 直人)

 

第7回理事会 議事録抄

■日 時:令和2年2月19 日(水)13:30 ~
■場 所:金沢ニューグランドホテル4F『相生』
■会長挨拶
■議 案
1.新会員入会報告
2.次年度地区出向者承認の件
3.2019-20 年度 金沢RC上半期収支決算の件
4.金沢8RC 幹事会報告の件
5.米山記念奨学生受入について
6.定款細則委員会および臨時総会日程のご報告