ご挨拶
親睦委員長
中田 文夫

 本年度親睦委員会委員長を拝命いたしました中田です。村本会長の運営方針「ロータリーだから出来ること、ロータリーでしか出来ないこと、ロータリーをもっと楽しもう」を実現すべく、笹井クラブ奉仕委員長の指導の下、仲谷弥・吉野充宏・毎田仁嗣、3名の副委員長との協力体制で、皆様にロータリーでしか出来ない「ハレの場」を創造いたします。

私は昨年9月の入会でございますが、経験豊富で参画意識の高いメンバーを委員会に迎えることができ、全員参加で魅力あるロータリーを目指します。

先月の8月7日には、納涼懇親会を担当いたしました。私は昨年度も親睦委員会の配属でしたが、納涼懇親会は経験がなく雲を掴むような思いでしたが、諸先輩に助けられ想いを込めることができました。夏祭り・盆踊りをテーマに、お子様・奥様・会員の方々に楽しんでいただけるよう、縁日コーナーと屋台コーナーを企画いたしました。食事はホテル日航金沢様にご協力いただき、できる限り和食を取り入れました。芸妓と加賀山親子のコラボレーションをメインに進行を組み立てましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。親睦委員会の各担当は、踊り・景品・進行の準備で「お・も・て・な・し」を意識しながら、ロータリーだから出来る有意義で楽しい事業を経験いたしました。

本年度は今後4事業が予定されております。皆様方には季節を感じられる、楽しいロータリーを体験いただけるように努めます。

一年間、ご出席いただきますようよろしくお願いいたします。

 

ガバナー公式訪問

 9月11 日、当会例会時に、2610 地区松本耕作ガバナーの公式訪問として、卓話を頂きました。

以下ガバナー談…

現在、地区内64 クラブの公式訪問を進めており、11 月の会員大会までに全クラブ訪問達成を目標としています。ちなみに、先週は第1週だったため、6、7 回「君が代」を歌うことになりました。

地区内の公式訪問をする中で、富山県のクラブでは、知らない人ばかりの中で、一種のアウェー感を感じることが無いでもないわけですが、今日は安心して話をすることができます。そして、訪問のたびにそれぞれのクラブによる雰囲気や、やり方の違い、独自の流儀のようなものの存在に気づくことがあります。大きなクラブでは大きなクラブなりの特徴があるし、小さなクラブでは、例えばクラブ内の情報交換をメルマガだけでなく、グループラインで行っている例もあります。そこでは、各メンバーごとに返信の有無をチェックできたりということもあるようです。

ガバナーの公式訪問には、3つの目的があります。一つは国際ロータリーの方針を直接お伝えすること。二つ目は、各クラブの運営に問題が無いかチェックすること。しかし、組織上[ 地区] は、クラブの認証元ではないので、指示や命令をすることは出来ず、問題点や困っていることを聞いて、アドバイスや支援を行うこと、そして、地区内クラブの活性化を図ることが役割となります。

では、まず国際ロータリーの今年度の方向性ですが、今年度のRI のテーマは、「ロータリーは世界をつなぐ」です。RI テーマは、その年の会長の背景や思い、ロータリーに対する考え方が色濃く反映されており、発表されたテーマは、それぞれの地区や個別クラブの方針や活動内容に大きな影響を与えます。ということは、毎年RI 会長が変わるたびに、その年毎のRI テーマが設定され、毎年ころころと方向性が変わるのでは、世界中の全会員が右往左往することになって困ります。そこで、RI テーマの策定には、しくみと「大きな流れ」があるという話をいたします。

ロータリーには元々の「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育む」という普遍的な目的があって、奉仕の理念があります。この「目的」を全員で唱和しているクラブもあるようですが、ロータリーの目的を具体的にわかりやすく説いた「ロータリーのビジョン声明」というものもあります。

「ロータリー ビジョン声明」我々は、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。

ちなみに、今年の「翻訳委員会」において、それまで「我々ロータリアンは」とされていた主語が「ロータリアン」を省いて「我々」「わたしたち」に改められました。これは、ロータリアンだけでなく、「ローターアクト」等を始めとする、関係者をも含むという意味かもしれません。そして、今後5年間、ビジョンを確実に達成させるために、今年7月に、具体的な「ロータリーの戦略計画」が策定されています。

①より大きなインパクトをもたらす。ロータリーのイメージを高め、認知を広げましょう。②参加者の基盤を広げる。③参加者の積極的な関わりを促す。ここで言う「参加者」はメンバーだけでなく、事業の参加者等も含む関係者を指します。④適応力を高める。時代の流れや変化に対応できるように、柔軟性を高めるなど、努めましょう。さまざまなルールも、必要があるようであれば、クラブの裁量において変更も検討してください。

それらを背景として、5年間の戦略計画に沿ってRIテーマが策定されています。そして、今年の世界戦略は、特に以下のことを意識しています。①ロータリーを成長させる。②家族の重要性を強調する。ここでいう家族は、自分たちの実際の家族と、事業への参加者も指します。③内部組織の改革目的や事業の達成のために組織のあり方が障害となっていないか検証する。ガバナー公式訪問のあり方や、各クラブの例会のあり方すらも、目的と照らして検証する。④国連との協調を意識する。⑤また、奇しくもロータリーの125 周年とSDG’s の目標年2030 年が重なることになるため、今後、SDG’s を意識した活動も求められる可能性があります。各クラブは、ビジョンを明確にし、発表することによって、メンバーの活動を方向付けるようにしてください。また、変化に対応するために、クラブ固有のスキルや、ツールやリソースをもとにした対応を心掛けてください。そして、クラブの活力が衰退傾向にある中で、「どんなクラブを目指すのか」を皆で議論してください。あらゆる手段でインターネットを活用して、「マイロータリー」の登録を促進してください。

「戦略計画」を推進するために、「一歩前進しよう」また、具体的な「クラブへのお願い」は以下のことです。①クラブ戦略計画の策定 ②クラブロータリー賞への挑戦 ③ホノルル国際大会への参加 以下は記者雑感

「ロータリーのビジョン」に近づくべく一歩前進するため、そして金沢RCの一員として地区事業に寄与できるように、まずは、クラブの「マイロータリー」登録率を高め、地区大会や国際大会への参加を推進するよう努めたいと感じました。

(記 東郷 博樹)

 

第3回理事会議事録抄

■日時:令和元年9 月11 日(水) 13:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル3 F 『 パラッツオ 』
■会長挨拶
■議案
1.新会員推薦状 承認の件
2.金沢RC 事務局移転について
3. その他:地区からの義捐金のお願いに関して