2019-2020 年度 ガバナー紹介
金沢ロータリークラブ
松本 耕作

 「平成」から「令和」に改元され、これから新しい時代が始まるのだという大きな期待がありました。天皇皇后両陛下のご退位とご即位という象徴的な行事がございました。このような「節目」には一旦立ち止まって、来し方を顧みて、行く末を考える、「節目」の大きな役割かと思います。

2019-20 年度のRI 会長テーマは「ロータリーは世界をつなぐ(Rotary connects the world)」、地区のガバナーメッセージは「一歩前進しよう(one step ahead)」です。具体的には、4月の地区研修協議会でもお話ししましたとおり、以下の3つが掲げられます。
1.地区戦略計画の策定(地区のビジョン)
2.RLI への参加を促す
3.あらゆる手続きでインターネットを活用する

ロータリーの活動の基本はクラブです。そのクラブの活動が停滞しているとするならば、「どのようなクラブを目指すのか?」クラブ内で議論し活性化を進める必要があります。クラブの支援を真っ先に行なうべき地区は、そのあり方を議論するべき地区戦略計画を策定し、地区大会で発表します。クラブ内での議論を活性化させる手段としてRLI の手法が最適と考えます。また、最近ロータリー情報に関する意識が希薄になってきているようにも感じます。RLI に参加することにより情報を再確認するとともに地区内のクラブのリーダーと親睦を深める機会にもなります。

さらに情報を入手する手段としてのインターネットの活用を推進します。「My Rotary」への登録を進めるとともに、今回より始まった「ガバナー月信」の電子媒体での配信もこの流れに沿ったものです。前向きに進もうとする場合には、自らが情報を積極的に取りにいかなければなりません。 Inspiration(inspire[ 鼓舞] する人)から、「一歩前進する人」になりましょう。

ともに新しい令和の時代のロータリーを歩みはじめましょう!

(国際ロータリー第2610地区 ガバナー月信第1号より抜粋)

 

「塩屋釜をめぐるまち歩きの会」に参加して

 8月31 日(土)茶道同好会主催「塩屋釜をめぐるまち歩きの会」に参加させて頂きました。本企画は「14 代続く寒雉釜の歴史を紐解き、ゆかりの地を訪ねる」というものでエイブルコンピュータ新田社長のご提案によるものです。

当日は午後3時にホテル日航金沢に集合。まずは新田社長講師による「座学」でウォーミングアップの後、ホテル日航金沢~大手町間のゆかりの地を散策・まち歩きしました。 ゴールとして宮崎寒雉先生宅を訪問。14 代寒雉先生から寒雉釜についての丁寧なお話・ご説明を受け、塩屋釜をはじめ貴重な作品を拝見し、お茶も頂きました。またお仕事場もご案内頂き、ご子息の匠先生から釜作りの工程・道具等についてお話頂きました。300 年の歴史のすごさと共に寒雉先生・匠先生の優しいお人柄に接することができた時間です。

寒雉先生宅を辞した後はホテル日航金沢に戻っての懇親会。ホテル29F「桃李」からの夜景の美しさに加え、歩いたあとの冷たいビールの美味しかったこと、また参加の皆様との会話など楽しい懇親会でした。

休日の午後、穏やかな、楽しい時間を過ごすことができ益々、金沢ファンになりました。ありがとうございました。

(記 小林 繁)