昭和~平成~令和 勤続40 年を迎えての回顧録
株式会社フジタ
北陸総合営業所長(役員待遇理事)
小林 卓司

 入会して3年目を迎えますがこの2年間金沢ライフをエンジョイできたこと皆様に感謝申し上げます。

兵庫県尼崎市出身、阪神タイガースファンの62 歳です。定年を過ぎてからの単身赴任生活ですが、今年でなんと勤続40 周年を迎えました。振り返りますと学生時代は「躰たい道どう」(玄生流空手道から独立)という武道のクラブ活動を4年間続けました。当時は全日本学生選手権で何度も優勝している学校でしたが「パワハラ」「シゴキ」は日常茶飯事の非常に厳しい部活でした。昨今であればとっくに廃部です。また悲しいことに4年間ほぼ学ランと道着とジャージ&パジャマのみで暮らしたので女性は誰も近づいてくれませんでした。

就職難と言われた昭和54 年に当時のフジタ工業㈱に入社しました。最初は建築の作業所事務から始まりました。様々な建築の現場を約10 年間経験して、平成元年千葉県のかずさアカデミアパークの開発に携わりました。総面積278 haという大きな開発で、ホテルオークラやノーベル賞を受賞した利根川教授を理事長に迎えた「DNA 研究所」等の建設にも携わり貴重な経験を7年間し、そして東関東支店長として千葉に赴任しました。千葉では総武線の「津田沼駅前再開発」に携わったのが大きな思い出になっています。金沢の人は地理的にピンと来ないかもしれませんが、習志野高校の地元です。駅前ではありますが、見渡す限りにんじん畑だった所を約30年の年月を経てようやく着工しました。単純に建物を造るだけでなく、街づくりの観点で行政と協議し、電線地中埋設化や種々の防犯対策を取り入れたすばらしい街になっています。そういう事業に関われたことを誇りに思い、心の底では金沢でも一旗揚げたいと考えている今日この頃です。

このように入社してから38 年間はいわゆる関東地方のみで過ごしてきました。そしておそらく最後になるだろう赴任地金沢で令和を迎えました。今後も公私共々精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

 

インターアクトクラブ活動報告
遊学館高等学校IAC
大西 杏樹(部長)・橋本 侑香(副部長)

 いつもお世話になっております。遊学館高等学校インターアクト部の部長、大西と副部長、橋本です。私たちの3月からの活動報告をします。

3月22 日(火)~3月26 日(土)、代表二名(堂野、英)が台湾研修に参加しました。

短期間で多くの場所を巡ることができ、観光へ行く時には見逃してしまうような場所も巡ることができて良かったです。現地の大学生など、普段は交流できない方々と交流できてとても良い経験になりました。

今回の交流をきっかけにさらに多くの方々と交流できれば良いなと思いました。また、出会った方々とのご縁をこれだけで終わらせずに長く持ち続けたいです。短期間で多くの良い経験ができました。この台湾研修に携わってくださったすべての皆様に感謝します。

5月30 日(木)、第39 回石川県高等学校総合文化祭の開会式に参加しました。表彰や代表者が各部活動の活動内容を報告しました。私たちはクリーンキャンペーン活動の報告を行いました。

金沢泉丘高等学校鉄道研究同好会の発表では廃線になった路線や現在利用されている路線についての調査を行っていると知りました。石川県で唯一の鉄道研究同好会ということもあり、興味がわいてくる発表でした。5月31 日(金)、クリーンキャンペーンに参加しました。いしかわ四高記念公園からスタートし、犀川の河川敷と片町を通り、ゴミを拾いながらスタート地点まで戻りました。翌日が百万石祭りで多くの方が訪れるということもあり、細かいところまで清掃しました。ごみはあまり多くなかったですが、タバコの吸殻が目立ちました。金沢の街がよりきれいになり嬉しく思います。

今後の予定として、ベルマークやエコキャップ収集を行っていきたいと思います。

今後ともご支援をよろしくお願い致します。

 

「茶道同好会-水無月茶会-」

 

令和元年6月12 日(水)下近江町の平澤邸にて2018-2019 年度最後の茶道同好会̶水無月茶会̶が開催されました。元号も改まり最初の同好会ということもあり、新しい御代への期待と喜びに満ちた趣向にて見事な取り合わせで行われました。

初代魚住為楽の銅鑼の音に迎えられた一行は、床に掛かる直叟宗室(裏千家12 代)筆の「一」の字に迎えられました。その下にある時代の唐物籠かと見間違う花入れは、RC のタイ浄水器事業の際に見出したものということ。平澤会員の挨拶にて始まった茶会は、辻パスト会長のお心遣いにより芸妓衆の点前によってすすめられました。お茶屋ではプロとしての振る舞いにて我々を楽しませてくれております皆様ですが、お茶席では初々しい所作にて会員皆様を楽しませてくれました。

場所をホテル日航金沢28 階の桃李に移して行われた懇親会では蚊谷パスト会長による一度目の乾杯、そして辻パスト会長による二度目の乾杯と楽しく賑やかに行われました。途中日本海に沈む日没も楽しみながら、ホテル日航金沢の小林会員のお心遣いによっておいしい食事を楽しむことができました。

今月をもちまして退会となった三溝会員、松田(北)会員も参加されましたが、金沢RC ならではの貴重な体験に大変感動されておりました。会報誌上では伝えられない感動が得られる茶会を2019-2020 年度も企画しております。皆様の入会心よりお待ち申し上げております。

(記 大島 広士)

 

ケイトリンさんの送別会

 6月10 日に、柿木畠のイタリアンバル縁にて、交換学生のケイトリン・スミスさんの送別会が開催されました。

野上会長の開会の挨拶の後、北陸学院高校の高柳教頭先生の乾杯で開会となりました。各ホストファミリー及び各先生方から、滞在中のエピソード等の紹介がありました。ケイトリンには、食べることが出来るように、フライドポテトやピザトーストなどの特別な食事とデザートのプレートが用意され、ケイトリンはご機嫌でした。

ケイトリンは6月12日に帰国しました。

(記 織田 明彦)