夜間例会「ありがとう・感謝の夕べ」

 吹き抜ける風が心地よく感じられる5月22 日、金沢ニューグランドホテルにて、「令和」初の夜間イベントとなる『ありがとう・感謝の夕べ』が開催されました。前半の司会はニコニコ委員会の横山委員長が務められ、ニコニコボックスの目標(350 万円) 達成報告と会員皆様への感謝の言葉が伝えられました。

お集まりになられた85 名の期待が高まるなか、野上会長によるご挨拶と乾杯で華やかに宴がスタート。暫しの歓談の後、大島花子さんをお迎えしてミニコンサートが行われました。目が覚めるような鮮やかなオレンジ色のドレス姿で登場された大島さんは、ご存知昭和の大歌手、坂本九さんの長女。亡くなられたお父様の名曲「見上げてごらん夜の星を」で歌手デビューされ、現在多方面でご活躍されています。伴奏のギタリスト笹子重治さんは、ブラジル音楽ショーロクラブのリーダーで、多くのアーティストと共演されてきました。コンサートは、ジョン・レノンの「Imagine( 日本語Ver.)」でスタート。優しく柔らかな歌声に魅了され、特に「おやじ( 坂本九作詞・作曲)」が熱唱された際には、多くの方が目を閉じて聞き惚れ、圧巻のステージに酔いしれました。アンコールは、名曲「上を向いて歩こう」。新会員の方々とニコニコ委員がステージの両脇を固め、手話を交えてのパフォーマンス。曲の終盤には全員が歌を口ずさみ、手話に挑み、会場は一体感に包まれました。

最後は、冨木クラブ奉仕委員長の閉会ご挨拶と三溝副委員長による大島さんへのリスペクト披露。そして後半司会の嶋田副委員長の感謝の言葉でお開きとなりました。

(記 長沼 真吾)

 

《tea break》お茶の原産地

 お茶の原産地はインドのアッサム地方から中国の雲南省にかけての山岳地帯と言われています。紀元前一世紀には成都近郊の武陽が茶の名産地として知られており、飲茶の習慣もこの頃から広まっています。喫茶の習慣は唐時代(618-907)に流行し、我が国にも遅くとも八世紀前半には伝わってきていると考えられています。日本での栽培も日本最古の茶園と言われている「日吉茶園」(805 年)が大津市坂本に現存しています。

( 記 大島 広士)