職場見学(コマツ粟津工場)に参加して

 平成31 年2月27 日( 水)、職場見学として「コマツ粟津工場 建機製造ライン及び特機事業本部見学旅行」が開催されました。

この日の例会終了後、ニューグランドホテル発のバスに乗った一行は「コマツ粟津工場」に到着。ゲストハウスにて昨年11 月にご家族連れで赴任されたという粟津工場長 岡本様のご挨拶に引き続き、総務部長の村上様、特機GM の大海様より粟津工場の概要についての説明を受けました。「コマツ」は小松市の山中にある遊泉寺銅山を経営していた竹内鉱業より独立する形で1921 年に「㈱小松製作所」として設立され、トラクターやブルドーザなどの生産を経て現在に至ると言うことです。粟津工場は基幹工場の一つとして「ホイールローダ」「モータグレーダ」「油圧ショベル」「ブルドーザ」の生産を主に行っているそうです。また防衛省向けの特機事業では、砲弾やNBC 偵察車、軽装甲車の生産を行っているそうです。

特機工場内へ移動しての説明では、砲弾を作成している現場や、装甲車のオーバーホールを行っている現場を見学させて頂きました。国防の一翼を担っているという誇りと情熱が感じられる現場でした。

その後2014 年に完成した建設機械組立工場で最新の設備で作られていく建機を見学いたしました。普段建設現場などで見られる建機がどのように作られていくのかを見ることが出来ました。工場内部は段差や仕切りなどが無く、安全かつスピーディーに作業が行われる様に作られているとのことでした。

その後辰口温泉「まつさき」に移動してからの懇親会では、素晴らしい湯質の温泉を堪能した後、食べきれない程の御馳走や飲みきれない( ? ) 程のお酒を楽しみました。

また、お世話頂きました米井会員、松崎充意会員、倉本大委員長、山岸委員長率いる職業委員会の皆様に感謝申し上げます。

(記 大島 広士)

 

浄水器設置事業視察

 1994 年に金沢RC の米山奨学生だったタイ人のチャオさんは「帰国後は両国の友好に尽力し、いつか自分もタイでRC の会長になる」と誓った。それから18 年後の2012 年に約束通り会長に就任し、金沢へ。そこからナコンシーRC と金沢RC との共同事業を模索する。

2014 年にマングローブ植樹事業。そして2016 年から浄水器設置事業を開始。今回は3回目の設置に向けた準備調査のため野上会長以下5名でタイ ナコンシータマラートへ。場所はバンコクから飛行機で南に約1時間、プーケット島のすぐ近く。現地空港でナコンシーRCの皆と合流し、以前設置した小学校1校と来年設置予定の3校を視察。現地では水道水をそのまま飲むことができず、一度沸騰させるかペットボトルを購入しなくてはならない。浄水器の設置により子供たちは安心しておいしい水を存分に飲むことが可能となる。又、自販機を設置し5バーツ(約15 円)で地域住民誰もがポリタンクいっぱいの水を安く購入することが可能となる。この収益はフィルター等のメンテナンス費用となり永続的に使用可能な仕組みとなる。

今回視察した設置済の1 校はより使い勝手のいいように学校中にチューブを張り巡らせていた。設置予定の3校からは盛大な歓迎を受け、懇願される。真に求められている事業であると改めて実感すると同時に、来年もぜひ見届けたいと思った。

バンコクへの参加は事務局の桜井さん含め過去最高総勢21 名!観光にゴルフに晩餐会?とお楽しみ満載!来年も皆様ぜひご参加を!

(記 水上慎太郎)

 

第10 回理事会議事録抄

■日時:平成31 年2月20 日(水)13:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル5F『銀扇』
■会長挨拶
■議案
1.新会員推薦状 承認の件
2.次年度地区出向者承認の件
3. 2018-19 年度 金沢RC 上半期収支決算の件
4.金沢8RC 幹事会報告の件
5.米山記念奨学生カウンセラーについて