会長退任にあたって
2017-2018年度会長
松本 耕作

 昨年7月にクラブ会長に就任、とは言え事実上2年半前から分かっていたはずなのに何をしていたのでしょうか?決して後悔をしている訳ではありませんし、会長職を軽く考えていた訳でもありませんが、何となくこの1年がサラッと過ぎてしまったというのが私の実感です。もとより「会員の親睦」を重視するクラブの姿勢には変わりはなく、それぞれの委員会で企画した奉仕事業が粛々と実施されていればこの「サラッと感」には私なりには納得しております。むしろ会員の皆様が事業に達成感を感じていただいているかどうかを確認したいとも思います。会社の経営も同じかとは思いますが、順調に進展しているが故に、課題がないかどうかあるいは、見落としていることはないかなど心配になったりします。
大雪で例会を急遽休会にしたり、節分の会も休会にしたりしてご迷惑をおかけしたかもしれません。タイの浄水器設置事業では、現地で熱烈歓迎を受けたばかりでなく、メンバーとの楽しい食事会など懇親を深めました。職業奉仕では新たなタイプの会社見学も生まれました。それぞれの委員会が担当する夜間例会もクラブの事業の紹介など理解を深めるものとなりました。同好会も参加する機会は多くはありませんでしたが、楽しみました。
ただ、クラブ規模を超えた全世界でのロータリーの事業や情報となると、ある意味では身近でないこともあり、少し欠けていたように思います。先日ロータリー平和センターのセミナーに行ってまいりました。何となくポリオ撲滅の次に来るのは、ロータリーが平和と紛争予防・解決などにどのようにコミットするかという課題になるのではないかと個人的には感じていますが、まだまだ知らないことが多いのも事実です。
会長を退任するとゆっくりとできることが多いようですが、私の場合そうもいかず、金沢ロータリークラブの名誉にかけて奮励努力する所存でございますので、引き続きご理解と、ご支援、ご協力をお願い申し上げまして退任にあたっての挨拶とさせていただきます。本年一年どうもありがとうございました。

 

幹事退任に当たって
2017-2018年度幹事
八木圭一朗

 金沢ロータリークラブ2017-18 年度松本会長のもと、1年間幹事を勤め上げる事が出来ました事は、ひとえに会長、監事、理事役員をはじめ会員皆々様のご理解・ご協力の賜と深く感謝申し上げます。会長メッセージ「ロータリーライフを楽しもう」の通り、幹事として様々な事業や大会に積極的に参加し、文字通りロータリーライフを楽しんだ1年となりました。
7月には堺RC 訪問、9月には職場見学で七尾大田火力発電所へ、11 月には職場見学で野々市V10 へ、1月には例会休会、2月には節分の会休会と大雪に悩まされた1年でもありました。また2月には2度目のタイ浄水器プロジェクトを実施し、5つの小学校に浄水器を贈呈する事が出来ました。3月には日台ロータリー親善会議で高雄へ行き、この後、今週末から開催されるカナダトロントでの国際大会にも参加する予定です。
また今年は県内RC の周年事業が多い年でした。7月河北RC、2月香林坊RC、金沢みなとRC、4月金沢百万石RC、5月金沢東RC と沢山の周年事業に参加し、それぞれのクラブの個性や特色を感じ取る事が出来ました。
個人的にはS.A.A 以来の純粋皆出席となりましたが、例会の直前に出張先から帰ってきて、終わったらまた別の出張先に出かける事も何度かありました。それ故に事前に段取りしておく事も多く、事務局の桜井さん、土谷さんにはメール・電話を通じて色々お願いする事が多い年でも有りました。末筆ながら多大なご協力を頂きましたお二人にこの場をお借りして感謝申し上げます。