私にとって金沢は・・・
日本電気㈱北陸支社長
仲谷  弥

 早いもので、金沢ロータリークラブメンバーとしてやがて2年の月日が経過しようとしています。入会時の挨拶でお話致しましたが、学生時代まで全く金沢には縁がありませんでした。その金沢に初任配属地として赴任し、その後7年間、今日に至る会社人生の礎を築いた重要な20 代を過ごすこととなりました。またその上、個人的にも生涯の伴侶とも出会い、公私ともに金沢との縁が深まりました。そして現在、再びこの金沢で日々過ごしている私がいます。サラリーマンである私が、自由に勤務地を選択できるわけもなく、何か見えない力に導かれているのだと感じる今日この頃です。
昭和62 年に、初めて金沢に足を踏み入れ30 余年が経過しておりますが、特にこの2年間、ロータリー活動を通じて触れる文化や歴史、また、兼六園・金沢城・三茶屋街・21 世紀美術館などの名所旧跡、そして会員の皆様方にご教授頂いた様々な情報の全てが新鮮であり、改めて金沢の奥深さを感じております。北陸新幹線開業後、国内外の多くの方々が関心を寄せている金沢の今を過ごせる幸せを実感致しております。転勤族の私にとって、いずれどこかへ転出することにはなると思いますが、多くの親戚も居住するこの金沢とのつながりは今後も続きます。第二の故郷である金沢を今しばらく堪能し、自らを磨きあげて参りたいと思います。どうぞ今後とも末永くよろしくお願い致します。
最後に“是非とも私も皆様にならって家族写真掲載を!”と意気込んでみましたが、その習慣がある家族でもなく、急ぎ準備することもできませんでした。掲載写真は、家族の中で唯一?私の帰省を楽しみに待ってくれている愛犬です。