タイの子供達に安全な水と笑顔を。
国際社会・財団・米山委員長
竹内 拓也

 今年度、国際社会・財団・米山委員長を拝命いたしました。力量不足ではございますが松崎大委員長はじめ委員会の皆さまのお力添えをいただきながら一生懸命努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
さて、今年度の当委員会の最大の事業はタイ国浄水器設置事業であります。この事業は複数年度にわたるもので、これまで瀬戸年度には1回目の設置、辻年度には検証を行い、適切な運用がなされていることが確認されました。本年度は2回目の設置を行う予定です。
去る8月30 日の国際奉仕委員会に於いて来年2月までに設置を完了させ現地にて贈呈式を行うことが確認されました。右の写真は昨年6月に訪問し、5つの小学校で其々贈呈式が行われた際の、ひとつの小学校で撮影したものです。訪問したすべての小学校で歓待を受け、父兄の方々の手作りの昼食、子供達による民族舞踊、歓迎パレードなど思い出は尽きませんが、何よりも印象的だったのは子供たちの笑顔でした。
来年2月に再びキラキラとした笑顔の子供達に会えることを楽しみにしてこの事業が滞りなく終えられるよう、更に次年度へしっかりと引き継がれるように準備を進めてまいります。本年度の委員会メンバーはこれまでこの事業に尽力されてこられた多くの方々で構成されており、本事業が成功裏に終えられることを確信しております。
また、委員会では来年の訪タイはできるだけ多くの会員の皆様やご家族にもご参加をいただこうと考えております。日程が確定次第皆様にご案内をいたしますので是非ともご参加をいただければ幸いです。
最後になりますが、当委員会の担当でありますロータリー財団部門、米山記念部門におきましても会員の皆様のご理解が少しでも深まるよう努めてまいります。重ねて当委員会事業へのご理解を賜りますようお願い申し上げて委員長としてのご挨拶とさせていただきます。

 

職業・社会奉仕委員会 夜間例会
職業委員会

 平成29 年9月20 日の夜間例会にて、職業委員会がメンバーの皆さまに対して「職業奉仕」についての理解をより深めて頂くためにお時間を頂き、下記の報告をさせて頂きました。
1  平成29 年9月6日(水)例会終了後に北陸電力の七尾大田火力発電所で職場見学会が開催された事
2  平成29 年11 月29 日(水)例会終了後にスポーツクラブ・ヴイテンにて体験型職場見学会が開催されるご案内
3  本年度につきましても地区内の各RC にて「職業奉仕勉強会の実施」が提案され、ポール・ハリスの一生を通してのロータリーの歴史探訪についての勉強会を、来年開催する予定である事

(記 山田 康二)

 

地域社会委員会

 新保委員長より、本年度の活動報告、及び委員会内で協議している次年度の地域社会委員会の活動指針についてプレゼンしました。初めに、例年行われている金沢市教育委員会への講師派遣事業として株式会社山岸製作所代表取締役の山岸晋作会員を派遣し、大変好評であったことを報告しました。その後、今後の事業展開への足掛かりとして、蛍の幼虫放流など過去事業の紹介、また、他クラブが実施する類似事業の紹介を行い、「金沢らしさ」や「ロータリークラブらしい人任せではない事業への積極的な会員参画」が事業構築上必要であるとの方針を発表しました。最後に、当委員会が考えた事業例を3例あげ、どのような事業に興味があるかのアンケートを実施し締めくくりました。

(記 浦  淳)

 

第4回理事会議事録抄

■日時:平成29 年9月13 日(水)13:30 ~
■場所:金沢ニューグランドホテル4F『羽衣』
■議案
1.新会員推薦状 承認の件
2. 2019-20 松本 耕作ガバナー年度について
・地区役員について
・ガ バナーノミニーおよび関連あて職承認の件
3.タイ浄水器設置事業について
4.その他
・翌 年6月の予定変更につき行事予定表の確認

理事会議事録抄の掲載について

 昨年度末変更されました定款第8条第3節「理事会議事録は当該会合後60 日以内に全会員が入手出来るようにすべきである」に鑑み、今般広報誌に議事録抄を記載する事と致しましたのでご覧下さい。なお、議事録本紙に付きましては従来通り事務局に保管しておりますので会員の皆様に付きまして必要な場合は適宜閲覧下さい。

幹事 八木圭一朗

 

派遣交換学生月例報告 9 月分
交換学生氏名 織田  梓
(アメリカ)Cato RC

○健康状態
疲れからか、眠気によく襲われますが元気に暮らしています。

○通学・勉学状況
学校は9月5日から始まります。ホストシスターはstudent counselor という日本でいう生徒会みたいなものに所属しています。一緒にsenior cafe を新しくする手伝いをしに学校に何度か行きました。自分たちで机や椅子を運び入れて、壁にも絵を書いて電球で飾り付けをして世界で一つしかないCafe になりました。ホストシスターはチアリーディングを部活でやっています。私もホストシスターに誘ってもらい参加しています。チアリーディングは日本でもやったことがなく何もわからない状況でした。しかし、ホストシスターやチームメイトのみんなが丁寧に教えてくれます。振り付けなどを覚えないといけないことが大変ですが、早く覚えてみんなとちゃんと動きを合わせられるように頑張ります。また、ホストマザーと自分の時間割を作りに行きました。Band やPhotography など日本にはない実技系のものを多く入れてもらいました。どのような授業なのか全く想像もつかないので楽しみです。学校は家から車で5分くらいです。ホストシスターは17 歳で運転できるので運転してもらって一緒に登下校します。

○家庭生活に関して
host father、host mother、host sister、犬、猫と暮らしています。host brother は大学の寮に入っています。飼っている犬も猫もとてもフレンドリーで可愛いのですが食事中などに近寄ってきたりすると、困ることもあります。でも、癒されることは確かです。また、アメリカはシャワーしかなく、湯船につかることができないので日本のお風呂が恋しいです。

○ロータリーなどの行事参加に関して
最初のロータリーウィークエンドは9月8日から10 日まで泊りがけで行われます。初めて他の留学生に会うのでとても楽しみです。また、8月28 日にはCato Rotary Clubの例会に参加してきました。
例会と言っても、11 人のおじいちゃんやおばあちゃんが集まっておしゃべりしながらご飯を食べるとてもカジュアルなものでした。隣のおばあちゃんがたくさん質問してくれたり、今何をしているのか教えてくれたりと、とても親切な方でした。他の人たちも、気さくな方ばかりで笑顔があふれている素敵なクラブだと思います。また、食事の後には大事な話もしているようでした。まだまだすべてを聞き取れません。例会は毎週月曜日の夕方6時から行われます。とても楽しい時間を過ごすことができ、ロータリークラブのみんなは留学生が好きだから毎週参加してくれると嬉しいとおっしゃってくださって、私ももっと皆さんと積極的に関わっていきたいなと思
いました。また、できる限り毎週参加したいと思っています。

○見学、旅行
ホストファミリーが持っているボートに連れて行ってもらいました。湖の上は時間の流れがゆっくりな感じがしてとても穏やかな気持ちでリラックスした時間を過ごせました。また、白鳥や鶴、アヒル、ガチョウなど近くで見ることができ大自然を身近に感じました。以前日本でホストしていたJake に会ってきました。Jake はまだ日本語がペラペラで懐かしい話をたくさんすることが出来、次会うときには英語でたくさん話そうと約束しました。フランスの大学に通い卒業したら、日本に戻りたいとも話していたので日本で会えるのも楽しみです。そして、NY のFAIR に行きました。牛、鶏、うさぎがいたり、たくさんの乗り物があったり、美味しい食べ物もたくさんありました。一番驚いたことは何でもフライにすることです。お菓子のオレオまでフライにしていました!!でも、意外に美味しかったです。

○感想、新たに発見したことなど
アメリカに来て二週間が経ちました。本当にホストファミリーがいい人で毎日楽しく過ごせています。特にホストシスターが気にかけてくれて、とても感謝しています。また、鹿の飛び出し注意の標識があったり、信号機が日本と違っていたりいろいろな発見の毎日です。たくさんの人に会い、名前を覚えるのが大変です。また、早い会話など聞き取れなかったり分からない単語がたくさんあります。1日も早くみんなと楽しく会話ができるよう頑張ります。

 

職場見学~七尾大田火力発電所~

 去る9月6日( 水)、職業・社会奉仕委員会企画による北陸電力「七尾大田火力発電所」視察会が開催されました。七尾大田火力発電所は、北陸電力の火力発電所の中でも最も大きい石炭燃料による発電所のひとつで、その出力は、1号機・2号機あわせて120 万kwとなっており、平成7年より( 1号機、2号機は平成10 年から) 運用されております。
はじめに同火力発電所の概要について説明を受けた後、2班に分かれてボイラーやミル、貯炭場といった施設内を見学いたしました。ボイラー建屋内はとても暑く、最上部では40℃を超える温度になっており、自然と汗が流れ落ちてきました。どの機械もとても巨大かつ精密で、我々の生活を支える電力が作られる現場は感動すらおぼえるものでした。( 集合写真背後の発電機は東芝製)
その後行われた懇親会は和倉温泉「あえの風」で開催され、美味しい食事とお酒で楽しい時間を過ごすことが出来ました。

( 記 大島 広士)