一年を振り返って
2015 -2016 年度会長
瀬戸 和夫

 残すところ私の年度も後僅かになって参りました。この1年、なりふり構わず村本幹事と一緒に、楽しくなければロータリー活動ではないといろいろな企画を立ててきました。理事・役員の皆様方を始め各委員会のメンバーの皆様方には、1年間私を支えて頂き心からお礼申し上げます。
金沢ロータリークラブの創立80 周年という大きな年度が終わった後の会長として、どうすれば皆様方に喜んで頂けるようなロータリー活動ができるか村本幹事と随分と悩みましたが、ちょうど10 年前に創立70 周年が終わった後の、私がクラブ奉仕委員長、村本幹事が親睦委員長として活動した1年を思い出しその再現を図ることにしました。もちろん新しい企画を盛り込んでの1年にしました。出だしとしてまずホテル日航金沢での納涼例会、10 年ぶりの櫓を組んでの盆踊りや屋台・射的等・・・・・
芸妓衆たちも10 年前のことを思い出して楽しんでいました。メンバー諸兄や家族の方たちにも楽しんで頂けたと確信しています。また、遊びばかりでは駄目なので、各委員会にお願いして昔その委員会がどのような活動をしたかという勉強会も夜間例会に5回取り入れ、その後は懇親会という手法を用いましたところ大勢のメンバーに出席を頂き、特に各委員会メンバーごとのテーブルにパスト会長や大先輩メンバーについて頂き交流を図ってもらいました。
例年だともう次年度が始まっていてゆっくりと出来る6月なのですが、最後の大きな事業としてタイナコンシータマラートロータリークラブと共同事業で5つの学校に浄水器を付ける事業が残っています。6月22 日から総勢20 名でタイのナコンシータマラート市に訪問します。このご挨拶文の編集されているころには20 名のメンバーとタイにて事業を行っている最中ではと思います。最終例会ではその報告も出来るかと思います。
最後になりますがこのような貴重な経験を与えて頂き、メンバー諸兄の暖かい友情とご支援に対し心から感謝申し上げます。又事務局にも大変お世話になりました。

(本原稿は6月15 日に執筆されました)

 

幹事退任挨拶
2015 -2016 年度幹事
村本 道廣

 金沢RC 瀬戸和夫会長年度の幹事を務めさせて頂きました。一年間ありがとうございました。瀬戸会長の楽しくなければロータリーでない「楽しく遊び・楽しく学ぶ」との掛け声のもと、会員の皆様の温かいご支援ご協力で一年間活動する事が出来ました。
80 周年記念の大きな事業の翌年度であり、今一度会員間の親睦で活動力をより強めたいとの瀬戸会長の思いを実践して来ました。親睦委員会事業では、櫓を組んだ納涼盆踊り、料亭での観月会や観桜会、趣向を凝らしたクリスマスパーティーや節分会など楽しい時間を過ごさせて頂きました。そして、各委員会主管の勉強会をはさんだ夜間例会も5回開催でき大変勉強になり充実した時間になり、昼の例会より出席者が多く驚きました。クラブ会報も全て4ページで、トップページの金沢歴史博物館紹介は、毎回会報メンバーの独自取材で実りある会報を毎週楽しみに拝読できました。そして、最終月の6月には、タイに浄水器設置という初めての海外奉仕活動が出来ました。
対外的には、姉妹クラブの鎌倉RC の訪問ほか小松・七尾・砺波・加賀白山・珠洲RC の各周年事業に参加出来ました。そして、6月の第5回日台ロータリー親善会議では、運営スタッフに多くの当クラブメンバーが加わり例会も振替開催として会議を盛り上げることが出来ました。何処に行っても、金沢クラブはすごいねと、昨年の80 周年記念大会の賞賛の言葉を浴びて大変うれしく誇りに感じました。
一年間、過ぎてみれば短くも感じますが、私自身が一番楽しく遊び、楽しく学べたのではないかと思います。歴史と伝統ある金沢クラブの幹事を務めさせて頂いたこと、会員各位に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

茶道同好会 緑陰茶会

 6月8日( 水) に金沢城公園玉泉院丸庭園内の玉泉庵に於きまして今年度最後となる茶道同好会「緑陰茶会」がメンバーやご夫人方 計12 名の参加で開催されました。玉泉院丸庭園は前田利常公の時代から作庭が始まり代々の当主により手を加えられてきた大名庭園を平成27 年に復元されたもので、玉泉庵は普段は休憩所として使われ有料にて呈茶を受けることが出来る施設です。
爽やかな初夏の空気の中、前田利家公の奥方「おまつの方(芳春院)」が建立し前田家の菩提寺でもある大徳寺芳春院秋吉則州老師の「和敬清寂」を床に掛けた茶室で、茶道同好会岡会長の挨拶に引き続き、大島同好会幹事の点前にて玉泉院丸の庭園を愛でながらの薄茶一服を楽しみました。その後、しいのき迎賓館内「ジャルダン ポール・ボキューズ」に場所を移し懇親会が開催されました。

(記 大島 広士)

 

流 汗 悟 道
大塚製薬株式会社金沢支店 支店長
大柳 光晴

 2015 年4月より伝統ある金沢ロータリークラブに入会させて頂き早くも一年が過ぎました。日頃は皆様にご指導を賜りこの場をお借り致しまして御礼申し上げます。折角の機会ですので弊社営業活動のご紹介をさせて頂きます。
弊社の『ポカリスエット』は1980 年発売以来36 年に亘り皆様にご愛顧賜っております。1973 年海外に出張中の弊社社員が食あたりに襲われ、その時の経験から「体内から失われたものを口から補給する飲料」を思いついた事が開発のヒントとなり「汗の飲料」をコンセプトとした『ポカリスエット』が誕生しました。1991 年以降、日本体育協会と連携し熱中症対策の研究や各世代のスポーツ実施者や指導者などの対象に合わせ、社員自らが水分電解質補給の説明を行う啓発活動を実施しております。今では建設現場や工場などの暑熱環境下で働く方、熱中症による搬送者数が多い高齢者の方等、様々なシーンにおける水分電解質補給の啓発活動を継続し“大塚だからできること”を実践しております。
又この度『災害時における生活必需物資の供給に関する協定』を石川県と本年3月25 日に締結致しました。今後も「防災」「熱中症対策」「生活習慣病予防」「食育」「女性の健康推進」等、弊社が持つ知見やノウハウを活かし県民の皆様の健康に貢献できる様な営業活動をして参りたいと考えております。
何事も額に汗をかいて成し遂げなければ、真実をつかむことはできないという“流汗悟道”の精神で……。