金沢の美・技・偉人を訪ねて
美術館・博物館シリーズ No.5
金沢市西茶屋資料館

 西茶屋資料館はお茶屋「吉よし米よね楼ろう」跡地に当時の造りを再現したもの。「吉米楼」は大正時代、弱冠20歳でベストセラー作家になった島田清次郎の小説「地上」の舞台となった場所です。島田清次郎ならずとも文学に興味をお持ちの方は一度足を運ばれてはいかがですか。

【見どころ】
1F は島田清次郎が明治時代後期に生まれ、31 歳という若さでこの世を去るまでの波乱に富んだ人生を物語る資料が数々展示されています。
また、2F は金屏風や漆塗りの装飾品、長火鉢などを配したお座敷に芸妓さんには欠かせない扇子や三味線、太鼓なども置かれお茶屋らしさであふれる、ベンガラの綺麗な「赤」の壁が醸し出す雰囲気が粋で華やかな空間を演出しています。

【今回資料館を訪問して】
昔の茶屋街や芸妓さん達はどんなだったろうと想像してしまいました。
そして何より石川県を代表する小説家島田清次郎に凄く興味が湧きました。天才か狂人か。ベストセラー作家から地に堕ちた男。もう知らずにはいられない。

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《開館情報》
住  所 金沢市野町2丁目25 番18 号
TEL / FAX 076-247-8110
開館時間 (12 月1日〜3月15 日)9:30 〜17:00
(3月16 日〜11 月30 日)9:00 〜17:00
定休日 年中無休
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(記 髙田 健志)

 

会員増強委員会 夜間例会

 この度、会員増強の役割りを会員の皆さんと共に再認識する機会を持つ事を目的に夜間例会を開催いたしました。
まず新家委員長よりロータリークラブの誕生から紐解く会員増強についての説明がありました。
ロータリーが発足した頃の様子から始まり、最近の国際ロータリーの方向性を示しながら歴史的背景を考えると金沢ロータリークラブにはそれに相応しい人材に入会してもらう事が必要との認識を持って会員増強を進めたいと述べられました。
続いて瀬戸会長、吉村委員、新家委員長によるパネルディスカッションを行いました。
吉村委員はアメリカそして日本でロータリーが誕生した頃のエピソードを盛り込みながら、ロータリアンの原点や美徳を十分理解した上で会員増強を進めることが大事だと説き、瀬戸会長からは自身の交換学生時代から始まり、その後ロータリーに入会し会員同士の交流や様々な活動を経験した中で、金沢ロータリークラブの会員には地域のリーダーシップを担い、他のロータリーの規範となる事が求められているとの見解を頂きました。
新家委員長よりこれを踏まえ会員候補の紹介をあらためて依頼し、大友クラブ奉仕委員長が会員増強の必要性をアピールし乾杯となりました。
懇親会では委員会テーブルごとに会員増強について大いにディスカッションをして頂き会員増強委員会の例会は終了しました。

(記 不室 康昭)

 

ロータリー活動の意義〜クラブ奉仕と職業奉仕〜

 9月16 日の例会では柳生好春ガバナーをゲストとしてお迎えしました。ロータリー活動に対するお考えを卓話にてお話いただきました。ロータリーの五大奉仕活動の中でも特にクラブ奉仕と職業奉仕が重要だと語られました。
クラブ奉仕とはクラブ運営に関わるすべての活動を指します。そのなかでも例会出席はロータリアンの三大義務です。しかしながら、例会の出席を義務として捉えるのではなく、会員として与えられている素晴らしい権利として感謝すべきです。また、例会は友情を温める最高の機会です。友情は世界では最高の徳目とされています。更に、ロータリーは職場とは違い対等な立場の方が集う場所です。本当のリーダーシップが育まれるのは対等なもの同士が切磋琢磨し、人間同士の触れ合いの中で事業を作り上げる過程でこそ生まれるものです。
職業奉仕はロータリーのロータリーたるゆえんであります。職業あってのロータリー活動であり、人を育てることこそ最高の管理手法に繋がります。これだけの職業人の集まりの中で人を育てられる組織は他にはありません。最もよく奉仕する者、最も多く報いられる(He Profits Most WhoServes Best.) をこれからも更に強く推進されていくことを強調されました。
そして最後に、答えは問うからこそ生まれる。現状に満足せず常に問い続け、成長していきましょうと助言をいただきました。ロータリー活動の楽しさ、豊かさをわかりやすく具体例を交えてお話くださいました。公務ご多忙の中、金沢ロータリーの卓話にお越しくださいまして誠にありがとうございました。

(記 山岸 晋作)

 

派遣交換学生月例報告 8 月分
交換学生氏名 長野 未来
(カナダ)milton

○健康状態
良いです。ですが、ホストファミリー全員が風邪を引いていてずっと咳をしているので移らないか少し心配です。

○通学・勉学状況
まだ通っていません。8日から始まります。家から学校までは徒歩で約15分くらいです。なので徒歩か自転車で通うことになると思います。

○家庭生活に関して
第一ホストが風邪を引いていたので一週間カウンセラーの家にいました。とてもよくしてくれてご飯も食べに連れていってくれたりしました。私が野菜が好きだということを知って、たくさんの野菜を使った料理を作ってくれました。第一ホストの家に来て三日経ちましたが家族みんな優しいです。ご飯も毎日おいしく食べています。

○ロータリーなどの行事参加に関して
毎週の月曜日のRotary meeting に参加しています。みなさんとても優しくて気さくな方ばかりです。そして今日のRotary meeting はカウンセラーの家でBBQ でした。ちょうど私の誕生日とかぶったのですが、家に行くとみんなが祝福してくれてBirthday girl !とすごく言われました( 笑)。そしてご飯が食べ終わったときに、ろうそくがついた特大のケーキが運ばれてきて歌を歌われました。すごくびっくりしたし、本当にうれしかったです!私はケーキは甘すぎて二口しか食べれませんでした。プレゼントやレターもたくさんもらいました。本当にロータリーの方たちに感謝です。いい日となりました。

○見学、旅行
カウンセラーの家に居るときは、ドライブをしたりビーチに行ったり、日本料理やフィッシュアンドチップスなどを食べに連れていってもらいました。どちらとも仕事で忙しいときは、ロータリーの方たちがst jacobs やCrawford Lake などに連れて行ってくれました。一週間だけでたくさんの場所に行くことができて楽しかったです。第一ホストに移ってから次の日にMcMichael Canadian Art Collection に行きました。独特な作品ばかりで見るのが面白かったです。夜ご飯には次の日に私の誕生日だったので素敵なレストランに連れて行ってくれてお祝いしてもらいました。すごくうれしかったです。

○感想、新たに発見したことなど
力ナダにきて二週間も経っていないけどすでに色んな場所に行き、経験をしました。まだまだ学校も始まっていないしこれからなので、英語をもっと勉強して頑張ろうと思います。学校は不安なのと楽しみなのとで半々です。