金沢支社開設 90 周年
第一生命保険株式会社
金沢支社長
村田 誠治

 大正 14 年9月に当社が金沢の地にて営業を始めて 90年の歳月を刻むこととなりました。金沢ロータリーが本年 80 周年を迎えることと重ねてその歴史を考える時、とても感慨深いものがあります。私は、41 代目の金沢支社長として、新幹線開通イヤーという大変ラッキーなタイミングで着任出来たことに心より感謝しています。
当社の地方支社長が一様にロータリーに入会するのは、4代目社長 矢野 一郎(故人)が熱心なロータリアンであり、“それでこそロータリー”を始め、多くのロータリーソングを作詞作曲していることに端を発しております。業容が肥大化・複雑化し、グローバル化しても、職業奉仕の理念や地域社会貢献への思いは、脈々と受け継がなければならないものと考えています。
戦前の国民病と言われた結核撲滅の為、当社が作った保生会 八国山病院(宮崎駿監督 となりのトトロ 七国山病院のモチーフとなっている)の様な取組みも歴史の中で、生命保険事業=健康への願いであったことを物語っています。
現在の国民病は、“がん”ということで、その早期発見の為、がん検診受診率向上の推進を県下 550 名の職員と共に 10 万人を超える法人個人のお客様に対し、啓蒙していくという活動を始めています。その活動を通じ、得られたアンケート結果を県や市町村にフィードバックする取組みを行っておりますので、皆様の所に私共職員が伺った際には、是非ご協力をお願いします。