「夜間例会」及び「節分の会」

 節分の鬼が退散した翌日「立春の日」2月4日に金沢ニューグランドホテルにて「夜間例会」及び「節分の会」が開催されました。
例会会場には祭壇が設けられ、尾山神社の神職が、年男の蚊谷 八郎会員、大友 哲会員、池田 東史雄会員、温井 伸会員、山口 眞樹会員、北川 雅一朗会員、八木 圭一朗会員、松崎 秀規会員、塩谷 真一郎会員、吉田 克也会員の名前を挙げて、厳かに清祓いが行われました。
お祓いが終了すると、赤鬼と青鬼が会場に乱入し、檀上の年男会員たちから豆を投げつけられ、鬼は外!福は内!の大きな声の大合唱により、鬼はそそくさと退散しました。慣れない縫いぐるみを着た状態で30 分という長時間、汗をかきながら出番を待たれた赤鬼役の興津 俊昭親睦委員、青鬼役の橋本 光央親睦委員、大変有難うございました。
その後、会場を移して懇親会が親睦委員会の山岸 晋作会員の司会で始まりました。最初に、クラブ奉仕委員長の八木 圭一朗会員のご挨拶と乾杯で懇談がスタートし、立春の匂いをほんのりと感じさせるような、やさしく、さわやかな季節のお料理を堪能しました。
その後、新年のお祝いとしての加賀万歳保存会の方々による「平成金沢―新名所づくし」「北陸―新幹線」のお披露目、そして、年男10 名の皆さんと岡 能久会長による「餅つき」が行われ、よいしょ!よいしょ!の力強いかけ声が会場内に響き渡り、「餅つき名人 野村さん」のお手伝いの下、出来立てお餅を味わいました。最後に親睦委員長 塩谷 真一郎会員のご挨拶の後、「手に手つないで」を唱和して閉会しました。

(記 山田 康二)

 

派遣交換学生月例報告 1 月分
交換学生氏名 櫻田 望
ホストクラブ(オーストラリア)INGHAM

○健康状態
特に問題はありません。日中は、とても暑いので熱中症にならないように、気を付けています。

○通学・勉学状況
夏休み中です。

○家庭生活に関して
この一か月は以前よりも、話す機会や外出、散歩や家事の手伝いをする機会が増えました。二週間ほどは別の町にホームステイしていました。そこでは、ドライブに連れていってもらったり、ホストファミリーの友達とご飯を食べたり、ホストプラザーとテレビでクリケットの試合を見たり、クリケットをしたりしました。野球とは全くルールが違っていたので、とても難しかったです。18 日にまた、Ingham に戻ってきました。今週はクリスマスなので、一番最初のホストファミリーとクリスマスを過ごします。友達と一緒に出掛けたり、ホストファミリーと買い物にいくのを手伝ったりしています。家事は以前よりも自分からしています。

○ロータリーなどの行事参加に関して
ロータリーの集会は二月からスタートします。

○見学、旅行
していません。

○感想、新たに発見したことなど
日本とは季節が逆なので今の時期が夏と梅雨です。今のところ雨はほとんど降っておりません。2014 年の12 月は冬ではありません。真夏です。とても貴重です。日本は今頃ホワイトクリスマスだなぁ。と思いつつも、日本では決して味わうことのない、不思議な夏のクリスマスシーズンを過ごしています。

 

交換学生氏名 中村 薫平
ホストクラブ(アメリカ)West jacksonville

○健康状態
サッカーで一度ひどい突き指をして病院へ行きました。その他問題なし。

○通学・勉学状況
朝は家の近くに住んでいるサッ力ー部の友達の車に乗せていってもらっています。なので少し時間に余裕ができました。放課後は同じ友達と、ご飯を食べにいったり、遊んだりしてからそのままサッカーの試合に行きます。先週は全日試合、練習が組まれていて毎日友達と遊びました。ホストファミリーも仕事が忙しく、かなり助かっているようです。とても楽しいのですが、宿題をする時聞がなくなってしまうので、学校の自習時聞を利用して終わらせるようにしています。勉学状況については、アメリ力ンヒストリーとイングリッシュのクラスがうまく行きません。みんなと同じように課題をこなすことができず、先生も僕に特別扱いをしないので、アメリ力の学生と同じ基準で成績がつけられます。イングリッシュでは小説を読み終わり、先週テストと課題発表がありました。デストは単語を勉強していなかったのであまりできませんでしたが、課題発表では僕の評論文がクラスに発表され、みんなに褒められました。とても苦労して書いたので、本当に嬉しかったです。アメリ力ンヒストリーのクラスでは予習する時間が作れず、内容がつかめないことが多いです。ノートをとるのに精一杯で先生の解説に集中できません。宿題の量も半端ではないので、予定がない週末になんとか終わらせています。新しい勉強方法を考えなくてはいけないと思っています。数学、物理のクラスは授業についていけます。先生が専門用語を多く使うので、数字から予測して理解することが多いです。早く完壁に聞き取れるようになりたいです。ジムのクラスでは室内競技が増えてきました。バレーボールや卓球をしています。スペイン語のクラスは最近理解するのが難しくなってきたのでたまにホストシスターに教えてもらっています。その他の教科は順調です。サッカーが始まり約一ヶ月が経ちましたが、未だに忙しさに慣れない生活を送っています。とても大変ですが、友達や様々な達成感など得るものも大きいのでそれなりに頑張れています。

○家庭生活に関して
まだホストファミリーを変えていないので、本当に仲がいいです。最近では軽い言い争いも結構します。平日はサッカーの試合で顔を合わせる機会が少なくなってきています。毎週日曜日は教会に通っています。かなり長い時間教会にいるので少し辛いです。食事がほぼ固定されているのでたまにじぶんでラーメンを食べています。日本食が恋しいです。冬の間だけホストマザーのお母さんと一緒に過ごすことになりました。

○ロータリーなどの行事参加に関して
先週末オリエンテーションでディズ二一ワールドに行ってきました。フロリダや他の州も合流して総勢100 人を超えるオリエンテーションでした。いろいろな国の人と喋ることができて、とてもいい経験になりました。フロリダでのオリエンテーションは毎回大人数で行われ、今までしゃべったことのない人とコミュ二ケーションをとることがとても重要です。自分の一番苦手なことなので、いい環境に恵まれたと思います。来月にはキャンプに行くので、もっと友達を増やしたいです。

○見学、旅行
ホストファザーにフロリダにあるNASA の施設に見学に連れて行ってもらいました。テーマパークのようになっていてとても興昧深かったです。同じ町の留学生でよく遊びます。今週はアイススケートに行ってきました。みんな仲が良くて一緒にいると楽しいです。旅行には行っていませんが、なんとかマイアミにアウトバウンドの友達に会いに行こうと計画しているところです。

○感想、新たに発見したことなど
ホストファザーに次のホストファミリーを見つけるのが難しいので、このまま同じ家に1年間ステイするかもしれないと言われました。今のホストファミリーとは家族のようで仲がいいのですが、たまに環境を変えてみたいと思うこともあるので、複雑な気持ちです。

 

茶道同好会 初茶会

 去る1月21 日茶道同好会の本年の初茶会が開かれました。参加者は15 名でした。
まず午後4時より6時まで茶会が平澤会員の平寿商店で行われました。懸釜となっており、参加者は随時現地に集合しました。参加者は2 グループに分かれてお茶をいただきました。お茶室に入る前の待合にて陳列されているお道具を鑑賞させていただき、なごやかな会話を楽しみながらお茶室に入るのを待ちます。
小さいながら居心地のよい茶席に入ります。正面床の間には「帰一」の掛け軸、竹の花入れと香炉が飾られ、平澤会員の心配りを感じさせられました。お道具の由来等をお聞きしたり、中には桃山時代の銘物もあり、一同眼福にあずかりました。お茶は平澤会員のお嬢様に立てていただき、座は華やかなものになりました。
お茶会後は、懇親会場「つば甚」に移動しました。おだやかな茶会と打って変わって、おいしい料理をいただきながら会話もはずみました。別席を終えられた森会員も飛び入り参加されて、楽しい懇親会となりました。

(記 松本  大)

 

元 米山奨学生 邱祈豪君を訪ねて
三木  甫

 1月27 日から2月1日迄、25 年前当クラブがお世話した米山奨学生の邱祈豪君を台湾に訪ねて来ました。邱君は金沢大学法学部の研修生でしたが3年後一橋大学に移り台湾に戻りました。専門は労働法です。現在は台中の大葉大学の助教綬です。金沢滞在中に蘇玉華さんと結婚、1男1女に恵まれ、現在長女は台北大学の法律学部2年生、長男は高校2年生です。台中の彰化県(台北から高鐵で1 時間余)の4 階建の鉄筋住宅に住んでいました。邱さんは大学の暇な時には地域の会社の法律顧問を務め、蘇玉華さんは富山大学卒で日本語に堪能、文化センターの日本語教師を務め着物・茶道など日本文化にも造詣が深く2人とも地域では有名人です。
私は当時彼のカウンセラーを務め毎年年賀状は交換し彼らが来沢した時には会っていました。一度台湾に来るよう勧められていましたが今回ようやく長年の約束を果たすことが出来ました。彼らは米山奨学会、その後1年間延長して補助を受けた金沢RC に大変感謝していました。