金沢8RC新年合同例会開催される

 平成27 年1 月8 日(木)にホテル日航金沢「鶴の間」において金沢東ロータリークラブホストにより8RC新年合同例会が開催されました。
オープニング・アトラクションとして、藤舎 眞衣様(笛)と上田 智子様(ハープ)による和と洋のコラボレーションで「星空の想い」の素晴らしい演奏が開始され、その後国歌ならびにロータリーソング「奉仕の理想」斉唱の後、ホスト・クラブである金沢東RCの別川 稔会長から、北陸新幹線の開業に当たりロータリアンとして奉仕の理想を実践しおもてなしをすることが大事であると新年の挨拶を頂き、続いて金沢東RC浅田 裕久パスト会長の乾杯でスタートしました。
懇親会では、日航ホテルの和洋コースのおいしい料理をいただきながら、三茶屋街芸妓連による新年にふさわしい「お座敷太鼓」演奏が懇親会を盛り上げてくれました。歓談中は会員同士の親交も盛んに行われ、親睦が図れたのではないかと思いました。
楽しい時間は時を忘れるくらいに過ぎ、閉宴の挨拶を次期ホスト・クラブである金沢西RC古谷 謙明会長よりいただき、ロータリーソング「手に手つないで」を全員で斉唱し閉会いたしました。

(記 阿閉 久義)

 

ワインあれこれ(第15 回)
―未来の味を いま楽しむ?―【 科学 と 熟成 】

 なぜか高いワインを飲むと、渋味や酸味など何らかの個性が突出していて「これがなんで高いが?」とお考えになった方も多いのでは?もちろん価格は市場が決める訳ですが、偉大なワインは飲み頃を先に設定して売り出すものも多く、早い時期に開けると評判との相違に驚かれるかもしれません。デキャンタを使って急激な酸化で味を変化させる手法もありますが、できれば熟成という『時間の経過がなしうる適切な酸化反応』による成長を通じて、角がとれてバランスよく纏まる迄じっくり待つのが最良です。でも家庭では温度湿度などの環境を調整し長期間待つことは容易ではありませんね。
それを覆すアイディアで、“ワインに浸すだけで熟成した味にする”驚きの商品が出て来ました、その名は『クレ・デュ・ヴァン』。しかも1秒浸すと1年熟成の味だとか。ヨーロッパ最優秀ソムリエも組んで開発されたフランス プジョー社モノで、世界発明コンクールにて銀賞受賞(ジョーク商品ではない模様)。じっくり成長を待つ、それも楽しみのひとつかとは思いますが、ま
さにスピードの時代ですね。
“大人びた未成年”をつくるのは躊躇しますが、興味深い商品です。

(記 橋本 光央)