金沢市教職員研修会への講師派遣事業 第1回実施報告
地域社会委員長
西木戸 登

 本年度、地域社会委員会では金沢RC 初の試みとして、金沢市教育委員会開催研修会への講師派遣事業を2回実施いたします。
岡会長と米井幹事が金沢市の教育委員であるという結び付きもございますが、実際に教育委員会には「企業の考え方・取組み方から学びたい」というニーズが以前からあり、米井幹事はRC 事業とは関係の無い一企業人としての立場で、教育委員会の研修に於いて過去2回講演をされています。
今回は小中高等学校から選抜された30代半ばから40代前半の主任クラスの教諭15名を対象とし、8月11日(月)~ 12(火)、キゴ山ふれあいの里研修館で開催された「平成26年度金沢市教職員研修 金沢ミドルリーダー塾」の初日開講直後、10時~ 12時の“講義① 企業人に学ぶ”というプログラムで米井幹事と当委員会の山本秀生委員に講演をしていただきました。
まず米井幹事が「マネジメントの役割」と題し、P.Fドラッカーの手法を基に、組織、経営、企業の目的、成果、コミュニケーション、リーダーの役割等について30分の講演をされました。
続いて山本秀生委員が「ANA の取り組み ~評価制度とSIP~ ~海外における業務経験~」と題し、アメリカ・インド・タイで勤務された際、現地特有の多くの問題に対していかに対応してきたか、ANAの評価制度・管理ツールの紹介、目標達成のための部下の育成方法等について1時間の講演をされました。
残り30分は質疑応答の時間でしたが、冒頭米井幹事から参加者へ逆に質問が投げかけられ、急遽短いグループ討議が始まりました。その後、数名の参加者から質問がなされ、講師二人から自身の経験を基にしたアドバイスがされました。
普段なかなか接することのない企業人の考え方・体験談を聞きながら、講演の2時間を通じて参加の先生方は皆揃って熱心にメモを取っていらっしゃいました。(私自身もとても勉強になりました) 次回は10月1日(水)。市内全校長が一堂に会する研修会に講師を派遣します。

 

長期交換留学生ジェイク・ビスコミ君来日

 8月16日に、交換学生のジェイク・ビスコミ君が小松空港に到着しました。空港では、岡会長、北川地区副委員長をはじめ、ホストファミリーのみなさんで歓迎しました。ジェイク君は、アメリカのニューヨーク州スカニアトレスの出身で、私の長男のホームステイ先のホストブラザーです。明るく真面目な好青年です。ホストファミリーは、織田家、櫻田家、土井家、中村家、松崎家の予定です。1年間、有意義な時間を過ごされることを願います。

(記 織田 明彦)