幹事所信
2014 -2015 年度幹事
米井 裕一

 2014 - 2015 年度の幹事を務めさせていただきます米井です。一年間よろしくお願いいたします。
さて、本年度は、歴史ある金沢ロータリークラブの 80 周年を迎える年でもあり、通常とはやや運営の仕方が異なりますので、その説明をさせていただきます。すでに予定者の段階での理事会、クラブ協議会で説明させていただきましたが、本年度は、通常の事業に加えて、80 周年に関連した事業も合わせて準備実行する必要があります。前回の 70周年では、通常の組織とは別に実行委員会が立ち上がっていましたが、現在は CLP を経て当時とは組織の在り方も変わりましたので、極力無駄を排するため、通常のそれぞれ10 委員会に 80 周年事業を分担していただく形式としました。各委員会構成はそのままにして、そのまま実行委員会となる組織で行っていくことになります。極力通常事業の延長線上で分担を考えたつもりではありますが、中には例年より負荷のかかる委員会もあろうと思います。何かとご苦労をおかけしますが、何卒ロータリーの友情を結束の糧として乗り切っていきましょう。
80 周年の概要については、これから岡会長から折に触れお話があると思いますが、加賀の文化を再確認できるような、さすがは金沢ロータリークラブ!というような内容にしていきたいと考えております。まだ実感がわく段階ではありませんが、一年間を通じて徐々に 80 周年当日に向けて盛り上がれるような運営を心がけていきます。
また、当然のことながら、通常事業の実行も大変重要なことです。継続事業もあれば新規の事業もあります。通常の事業が輝いてこその歴史の積み重ねでありますから、しっかりとそれぞれの委員会が役割を遂行できるよう、メリハリをつけた運営も心がけていく所存です。
なにはともあれ、本年は、大きな節目となる年度となります。私自身、正直なところ今の段階では不安の方が大きいですが、皆様と力を合わせ、思い出深い一年にしていきたいと考えています。何卒よろしくお願いいたします。

 

御 挨 拶
クラブ奉仕委員長
八木圭一朗

 今年度クラブ奉仕委員会では、会員増強・クラブ広報・親睦・例会・ニコニコの5委員会を担当致します。5人の委員長、並びに 11 人の副委員長と共に、会長の考える「親睦活動を通して和を確かなものにする」要の委員会としての自負と責任を持って、1年間活動して行きたいと思います。
また、今年は創立 80 周年の年でもあります。実務は別途実行委員会で行われますが、周年大会への雰囲気の醸成、会員の意識高揚につながる事業の実施を通し、互いを敬い、奉仕の心の形成と実践に努めたいと思います。

 

御 挨 拶
職業・社会奉仕委員長
中村 雅人

 あらゆる有用な職業の価値を認め、自らの職業を律し道徳的水準と品位を高めることに努めます。
これまでの社会奉仕活動を大切にし、責任ある大人として子供たちの未来に寄与すべく、個人生活・事業生活・社会生活に奉仕の理想を実践して行きます。
本年度会長方針に沿い、職業奉仕・社会奉仕を通じて、仲間の和を大切にし、互いを敬い、責任と誇りの持てる人づくり・まちづくりに貢献します。

御 挨 拶
国際奉仕委員長
小鍛治 誠

 国際的奉仕組織であるロータリーの一員としての自覚と理解を深めるため、ロータリー財団奨学生・米山奨学生の実情を周知・広報し、各種事業への参加・支援・協力を通して国際奉仕に貢献する。
また、金沢ロータリークラブ 80 周年式典では、「おもてなし部会」として活動し、式典の成功に貢献する。

 

御 挨 拶
青少年奉仕委員長
小杉 雄二

 「青少年奉仕委員会」は「国際青少年交換」と「インターアクト・ローターアクト」の2委員会の活動を通して、将来を担う若者たちに成長の機会を提供することを事業とします。これまで継続的に行われてきた事業でもあり、基本的には例年通りの内容を引き継いでいくことになりますが、事業対象の皆さんはもとより協力をいただいている関係者の皆さんの意見を参考にしながら、彼等にとってより良好な環境づくりに努めていきたいと思います。
また、80 周年事業では登録・渉外を担当します。事業の成功に寄与できるように委員会メンバーと共に確実に進めていきます。何卒一年間ご理解とご協力をお願い致します。

 

山と自然を愛する会「聞香会 替七夕香」

 七夕を間近に控えた6月 29 日、聞香会が武蔵町の香屋で開かれました。席の名も優雅な「替七夕香」。
お茶をいただき、願い事を短冊に書いてから、会は開始。
お香は、牽牛(けんぎゅう)、織女、天の川の3種類。このうち2種類を事前に聞いて、香りを記憶させた後に、3回順次お香が回ります。これを香りだけで正確に当てようという、平安貴族以来の日本伝統のゲームです。
香屋のご主人でもある池田典明前会長、英津子夫人お二人の丁寧な指導を受けましたが、参加者はほとんどが初体験。作法に気を取られながら、懸命にお香の香りを頭に刻み込みます。最初に感じたはずの香りは、時間とともに薄れて、皆さん苦労しながら答案を書き上げます。
結局、全問正解は7人中3人だけ。池田ご夫妻は「聞き当てるのが目的ではなく、名香の醍醐味を楽しむのが本来の目的です」と解説されましたが、その通り。外れても、雅な思いに満たされた一時でした。
お土産に全員の成績一覧表を記念にいただき、昼食を楽しんで散会しました。

(記 武田 安弘)