転機、 趣味から特技へ
北陸コカ・コーラボトリング株式会社
北陸地区本部長
髙田 健志

 ゴルフを始めて25 年ですが10 年前に妻の実家に引っ越しました。幸いにもゴルフ練習場が近くて暇があれば練習場に行くようになりました。休日には朝、夕方、寝る前と練習場に行き、合わせて700 球以上を打つことも珍しくありませんでした。でもただ打っているだけだったので上達はしませんでしたね。
その後高岡カントリー倶楽部のメンバーになりオフィシャルHD25 をもらい月例杯に初めて出たことで私のゴルフ人生に転機が訪れました。普段フロントティーからしかラウンドしたことがない私は力んでドライバーが全く当たらずOB 連発、ボールもなくなり同伴競技者に大迷惑をかけたラウンドでした。
2度目の月例でドライバーは点で狙うんだよと教わってから漠然と打たずに点を狙って猛練習したことでドライバーが安定し、ゴルフも楽しめるようになりました。そのお陰でシングルプレーヤーになれたのかなと思います。
今目標としていることはロータリークラブのコンペで優勝すること、そして夢は所属クラブの倶楽部チャンピオンのタイトルを獲得することです。最近、上手くなるには?とよく聞かれます。前傾を崩さず、頭を動かさず軸を作り、腕の三角形を維持してスイングすれば曲がりません。右手を返すことで飛距離は飛躍的に伸びます。
でも上達の1番の近道、それは練習場の近くに引っ越すことなのかもしれません。

 

 

ワインあれこれ(第4回) ―イタリアワインの魅力―

 私がワインにハマったきっかけは9年前にイタリアで飲んだブルネッロ・ディ・モンタルチーノというワインで、あまりの美味しさに大きな衝撃を受けました。それ以来、イタリアワインを中心に飲み続けています。
イタリアワインは何となく難しそう、と思わせる理由はいくつかあります。一つはフランスワインのように系統だっていないこと。
フランスではワイン法によって格付やAOC(原産地統制呼称)に沿って統制されたワイン作りがなされています。イタリアにもそれに相当するDOC やDOCG と呼ばれる格付があります。しかし、フランスのように格付と味や品質が比例していません。例えばスーパータスカンと呼ばれるワインは格付にとらわれず品質を追い求めて作られたワインで、格付が最下位のVdT(テーブルワイン)であるにもかかわらず、最上位格付のDOCG よりも値段が高い場合が多々あります。
イタリア人はフランス人と違い、そもそも決まりを守る国民ではありません。フランスワインが「尊敬されるワイン」だとするならば、イタリアワインが「愛されるワイン」と言われるのもその所以です。
そうは言っても、まずはDOCG の格付ワインから飲んでみることをお勧めします。バローロ、モンテプルチャーノ・ダブルッツォ、タウラージそして私がイタリアワインに傾倒するきっかけのブルネッロ・ディ・モンタルチーノあたりはどの生産者のものも一定以上の出来です。
また、ヴェネト州のDOCG にはアマローネという陰干しした葡萄から造る魅惑的な香りを放つワインもあります。やや高価ですがアッレグリーニ(生産者)が造るアマローネはイタリア本国でも評価が高く、イタリア著名ワイン評価誌のガンベロ・ロッソで過去に幾度も最高評価を獲得しています。当クラブ会員のサッポロさんの取り扱いですので皆さんも一度お試しください。

(記 北川雅一朗)