職業委員会紹介ならびに職場見学報告
職業委員長
倉本 和明

 本年、職業委員会委員長を賜りました。
今年度の当委員会は、ベテランの方が多くいますので安心して委員会運営ができそうです。予定をしています事業は、職場見学を2回と優良従業員の表彰を計画しております。
最初の事業であります職場見学は恒例となりました、「黒四」ダムと発電所の見学です。
10 月8日朝6時、天気は良好、金沢ニューグランドホテルを出発し、黒部川電気記念館で説明を聞いた後トロッコ電車で峡谷をくぐり抜けるように欅平駅まで行きました。岩山や切り立った谷、滝、沢、森など素晴らしい景観が目に入ってきました。
欅平駅からエレベータで約200m 上がり、電池車輌にて第四発電所へ向かいました。
発電所では、日本有数の発電量33.5 万キロワットを発電するタービンをはじめ遠隔操作機能の操作室、中島みゆきさんの紅白歌合戦出場の中継場所などを見学した後、お弁当をいただきました。
インクライン: 厚労省( ケーブルカー:国交省) に乗って453m 上に行き、電池バスで黒部ダムまで移動しました。ダムは放水をしており素晴らしい景観でした。
今度はトロリーバスに乗って「映画:黒部の太陽」で有名な破砕帯を通って、長野県扇沢駅に出て、待機していた北鉄バスに乗って、懇親会会場へ向かいました。
懇親会会場の「生地温泉たなかや」では、水が大変おいしく、温泉は軟らかく良いお湯で疲れを癒しました。
池田会長にご挨拶をいただき、今回お世話になった石黒北陸電力支店長にもご挨拶をいただき、泉パスト会長の発声で乾杯をしました。和気藹々の中、北川幹事に中締めをしていただき、帰路につきました。が、中締めは散会にあらずで、バスは大宴会場になり二次会となって盛り上がり無事に金沢へ到着しました。
ダムや発電所を維持管理するため、また見学コースなどに利用する交通機関はすべて電気を使い環境に配慮していることや、発電所も地下200m に作り、これも環境に配慮した造りになっているということが昭和初期のころから考えられていたことに感心しました。そして重機も道路もないところを人の力で切り開いた先人の偉業を同じ日本人として誇りに思いました。
今後の委員会事業も楽しい研修を進めてまいりたいと思いますので、会員皆様のご協力をよろしくお願いします。

 

 

夜間例会
例会委員長
中村 雅人

 去る10 月16 日にホテル日航金沢、ラ・ソラにて夜間例会が開催されました。今年度例会委員会では、通常例会の他、8月の早朝例会、今回と来年2月の夜間例会の企画運営を担っており、多くのメンバーやご婦人の方々にもご参加戴きやすい設えを心がけ、委員会メンバー一同入念な準備のもと、無事当日を迎えることができました。
講師のソプラノ歌手の竹多 倫子さんとピアニストの辻田祐希さんは、これから世界に羽ばたいて行く可能性を秘めた、才能溢れるお二方で、「O sole mio !~私の太陽~」で幕開けし、オペラ「ジャンニ・スキッキ」より、「O mio babbino caro ~私のお父さん~」、「くちなし」と続き、辻田さんのピアノソロ、チャイコフスキー作曲「四季」より「11月 トロイカ」、ショパン作曲「エチュード 黒鍵」、ヴェルディ=リスト「リゴレット・パラフレーズ」の3曲をご披露戴きました。その後、ファイナリストとして挑む次のコンクールでの発表予定曲、オペラ「ドンカルロ」よりヴェルディ作曲「Tu che le vanita conoscesti del mondo ~この世の虚しさを知るあなた様よ~」、オペラ「タンホイザー」よりワーグナー作曲「Dich teure Halle ~歌の殿堂~」を熱唱戴き、アンコールには、オペラ「椿姫」よりヴェルディ作曲「乾杯の歌」を歌い上げて戴き、迫力に圧倒されたあっと言う間の45 分でした。
池田会長の謝辞と乾杯のご発声の後、ホテル日航金沢さんの心づくしのお料理を、歓談と共に楽しんで戴き、限られた時間の慌ただしさの中にも、各テーブルで話に花が咲くような、アットホームな時間を共有させて戴くことができました。
今後とも例会がメンバーの方々にとって身近で、有意義なものであるよう運営をして行きたいと思います。皆様の変わらぬご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

国際ロータリー第2610地区 2013-2014年度 地区大会

 10月6日、小松市のこまつドームにて、2013-2014 年度地区大会が開催されました。
オープニングは『こまつ勧進帳連中』から始まり塚本 幹雄本年度大会実行委員長、湯浅外志男ガバナー、ホストクラブであります中橋 勝美小松RC 会長、尹 弘周RI会長代理があいさつされ、谷本 正憲石川県知事から祝辞をいただきました。
選挙委員会報告、大会決議委員会報告があり紹介では、地区米山記念奨学生や地区受入交換学生・ローターアクト、インターアクトの活動報告などがあり金沢RC のニルファエル ムタリフさん、Elliott NEAGLE くん、Vivian CamilleMARTINEZ さんが壇上で自己紹介し楽しんでいたように思えます。
記念講演では小松市出身の学校法人 立命館 名誉顧問の川本 八郎様が『21 世紀社会を逞しく生き抜く若者の教育について』と題して川本 八郎さんから『世界の子どもは多様化に進んでいる』そこで教養を身に着ける努力=習慣、習慣づける事で努力ではなくなる人間の最後の価値は教養とのお話をいただきました。
その後、大会鍵伝承が行われ次期開催ホストクラブの高岡RC 藤田 益一会長からあいさつをいただき、参加者全員でロータリーソング斉唱にて閉会しました。
大懇親会では小松市出身の安田 奈央さんの歌を聴きながら和やかに懇談することが出来ました。

(記 中島 史享)