湯浅ガバナーからのメッセージ
「新たな挑戦の幕開け」
ガバナー
湯浅 外志男

 この1年間は、ガバナー年度として私にとって特別な年であり、ロータリーへの新たな挑戦の幕開けです。緊張感と責任の重さをひしひしと感じています。
世界中のロータリアンが取り組む国際親善・国際交流は、平和の源です。世界各地で何が起きようと左右されることなく、奉仕活動を通して平和に邁進しています。このことがロータリアン一人ひとりの行動に、誇りと自信をもたらすものと信じています。
私の地区運営方針は「温故知新」です。これまで諸先輩方から「過去の歴史を学び知り、新たなものを見出すことが重要である」と教えられました。今年5月、広島で開催された「ロータリー世界フォーラム」に参加した折、世界各国から訪れた青少年による「平和のためにどうすべきか」という問いかけは、非常に新鮮で人間性を感じました。この時の平和宣言にある「私たちは、過去から学び得た知識を指針とし、未来に向かって進みます」という言葉は、まさに「温故知新」ではないでしょうか。
本年度から「ロータリー財団地区補助金制度」が始まり、地区内の各クラブが地域への柔軟な対応によって効果的に活用することで、大きな波及効果が期待されるでしょう。2016年開催の日台ロータリー親善会議に向けての準備も含め、ご支援、ご協力をお願いします。

(「ガバナーズ マンスリーレター 2013.7」より抜粋)