ご挨拶
2013 - 2014 年度会長
池田 典明

 輝く歴史と伝統ある金沢ロータリークラブ2013 ~ 2014 年度の会長を仰せつかりました。平成3年2月に入会させて頂き、22 年の歳月が経ちその間、諸先輩方の温かいお言葉、叱咤激励を頂きながら人間力そしてロータリー力(超我の奉仕)を熟成させて頂くことができました。
さて、《2013 ~ 2014 年度》2610 地区 湯浅ガバナーメッセージでは、ロン D . バートン RI 会長のテーマは「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」を揚げています。それは田中 作次 前RI 会長のテーマ「奉仕を通じて 平和を」に共通するものであると言っています。そして「温故知新」をテーマにあげています。
金沢ロータリーは《2014 ~ 2015 年度》創立80 周年を迎える事となります。金沢ロータリーは、国内ではもちろん2610 地区でも有数の伝統あるクラブであり、その伝統を引き継ぐ者として身の引き締まる思いです。私の本年度基本方針(キーワード)は“奉仕と親睦で繋ごう ロータリーの和”です。近い将来金沢ロータリーは90・100 周年を迎える事と思います。伝統(ブランド)は一夜にして出来るものではありません。多くの諸先輩方が今まで築き上げられた歴史(ヒストリー)とそこに携わった多くのメンバーの、苦悩の物語(ストーリー)がその中に凝縮されているのではないでしょうか。その伝統を受け継ぐ者としてよき伝統を守り続ける事はもちろんのこと、新しい事にチャレンジして行く革新的創造(伝統からの創造)も大切なことと考えます。そして2015 年春には北陸新幹線が開業いたします。新幹線開業は、首都圏との時間距離の短縮による地域間格差の是正や交流人口の増大による地域経済の活性化に大きな期待が寄せられています。金沢という街が大きな変革を迎える中、私自身ロータリアンとして大所高所から見る目を持つことが大変大事なことだと感じます。
最後になりますが、浅学菲才の身であり、ロータリー歴がある者ではありません。この重責を果す為には役員・理事、正副委員長の皆様、そして会員の皆様、事務局の方々のご支援とご協力を賜りながら、この一年間を無事過ごし、次へのバトンを繋いで行こうと思いますので何とぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

ご挨拶
2013 - 2014 年度会長エレクト
岡  能久

 今年度、創立79 周年を迎える伝統ある当クラブの会長エレクトを務めさせて頂きます。池田会長は「奉仕と親睦で 繋ごう ロータリーの和」を1年間の活動基本方針として掲げられました。
新幹線の開通が1年半後になり、街を挙げて金沢の街について見直す機運が高まっています。金沢を訪れた人達がどうしたら気持ちよくこの街で過ごせるか? リピーターとして再訪してもらえる奥行きはあるのか? 金沢の街で生まれ育った私達は、格調ある伝統工芸・芸能・食文化等々、その素晴らしさをあまりにも当たり前のこととして常日頃生活してはいないだろうか? 充分なもてなしの心を実践しているだろうか? 幸い当金沢ロータリークラブは、地元出身者と県外からの転勤者がほどよく混ざっています。親睦を深め、職業を通じて社会に奉仕するロータリーの基本方針に基づき、今年度、意義あるロータリー活動を目指しましょう。

 

 

 

ご挨拶
2013 - 2014 年度副会長
瀬戸 和夫

 今年度、池田会長のもと副会長を拝命いたしました。まだまだ先の事と思っていたのが、現実にこの挨拶文を書き始めて、いよいよ責任の重大さに気が引き締まる思いでございます。
池田年度のキーワードは「奉仕と親睦で 繋ごう ロータリーの和」、奉仕と親睦はロータリークラブにとって永遠のターゲットテーマではないかと理解しております。私自身ロータリークラブに入会して19 年が経ちますが、改めて今年度初心に戻ってロータリー活動を実践していくつもりでございますので、皆様方のご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

茶道同好会~寒雉釜を訪ねて~

 梅雨の雨も私たちを歓迎するかのように晴れ渡り、潤した緑が輝いて大変美しい庭を眺めてのお茶会となりました。
菓子やお道具、掛け軸なども季節に調和した趣のある珍しい設えでご亭主の心遣いが感じられるのは言うまでもありませんが、何といっても有名な寒雉釜は、金沢の芸術文化を象徴するもので、同好会のメンバーもその素晴らしさに「忙中閑あり」の贅沢なひとときを過ごしたのでした。お話も弾み名残惜しくもありましたが、予定の時間となり「壽屋」での食事会に移りました。
今年度最後の行事となり大島会長より次年度に向けての抱負や、多くの参加者が集える趣向を凝らした内容などもメンバーから提案がありました。金沢の歴史文化や茶道の今昔など楽しい話に盃も進み和気藹々の中、蚊谷パスト会長の閉めでお開きとなりました。

(記 倉本 和明)