次は何の虜になるんだろう?
北陸電力株式会社
執行役員石川支店長
石黒 伸彦

 「趣味は?」と問われて、はたと困ってしまいました。
辞書には「趣味=仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしている事柄」とあります。
もとより仕事が楽しみのはずもなく、結構毎日楽しく過ごしているわりには、「個人的楽しみはこれだ!」というものが思い浮かびません。
・・・その昔その気になってのめり込んでいた楽器類は、今やホコリをかぶったまま部屋の片隅で長い沈黙を保っています。家具の隙間には、一度も釣果をあげることもなく忘れ去られたフライフィッシングの道具たち。おっと、その奥には「どうしてこんなものがあるの?」と記憶もおぼろげなビリヤードのキュー。「ツール・ド・のと」一度きりの出場でその生涯を終えた、何とも寂しい自転車。そして結構お金もかかった「尺八」等々・・・
どれもこれも身についたものはなく、気がつけば確実に身についたものは唯一おなか周りの高級(?)肉だけという現実です。
でも、それぞれ熱中していた時は結構充実し楽しかった思い出があります。
定義からも「長続き」が「趣味の条件」ではないようですし、その時々の「個人の楽しみ=趣味」はあったようです。
さて、今度は何が移り気な私をその虜にしてくれるのでしょうか? 楽しみでもあり・・・ですね。

 

「ロータリー世界平和フォーラム」に参加
2012-13年度会長 辰川 伸一

 2013 ロータリー世界平和フォ-ラムが5月17 ~ 18 日に広島にて開催されました。
今年度は、広島、ベルリン、ホノルルの3都市で開催され、広島でのテーマは「平和はあなたから始まる」であり、特に新世代に焦点をあて、多様な新世代の参加者(RA・IA・交換学生・米山奨学生・学友・国際親善奨学生など)を迎えて、ロータリアンとともに平和への日常的な意識と行動に種火を点火し、次の時代に行動を引き継いでいく出発点とする、事が目的のフォーラムでした。参加者は約2,000 名との発表があり、新世代の方々はそのうち20%程だったと思います。
このフォーラムの会場となった国際会議場は原爆ドームがはっきりと見える平和記念公園にあり、隣には平和記念資料館が、また公園内やその周辺には多くの慰霊碑や祈念碑もあり、今回初めて広島を訪れた多くの新世代の皆さんやロータリアンは、おそらく会議の前にはそれらを見学し、平和への新たな決意をもって会議に臨んだものと思います。まじめにフォーラムに参加された方々にとっては、深く心に残るロータリー体験だったのではないでしょうか。

 

辰巳用水清掃活動報告
IA・RA 委員長 竹内 拓也

 去る5月18 日(土)、地域社会委員会、IA・RA 委員会及び金沢ローターアクトクラブ合同で辰巳用水の清掃活動を行いました。
清掃場所は、金沢21 世紀美術館と知事公舎を挟んで流れる50m ほどの区間で、2007 年から3年間に渡り、街中にホタルの生息地をつくろうと「ホタル復元ゆめ計画」として蛍の幼虫を放流してきた辰巳用水の分流です。
放流の際に蛍が生息できるように敷き詰められた石にかかったゴミを中心に総勢15 名が集合し上手と下手に分かれての清掃です。
以前この清掃活動に参加経験のあるローターアクトのメンバーの話によると前回よりゴミの量が随分少なくなったとのことでした。それでも大きなビニール袋に二袋ほどのゴミが集まり、6月にこの場所で光の乱舞が見られることを願いながら作業が無事終了しました。
その夜にはローターアクトの皆さんの慰労も兼ねて山乃尾で懇親会を開きました。開会に先立ち、坂本ローターアクト会長から1年間の活動報告があり、辰川会長のご挨拶につづき米井新世代奉仕委員長のご発声により和やかな懇親の宴が開かれました。参加者の皆様たいへんお疲れ様でした。