七草粥の会 ~会員の無病息災祈る~

 加賀藩ゆかりの伝統行事「七草粥の会」が、金沢ロータリークラブでも開かれました。
中国から飛来する、病をもたらす鳥を追い払う儀式。「七草祝儀」として、尾山神社で今年も一月七日に行われています。今回の企画は、ロータリークラブでも、これを再現したものです。本来は旧正月の六日夜に行われたことにちなみ、二月十五日に実施しました。
主人は、尾山神社の儀式でも包丁を振るった大友 佐俊前会長。大友楼の土間に、まな板を置き、セリやナズナなど春の七草をカゴから取り出し、調理していきます。
「なんなん七草 ナズナ 唐土の鳥が…」ー。独特の節回しではやしながら、トントンと軽快なリズムで七草を、包丁やすりこ木などで切ったり、叩いたりして儀式は進んでいきます。
ぼんぼりだけの薄暗い土間は、厳粛な雰囲気。真冬の凍える寒さですが、参加した会員たちは真剣な気持ちで見守ります。
儀式が終了すると、この七草を使った粥が広間で振る舞われました。旧正月とあって、芸妓さんも参加して、一転して華やかな宴会となりました。
最近、中国からは鳥だけでなく色々なものが飛来する時代。七草粥で無病息災を祈り合いました。

(記 武田 安弘)

 

山と自然を愛する同好会新年会でサプライズ!!

 2月13 日、「まつ本」で山と自然を愛する同好会の新年会が中野 一輝同好会会長の奥様も含め14 名の参加者のもと開かれました。まずは、中野会長のご挨拶に始まり、続いて池田 典明同好会幹事乾杯の挨拶と続いたところで、サプライズ発言!同好会メンバーである松崎 秀規会員が長年の独身生活に別れを告げ、結婚をされるとのお話が披露されました。ここで、ご本人からの発言をもとに、その結婚秘話をご紹介します。結婚される方は、松崎会員のご実家に近く、ある高名な政治家の事務所に勤めておられた縁でご紹介を受けて、ひとめ惚れとのこと。小生もスマホの写真を見せて頂きましたが、とても美しい方でびっくりしました。こんな話題もあり、あっという間の楽しい新年会が終わりました。途中北川 真幹事から年間スケジュールが発表されました。関心のある方は、奮ってご参加ください。

(記 今木 繁行)

2013 - 14年度 年間行事予定
5月12日 辰巳ダム散策のあと滝亭にて入浴昼食
8月4日 赤兎山または取立山登山
11月4日 飛騨古川 源ます寿司見学
2014年 新年会
新年懇親会と聞香会
2014年 春(4月~6月)
立山黒部アルペンルート「雪の大谷」

 

受入交換学生 エリオット君歓迎会
国際青少年交換委員長
長野 幸浩

 交換学生のエリオット君が真夏のオーストラリアから真冬の日本にやってきて2月18 日でひと月が過ぎた。その2月18 日にエリオット君の歓迎会が開催された。来日、当初から日本語がかなり堪能で、ゆっくり話せば会話も成立する。日本の文化や習慣に対しての知識も豊富で、金沢で食べられるお好み焼きは関東風、関西風、広島風のどちらか聞かれて面食う程である。また、ドーナツを買ってあげたら、食べようとしないので何故か尋ねると、日本では歩きながらものを食べてはならないと教えられてきたらしい。私たちが子供のころは親からそう言われて、食べ歩きなどしなかったが、最近ではそんな習慣も何処かへ行ってしまった。
そんな、純朴な青年である。彼はイタリアンが好きだとのことで、歓迎会はイタリア料理を準備した。そして、辰川会長、新家幹事、北陸学院高校の校長先生、担任の先生をはじめ沢山のホストファミリーが集まってくれた。
すでに、学校でも沢山の友達ができたようだ。朝が弱いのは玉にきずだが、日本での生活に慣れればそれも問題ないだろう。まだまだ、始まったばかりの留学生活だが思い切り日本での生活を楽しんで欲しいものである。