節分の会

 寒波再来の中、恒例の「節分の会」が2月6日に金沢ニューグランドホテルで開催されました。冬に逆戻りしたような厳しい寒さの中にも、時折見せる早春の息吹を感じながら、会員やご夫人、ローターアクトなど60 名が集いました。
例会会場には祭壇が設けられ、尾山神社の神職が、年男の吉田 國男会員、瀬戸 和夫会員、加藤 敏彦会員、傳田 靖会員の名前を挙げて、厳かに清祓いが行われました。
お祓いが終了すると、ほぼ同時に赤鬼と青鬼が会場に乱入しました。壇上の年男会員たちから豆を投げつけられ、『鬼は外!福は内!』の大きな声の大合唱により、鬼はそそくさと退散しました。鬼に扮したのはローターアクトの松井さんと亀山さんで、鬼から人間に戻って大きな拍手を浴びました。
その後、会場を移して懇親会が親睦委員会の傳田 靖会員の司会で始まりました。最初は主計の芸妓さんによる一舞一菅「寿舞」で幕開けです。続いて、辰川会長のご挨拶と乾杯で懇談がスタートしました。立春の匂いをほんのりと感じさせるような、やさしく、さわやかな季節の料理と、名物の鳥越「一揆そば」を堪能しました。主計の芸妓さんによる長唄「扇」も披露されました。
この後、年男4名の皆さんと辰川会長による「餅つき」が行われ、よいしょ!よいしょ!の力強いかけ声が、会場内に響き渡りました。「餅つき名人 野村さん」のお手伝いの下、1臼つきあげて、でき立てお餅を味わいました。
最後に田井 徳太郎親睦委員長のご挨拶に引き続き「手に手つないで」を唱和して閉会しました。

(記 廣兼 実俊)