友情のお手入れ
株式会社橋本確文堂 専務取締役
橋本 光央

 最近は回数も減りましたが、まとまった休みができると海外へ行く事が楽しみです。
思えばその起源は、まだ大学生であった91 年にロータリークラブから初めて海外( ヨーロッパ) に行かせて頂いた体験でした。2週間のホームステイを含む約ひと月、北川 晶夫パストガバナーのご引率のもと視野の拡大や多くの友人を得て大変幸せな初海外を体験させて頂きました。
その後も、味を占め様々な国を訪れては貴重な出会いを得ておりました。
しかし最近、大変後悔していることがあります、遠方の“友情の手入れ”です。当時は、文通のみ、余程なら電話(一瞬で幾枚もテレホンカードがゼロに…)。現在では当然の手法となっておりますが、メールにSkype そしてFace Book など、当時は想像できないようなコミュニケーションが一般となっています。より早く、手軽に、効率的に…しかも無料で。現代の留学生を羨ましく思うことも止め、また逢うは別れの始めか…等と黄昏に想いを馳せることも止め、過去の反省からITを有効活用して、意識してこれまで以上に交友関係の維持を図ろうと挑戦中です。ロータリーでもeクラブが認可されるようになりましたが、いつかロータリーにおいてもそれらを通じてのご恩返しができればと、思っております。

 

 

Facebook(フェイスブック)で広がるコミュニケーション

 インターネットを使っていると、「いいね!」という青いボタンを見かけない日はありません。ここ2年ほどで日本でも普及したFacebook は、実名を登録し、実生活でつながりのある人とインターネット上で交流できるサービスです。ハーバード大学の学生向け交流サイトからスタートし、今年5月の株式上場が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。実名公開に不安を覚える方もいらっしゃると思いますが、それ以上のメリットがあると判断して利用する方が増えています。かくいう私も4年以上前からFacebook を利用しており、海外出張で知り合った方の近況に触れたり、中学校時代の同級生と数十年ぶりにFacebook を通じて再会したりと、これまでのメール中心のやりとりでは味わえなかった交流を楽しんでいます。
遠くに住む友人や家族と日常を共有できるFacebook、ご興味のある方はお使いになってみてはいかがでしょうか。

(記 松崎 秀規)