国際社会・財団・米山委員会
国際社会・財団・米山委員長
白石 晃一郎

 本年度、辰川会長、藤澤国際奉仕委員長のもとで、国際社会、財団、米山委員長を務めさせていただきます白石 晃一郎でございます。平成14 年の入会ですから、早いものでもう10 年、クラブ運営のお手伝いもあまりできないままに過ぎ、申し訳なく思っていたところに新家幹事からお声かけをいただきました。
ロータリー米山記念奨学会は日本のロータリーの奉仕活動の根幹ともいうべき、民間では日本最大規模の奨学団体で、東南アジアの学生の日本への留学を援助し、アジア諸国の日本への理解を深め友好の一助とするため設立されました。本年、当クラブではカウンセラーの北中会員のご協力を得て、中国からの倪 斯然(ニシラン)君を米山奨学生としてお世話しています。彼の成長を会員の皆様で見守っていただきたいと思います。
最後になりましたが皆様のご指導をいただきながら精一杯努力していきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願い申し上げます。

今年も犀川にゴリを放流しました

 今年も金沢漁業協同組合のご協力の下、下菊橋のたもとで、犀川にゴリの稚魚放流事業を実施しました。今回は市立菊川町小学校5年生33 名、6年生41 名の児童が、「犀川について」や「金沢の歴史」を学ぶ一環として、ゴリ放流を通して地域学習のお手伝いを行ないました。
当日はあいにくの雨の中、ゴリの稚魚( 体長2 ~3cm)5,000 匹を用意し、児童たちは膝丈まで川に入りながらの放流となりました。
また、漁協の方々の実演で「ごり押し」の語源となった、川底を漁具で押してゴリをざるに追い込む漁法も紹介され、金沢の伝統文化が、広く知られた慣用句になったことも勉強しました。
ご存知のとおりゴリはカジカ科の、小型のハゼに似た魚です。金沢の名物料理として、ゴリ汁や佃煮にして食したものですが、昨今はそのような機会も減っています。
菊川町小学校の児童にとっても、残念ながら「見たこともないおサカナ」になってしまったゴリですが、放流事業のあとは給食にゴリ汁とからあげ、佃煮をいただき、懐かしい郷土料理を楽しんでもらい、「おいしい」という歓声も聞かれました。
地域社会委員会および職業委員会のメンバーは、反省会を兼ね大友楼でゴリづくしの郷土料理をいただき、来年の放流事業についても語り合いました。
犀川・浅野川などの河川では、水質改善が着実にすすんでいます。
ゴリは2 ~ 3 年で生まれ育った河川に戻って来ると言われています。来年の今頃には、昨年、金沢ロータリーがはじめて放流したゴリが戻ってきているかもしれません。

(記 山本 秀生)

ローターアクトクラブ8 月活動報告
金沢RAC 会長
坂本 文吾

8月1日 「納涼懇親会」
本年度初めのRC からの招待行事として、「納涼懇親会」がありました。
会は屋台やマジックショーなど、催し物が盛りだくさんの素晴らしいもので、新入会員を中心に大変楽しませて(驚かせて)頂きました。
また、会の途中でロータリアンの方々に御挨拶まわりが出来(全員ではありませんが…)、会の趣旨である交流という面でも実りの多い会であったと感じました。
これから複数回にわたりRC からの招待行事やRC からの、協力要請があるかとは思いますが、去年以上に前向きに取り組んでいきたいと感じております。
最後になりますが、御招待頂き誠に有難うございました。

8月7日 第2回 「通常例会」
本年度2回目の通常例会を取り行いました。
9月9日に砺波RAC の北陸コカコーラ様で「全国統一アクトの日」のイベントがあり、金沢RAC からも出席者が多数おります。
その際に地区ターゲットの「一から始めよう」という目標に対し金沢RAC はどのような活動を進めていく所存かをパワーポイントで発表しなければならず、どのような発表内容にすべきかを皆で話し合いました。
他RAC は会員の減少に悩んでおり、いかに会員を増やすかを軸に発表をするようですが、金沢RAC は4名の会員が増えた事もあり、会員数は十分なものになっております。
そこで、発表内容と致しましては、地区最多のメンバー数だからこその活動クオリティーの上げ方を軸に展開しようという方向で決定致しました。
また、去年は他地区行事への協力があまり出来ていなかった点を反省し、今年は「他RAC の協力に一歩踏み出そう」という内容も盛り込む予定をしております。
メンバーの多くが、日々の仕事上では大勢の前でパワーポイントを使った発表をする機会には恵まれていないのが現状で、大変緊張しておりますが、「金沢の発表が一番良かった」と言われる様に9月9日までに内容を煮詰めていきたいと思います。

8月28日 第3回 「通常例会」
毎年9月に春日町の特別養護老人ホーム「春日ケアセンター」様のお祭りとして「ふれあい文化祭」という行事が開催されております。
本年度も春日ケアセンター様からの御依頼を受け、金沢RAC として参加させて頂く運びとなっております。(9月22 日開催)
活動の内容としましては春日ケアセンター様の要望もあり、昨年と同じく焼きそばの屋台を出店させて頂く予定をしておりますが、今回例会では昨年の実施状況から、今年の活動に生かすべき変更点が無いかを話し合いました。
もっとも悩んだ点としまして、昨年度は250 食の販売を目指していたのですが、設定数が少し多すぎた(最終的には職員の方々にお願いして買って頂いた)という点から、今年の目標販売数を低く設定しようという意見が出て、昨年度同様の目標設定をしたい派と意見が対立してしまった事です。
しかしながら結論としまして、RAC の活動は営利を目標としたものではなく社会奉仕で有る為、「少ない販売設定をした結果、購入を希望してくださった入居者の方々へ満足な販売が出来なかった」という結果が一番良くないのではないか?という意見で全員一致となり、昨年同様の販売数設定で進める事となりました。
今年度初めての奉仕活動が上手くいく様に、準備を怠らずに開催日を迎えたいと思っております。