ご 挨 拶
2012 - 2013 年度会長
辰川 伸一

 歴史と伝統に輝く金沢ロータリークラブ2012 ~ 2013 年度の会長を仰せつかりましたが、もとより浅学菲才の身でありますので、理事・役員の皆様、正副委員長の皆様、会員の皆様、事務局の方々のご支援とご協力を賜りながら、この重責を果たしていきたいと思いますので、この一年間、宜しくお願いを申し上げます。
さて、今年度の田中RI 会長は「奉仕を通じて平和を」Peace Through Service をテーマとして掲げられました。
そして第2610 地区の中尾 哲雄ガバナーは「Think,Changeand Love Rotary」をテーマとし、ロータリーの改革、クラブの運営などの見直し・改善を求めています。
今、日本で最少人数のクラブは2名で、当地区内では8名のクラブがあります。我々は、地区内で唯一の100 名を超え財政的にも恵まれている金沢クラブの一員であることに感謝をしながら、また誇りを持ちながら、他の範となる奉仕活動に取り組む必要がありますし、加えて奉仕活動の礎と言うべき会員間の相互交流、相互理解も深めていきたいと思います。また、クラブ運営などについても、議論すべきところは議論をし、変えるべきところは変えながらも、伝統産業・伝統芸能の育成や地域社会の活性化に少しでもお役に立ちたいと思います。
今年度のキーワードを「ロータリー力をより高めて、奉仕と親睦を楽しもう」としました。皆様と一緒になって、友情と理解を深めながら奉仕の達成感を味わい、そして新たな姿を見出していきたいと思います。
一年間、宜しくお願いいたします。

 

ご 挨 拶
2012 - 2013 年度会長エレクト
池田 典明

 今年度(2012 ~ 2013 年度)の会長エレクトを、仰せつかりました。
辰川会長のキ-ワ-ドであります「ロ-タリ-力をより高めて、奉仕と親睦を楽しもう」を推進して行く為に私自身のロ-タリ-力はもとより人間力をこの一年でより高めようと努力しようと思います。
昨年度はCLP に基づく新組織での一年間、職業委員会としての活動を展開してきました。金沢クラブが他のクラブの模範となり充実した奉仕活動ができたのではないかと思います。
さて2011 年3月11 日に発生した東日本大震災そして原発事故と私たちを取り巻く環境はこの一年数ヶ月で一変しました。とりわけ金沢ロ-タリ-が姉妹ロ-タリ-として交流している仙台ロ-タリ-におかれましては苦悩な一年であったことと思います。前年度大友会長の下での友好訪問により両ロ-タリ-はより強い友好の絆が結ばれた事と思います。
ところで金沢ロ-タリ-は3年後には創立80 周年という大きな節目を迎えます。又同時に北陸新幹線が金沢を終着駅として開通する予定でもあります。大変喜ばしい事と感じます。私自身も大変未熟者ではありますが皆様方のご協力のもと会長エレクトとして辰川会長の補佐をすると同時に積極的にロ-タリ-活動に参画し皆様のお役に立つよう頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。

 

 

ご 挨 拶
2012 - 2013 年度副会長
岡  能久

 今年度創立78 周年を迎える伝統ある当クラブの副会長を仰せつかりました。
平成元年2月に入会させて頂いてから23 年が経ちました。
この間諸先輩方の薫陶を受け、育てて頂きました。初めて「超我の奉仕」についての討論を聞いた折には、何と崇高な心を持った人々の集まりか、これぞ奉仕の原点、人として社会の一員として、営みを積み重ねていくうえでの基本的精神と感銘を覚えました。爾来年月は経ちましたが、ロータリーとは何ぞや!ロータリアンとしての適格性については、何と申してよいやら、恥ずかしさがつのります。
経済中心、マネーゲームに踊らせられる利益追求の現代社会について違和感を感じているのは小生だけではないと思います。昨年の大震災、津波による福島原発の事故の事後処理の難しさは、計り知れないものがあると推量されますが、国営を託されているリーダーの人達に経済優先の傾向が強く、社会の在り方(人類にとっての幸福とは何かが見えてきません)安全・安心という言葉をよく耳にしますが、いずれも不可欠なものがあり、安全性を確認し、人々に安心を与えることが出来る方向に進むべきだと考えます。
ロータリーは単なる親睦団体ではありません。
職業を通して社会に奉仕を重ね、社会の中で尊敬される人間像を目指してゆくという崇高な使命を与えられているのが、ロータリークラブであると思います。
皆様と協力し合い、辰川会長のもと、立派な奉仕団体を目指しましょう。

 

 

吟風の茶会
茶道同好会幹事
岡  能久

 さる6月14 日(木曜日)5時より、しいのき迎賓館2階フランス料理レストラン、ジャルダン・ポールボキューズにて、本年度最後の同好会事業として薄茶一服をおいしく頂きました。
ジャルダン・ポールボキューズの金沢城側を会場として平澤会員のご息女 七恵さんの点前により一服を頂きましたが、ガラス越しではありますが、眼前に広がる金沢城跡の石垣、万緑の木々を眺めつつ飲むお茶の味もまた格別のものでした。
平澤会員が持参された茶箱揃、数点のお茶椀は普段はいずれも美術館のガラス越しに観賞するレベルの品ばかりでしたので、同日参加した21 名の会員及び奥様方は興味深く説明に耳を傾けていました。また、大屋 修会員と岡田 彰洋会員の2名が初参加されました。忙中閑在り、金沢に住む人として茶道文化に馴染む抱負を語っておられました。
次年度の同好会会長には大島 廣靖会員に新任頂くことが決まりました。金沢の茶道文化を代表される大島会員のもと、会員諸兄には、こぞって当同好会にご参加頂ければ幸甚です。

 

 

庄川水系を楽しむ職庄川水系を楽しむ職場見学

 6月20日、北陸コカ・コーラ砺波工場の見学が行われ、いろはすを製造するアセプテックライン(APS 5号)を間
近で見る特別コースに24名が参加されました。APS 5号は、先進技術を誇るEB 滅菌装置を搭載した澁谷工業製(石川県)のラインで、2011 年5月に増設されました。アセプテックラインは、「殺菌された容器」に「殺菌された内容液」を「殺菌された(無菌)環境下」で充填するものであり、清涼飲料水にとって一番大切な「安全・安心」に対し、もっとも信頼のおけるシステムです。会員の皆様には、始めに工場の概要のプレゼンがあり、その後白衣に着替え、実際に稼動している工場内へと進みました。予想以上の熱気と騒音のなか、普段目にする製品がパッケージングされるまでを興味深く見学されていました。
工場見学後は「山菜川魚料理 湯谷亭」へ場所を移し解禁直後の鮎料理を楽しみました。川を下る事を古語で「あゆる」と言ったのでアユという名前になったそうです。鮎はたった1年という短い一生を海と川で約半分ずつ生
活しており、秋、卵から孵化した鮎の赤ちゃんは海に流され、冬、海の波打ち際のような浅い所で、約半年間も動物プランクトンを食べて成長します。春になると海で育った稚鮎の集団が川を目指して元気良くのぼります。やっぱりこのサイズが一番美味しいですよね。
庄川の伏流水を使った清涼飲料水の工場見学と庄川の鮎の懇親会、会員の皆様のおかげで有意義な企画でした。ありがとうございました。

(記 松波 広之)