おかげさまで、60 年。
北陸放送株式会社
代表取締役社長
笹原 忠義

 おかげさまで私ども北陸放送は、今年開局60周年を迎えました。昭和26 年12 月に会社を設立、翌27 年5月10 日に日本海側初の民間放送局としてラジオ放送を開始しました。
60 歳は、人生の一区切りです。インターネットをはじめとする新しいメディアの台頭に、放送もそろそろ「定年」など陰口をささやかれそうな昨今です。新しい技術に敬意を表するのはやぶさかではありませんが、そこには使い手が常に安全を意識しなければならない脆弱性が伴っていることも事実です。
一方、ウイルスに感染してテレビが壊れたなどということは聞いたことがありません。ラジオ、テレビは安心して使って頂けるメディアであり、ハードもソフトも60 年の歴史に裏付けられた信頼できるメディアです。
先日、私どものテレビ番組で60 周年のアーカイブを紹介させて頂きましたが、ラジオの「日本列島ここが真ん中」という番組をはじめ、地域のみなさまに親しまれ信頼されてきたソフトは数多くございます。これらの財産をベースに、新しい技術と融合させながら、次の60 年に向けて、放送を育てていければと存じます。

 

 

百万石まつり武者行列参加
新世代奉仕委員長 松本 耕作

 6月2日(土)9時、ちょっと早いかと思われましたが、野村證券前でブルーシートを置いて観覧用の場所取り開始。従業員の皆様のご協力により、メンバーは事務所でゆっくり?
9時30 分、商工会議所集合は10 時なるも、皆さん早めに集まり始めました。中には明らかに昨晩のお酒が抜けていないのではないかと思われる方もいらっしゃいましたが、メンバー22 名、ローターアクトメンバー8名の合計30 名が着替え開始。衣装は自分で付ける訳にもいかず、業者の方のお手伝いが必要で、出発まで2時間を超える時間は、少し時間を持て余す状況でしたが、順番に衣装をチェック、また侍大将の方も順番にメイクすることから、待機やむなし。そのうち松本 初夫会員によるワインのコルクを焼いての兵隊のメイクが始まり、ついに誰が誰かよく見ないとわからない様子に。支給された弁当を食べて、12 時30 分、バスに乗って行列出発場所の金沢駅にいざ出陣!
13 時、金沢駅地下広場、通行人が「一緒に写真撮影を」との依頼が多いのにビックリ!もちろん侍大将への依頼が多く、兵隊にはあまり声がかからない。またあちこちで身内の方と談笑するメンバーも。順番にホテル日航金
沢に移動し、記念撮影とちょっとした休息。事務局の両名もお手伝いいただきありがとうございました。ホテル移動途中の状況やいかに、視線が集中して少し恥ずかしい気分?あるいは見られて誇らしい気分?最後のメンバーが戻る前に集合がかかり、一瞬ヒヤリとしましたが、わずかの時間での交替移動作戦は成功。
14 時、地下広場から路上に移動し、演技の練習。複雑な演技に少し不安が残るも、出発が迫る。
雨が降らず、カンカン照りにもならず最高のコンディション。出発前に力水が欲しいとの侍大将の要望にスタッフが生ビールを買って戻ろうとすると警官に止められるシーンもありました。
15 時30 分、当初の予定時間より少し遅れて出発。少し緊張して行進するメンバーや沿道からの歓声にサービス精神旺盛に答えて写真に納まったり、子供と握手したりするメンバーも。心配された演技もそこは百戦錬磨の企業戦士、しっかりとその役目を果たしました。野村證券前ではきれいどころが給水、あちこちで和やかな雰囲気が。このきれいどころ、利家公にも振る舞い酒。そのあと大友会長、蚊谷パスト会長の携帯には沢山の連絡が!
17 時過ぎに無事金沢城入場、バスで移動し商工会議所で着替え、大友楼で打ち上げ。
打ち上げは、到着したメンバーから順次喉を潤し、全員が集まったところで蚊谷パスト会長の「今回の事業の成功は、みんなそれぞれの場面で楽しく参加できたこと、野村證券の従業員をはじめスタッフの支援が発揮されたことにある」とのご挨拶とご発声で乾杯、いつも以上にお酒が進み、各所で和気藹々と談笑。踊り流しが始まったころにお開き。当の筆者も気分よく酔っ払い、正確な時間は覚えておりません、申し訳ございません。
今回の事業は、いわゆる支店長のメンバーの皆様に「金沢での勤務時に思い出に残る経験をしていただきたい」との大友会長の熱意から出発し、昨年の行列参加から用意周到に準備されたものでありましたが、見えないところでは家族の方に晴れの舞台を見ていただくなど、十分どころか存分に楽しまれた方が多かったように思います。
またご支援、ご協賛いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

 

 

派遣交換学生月例報告 5 月分
交換学生氏名 長野 由依
ホストクラブ(アメリカ)Watkins Glen

○健康状態
熱は出なかったのですが、熱が出る前の体のだるさが3 日ほど続きました。
○通学・勉学状況
ホストシスターが運転出来るので、行きと帰りはホストシスターと一緒です。テニスのシーズンが終わってしまいました。
3ヶ月程でしたが、あっという間に感じました。IAC というある地域の学校が集まってトーナメントをするという大きな試合がありました。運の悪い事に、その日は熱はなかったのですが体中が痛く( 熱が出る前の症状)、自分の番が来るまで薬を飲んで寝ていました。起きたらすっきりしていたので、そのまま試合をすることになりました。途中で体がだるくなったのですが、そのまま試合を続け勝つことができました。最終的にはベスト4 まで行ったのですが、体が限界で倒れてもおかしくない状況だったのでコーチと相談して準決勝を破棄しました。その日が最後のテニスの試合だったので、とても悔しかったです。
○家庭生活に関して
3 番目のホストファミリーに引っ越しました。友達の家です。
前のファミリーの家とはそんなに離れていなく、前のホストシスターと今のホストシスターは友達なので、お互いの家をよく行き来しています。
○ロータリーなどの行事参加に関して
District Conference がありました。その日は私の誕生日で皆が祝ってくれてとても嬉しかったです。
○見学、旅行
特にどこかに行ったりはしませんでした。
○感想、新たに発見したことなど
Prom に行ってきました。ドレスはホストシスターが去年着たドレスを借りました。これで学校のダンスパーティーに行ったのは3 回目でしたが、Prom が一番人が多く、一番盛り上がったと思います。とても楽しかったです。留学生活も残りあと2 ヶ月しかないなんて本当に信じられません。最近は毎日がとても楽しいです。今は最初の頃に感じていた辛さはほとんどなくなり、友達と映画を見に行ったり、買い物に行ったりと充実した生活を送っています。あと2 ヶ月、もっと充実させたいです。

 

 

ローターアクトクラブ5 月活動報告
金沢RAC 会長 太田 俊樹

5月20 日 第19 回 「救命講習」
5月20 日(日)に金沢市消防局にて行われた救命講習をメンバー7名ほどで受講して参りました。講習の内容は、AEDの使い方、人工呼吸の仕方、ケガの応急処置など実務的なことが中心でした。前半の30 分から1時間程度は座学を学び、心臓発作が起こる原因や前兆のタイプなどを聞き、仮にご家族や知り合いが同じ様な前触れがあった際の対処方法について学習することができました。
余談になりますが、私の祖母も昨年突発的な発作により倒れました。幸い支障なく現在に至るわけですが、それは迅速な対応や医師である祖父の観察力の賜物であったのだと今回の講習を受けて感じさせられました。AED という大それたモノを使うことや見ることすらあまりありませんが、この講習を通じて家族を守るためには必要な知識なのだと感じている次第です。近年では人口に対する高齢者の割合もますます増え、発作に苦しむ方が急増するように思われます。家族だけに関わらず、身近なお知り合い、取引先などでも活用する場が多くなるでしょう。これを機に本講習を受けられたことは非常に良かったと供に、定期的に講習を受け、将来突発的な出来事でも対応できるようにしていきたいと思います。