交通に関する雑感
全日本空輸株式会社 金沢支店長
山本 秀生

 航空会社という仕事柄、交通関係について、雑感を述べてみたいと思います。
年が明けての金沢市の皆さんとの会話やご挨拶では、ほぼ100%「新幹線開業」について触れられます。
国家的プロジェクトである上に、新幹線の輸送能力は年間1,000 万席を超えるともいわれており、小松空港~羽田の航空輸送能力の実に4~5倍にあたることを考えれば、当然期待も大きくなります。
これを受けて「航空会社としては云々かんぬん」などという無粋なお話は差し控えるといたしまして・・・。
金沢に暮らし始めて一年弱になりますが、市内のクルマでの移動がとても快適であることに気付きました。片道2車線の幹線道路が片道2車線利用できることは、この街の誇るべき特徴だと思います。違法駐車や迷惑駐車が殆どないためにスムーズな通行が確保されているわけで、運転者のストレス軽減につながっているのです。
もうひとつ。地方都市の場合、タクシーは指定された乗り場から乗車するもので、流しのタクシーは見つけにくいものです。ところが金沢においては、街のどこにいても便利に快適に利用できます。これも歩行者(観光客も)のストレス軽減効果です。
些末な事例かもしれませんが、いずれも一朝一夕にはできることではありません。行政をはじめ、関係の方々のご努力と、市民の理解があってのことと思います。
これも金沢の「おもてなし」「人を思う気持ち」のあらわれではないでしょうか。

 

 

ローターアクトクラブ2 月活動報告
金沢RAC 会長 太田 俊樹

2 月1 日 第13 回 金沢RC 主催「節分会」
平素より金沢RC の皆様方には大変お世話になっております。2月の活動内容の一つとして金沢RC 主催の「節分会」に参加させて頂きました。私自身は仕事の都合のため遅れての参加となり、行事そのものを楽しむことができなかったのが残念でした。ただ、メンバーからの報告では、鬼役がRC の夜間例会に突如現れたり、芸妓や歌手が芸を披露されたりと楽しいイベントがいくつかあったと聞いております。また、食事もRC のご担当者のご配慮で、ホテルでは通常出てこない鍋を囲いながらのパーティーで、とても親しみやすい雰囲気だったように感じました。
あまり多くのロータリアンの方々とお話する機会がありませんでしたが、大友会長や前年度の委員長の森さん、副委員長の畑さんと久しぶりにお会いでき、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。アクト一同を代表してお礼申し上げます。アクトでは、毎度RC 主催の行事を楽しみにしておりますので、またお誘い頂けたら幸いです。

2 月14 日 第14 回「通常例会」
バレンタインの日に行われた例会では、下期の活動について皆で話し合いました。上期には金沢市主催の「エコフェスタ」や春日ケアセンター主催の「ふれあい文化祭」、金沢RC 主催の「ゴリの放流」、地区行事の「アクトの日」などたくさんの行事に参加させて頂きました。下期は、上期のようなビッグなイベントはあまりありませんが、各委員会が卓話例会、企業見学、国際理解教室などを企画しております。また、今年度1番注目している行事の1つにディズニーリゾートでの研修があります。研修のテーマは、「人材育成」です。我々アクトのメンバーもいずれ部下・後輩を持つ日が来るかと思います。それを見越して「人材育成」の研修を世界が誇るディズニーリゾートで受け、将来に役立たせようというのが今回の趣旨です。今回の通常例会では、詳細まで話し合うことができませんでしたが、3月中に具体的なところまで煮詰め、追って詳細をご報告致します。