2011-2012 年度国際ロータリー第2610 地区 地区大会

 国際ロータリー2610 地区2011-2012 年度の地区大会が、10 月29 日(土)30 日(日)の両日、金沢百万石RC ホストの下、金沢市アートホール・招龍亭・石川県立音楽堂コンサートホール・ホテル日航金沢の各会場で開催されました。
本大会は音楽堂コンサートホールで1階から3階まで席は埋め尽くされ、藤舎 眞衣さんの淑やかな笛の音と、桜ブラスの愛称で知られる金沢桜ヶ丘高校吹奏学部の若々しく力強いロータリーメドレーの演奏の二部構成のオープニングアトラクションから始まりました。
炭谷 亮一ガバナーの点鐘と挨拶に続き、韓国から参加いただいた李 承采RI 会長代理からRI の現状報告と挨拶を頂きました。そして今回特別に東日本大震災で被災された東北地方の2520・2530 地区のガバナーから被災支援のお礼と現状報告がありました。ホストクラブの百万石RC の西村 邦雄会長の歓迎のご挨拶の後、来賓を代表して谷本 正憲石川県知事からご挨拶を頂きました。選挙委員会報告、大会決議委員会採択、大会決議案の採択が行われました。
記念講演では、「エベレスト単独・無酸素登山へのチャレンジ」と題して、若手登山家の栗城 史多さんから夢を追い求める若者の姿を映像も使い紹介して頂きました。また、「日米文化交流を支える相互理解」と題して、元メトロポリタン美術館学芸員の土肥 信一さんからアメリカで活躍した高峰 譲吉さんの話などを交えて文化の交流のお話を頂きました。
地区米山記念奨学生・地区受入交換学生の紹介があり当クラブのオリビアさんも壇上で紹介されました。
ガバナーノミニーの湯浅 外志男さんの紹介と挨拶がありました。
本会議は大会の鍵伝承後、ガバナーエレクトの富山西RC の中尾 哲雄さんからご挨拶を頂き、来年地区大会開催のホストクラブの富山大手町RC の中川 敏行会長から挨拶を頂き、参加者全員で音楽堂コンサートホール一杯に響き渡るロータリーソング斉唱で閉会しました。
大懇親会は会場をホテル日航金沢に移し開催されました。約1,000 名の大きな懇親会で4階メイン会場と3階サブ会場に映像中継で結ぶ形で開催されました。
当クラブはホストの百万石RC と同じ第1分区と云うことで、3階席で大きなスクリーン2台でメインステージの様子を見ながら和やかに懇談することが出来ました。

(記 村本 道廣)

 

山と自然を愛する同好会・秋の事業「能登の自然を楽しむ散策会」 秋の味覚も満喫

 11 月3日、山と自然を愛する同好会の秋の事業「能登の自然を楽しむ散策会」が行われました。参加者はご夫人も含め19 人。午前8時に出発、バスで能登に向かいました。
まずは、世界農業遺産に日本から初登録された千枚田。刈り入れも終わった美しい棚田風景に、先人の苦労を偲びました。次いで、能登半島の突先、狼煙灯台へ。車中では大友 佐俊会長が揚げ浜塩田の仕組みなどを解説され、参加者の理解が深まりました。
灯台へは急勾配を徒歩で息を切らせながら到着。雄大な海と貴重な灯台の姿を堪能しました。
続いては、日本海側一帯の守護神である須須神社の散策と参拝。
宮司さんのご厚意で、宝物殿を開けていただき、重要文化財の木造男神坐像などを拝観できました。
仕上げは、能登町・宇出津の「田の浦荘」での昼食会。地元産のマツタケと魚料理で、秋の味覚散策も楽しむことができました。

(記 武田 安弘)