S.A.A. 就任ご挨拶
2011-2012 年度S.A.A.
八木 圭一朗

 入会して7回目の年度を迎えました。まだまだロータリークラブの中では経験の浅い身では御座いますが、昨年度は西木戸登S.A.A. のもと副S.A.A. を1年間努めて参りました。例会運営というある意味クラブを俯瞰してみる事が出来るお役目を賜り、自身でもロータリークラブに関してより学ぶ事が出来ましたし、楽しく参加する事が出来るようになった1年でもありました。本年度はS.A.A. を拝命し、更なる重責に身の引き締まる思いをしております。
S.A.A.「会場監督」は俗に鬼軍曹とも呼ばれ、クラブでは役員として重要な存在だとロータリー用語では定義されています。元来S.A.A. とは英国の王室と議員(下院)での慣用語として使われ「守衛官」を意味しているそうです。守衛と言えば「警備」の意味を持ちますが、ロータリークラブがこの言葉を用いる場合には例会をはじめ、すべての会議が楽しく秩序正しく運営されるよう、常に心を配る役柄という事だそうです。
例会の運営に関して、司会進行・時間配分などレギュラーな事は、例会前の段取りや事務局との連絡を密に執り行う事など、およその見当は1年間の経験で養って来たつもりで有りますが、イレギュラーな出来事に関してはS.A.A. の常に心を配った現場対応能力が問われます。新年度を迎え、1年で36 回を数える例会の多さを考えますと、やはり正と副ではその責任の重さに大いなる緊張の差を感じる次第です。
今年度は中村 哲郎副S.A.A. との強力タッグチームで、万全の体制とおもてなしの心を持って運営に当たります。毎週開催される例会はロータリークラブ活動の原点であり、出席される皆様方の憩いの場となりますよう、全力でその責務を努めて参る所存で御座います。皆々様の例会へのご出席と運営に対してのご指導・ご協力をお願い申し上げ就任のご挨拶とさせて頂きます。1年間どうぞ宜しくお願い致します。

 

御 挨 拶
2011 - 2012 年度 会計
中川 幸雄

 この度、ついに会計という大役を拝命することになりました。
昔から、僕は文系の人間だったと思います。もちろん、理系か文系か? の二者選択を問われればの話ですが。古典文学・地理・歴史そんなものに造詣も無い似非(えせ)文系人間だと断言できるほどの…。だから、そんな僕に数字だらけの会計なんて務まるのでしょうか? 一番最初に頭の中をよぎった不安です。
昨年度会計は、今年3月11 日に発生した東日本大震災という日本歴史上未曾有の大災害のための義捐金拠出に伴う会計処理など、例年とは異なる点がありました。それらを含めて今年度の事業予算を捻出致しました。昨今の経済情勢を考えると大幅な会員拡大が見込めない状況にあり、このまま推移すると昨年並みの予算を確保するのはとても困難なことになるのは、誰の目から見ても明確な事であります。
本年度は、この点を問題提起し、解決を図ることを第一に考えて努力します!
僕自身は、何度も言いますが、理系の人では無くしかも浅学非才な人間です。とてもとてもこのような重要な任務にたえられるとは思いません。がしかし、大友会長、野上幹事をはじめ、諸先輩にご指導・ご鞭撻を賜り、会計としての役を一年間務めさせていただきたい! という気持ちを胸に頑張りますのでよろしくお願いします。

 

涼しいゴルフ、美味しい夕食、楽しい酒場

 恒例の金沢RC 北海道ゴルフ遠征が、去る6月26 日(日)~ 28 日(火)に札幌中心に行なわれました。26 日札幌国際島松コース、27 日にニドムクラシックコース組と観光組、28 日ANA ダイヤモンドゴルフ早来コースでした。
ゴルフ場はどこまでも広く、長く、緑が映えて、小生のドライバーではいくら曲がっても両翼の林までは届きません。涼しい環境でゴルフを楽しみました。
夕食が又楽しく、美味しく、幸せでした。1日目オリゾンテ(イタリアン)、2日目サッポロビール園ガーデングリル(個室)両日共特別の料理に特別のワイン、ビールで話満開と共にお酒もすすみました。夜の札幌をぶらつき、寄った酒場も最高の雰囲気でした。
観光組は小樽を散策しました。途中、日露戦争終戦後の日露国境画定会議がもたれた「旧日本郵船小樽支店」を訪ね、昼食はその祝宴が開かれた「海陽亭」でいただきました。
小樽を満喫、勉強になりました。このすばらしい遠征を計画
いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
最後に、ゴルフ結果を報告します。

(記 泉   澂)

【第1日目】
優勝 瀬戸 和夫
2位 八木圭一朗
BB 松井 富雄

【第3日目】
優勝 辻  亮一
2位 蚊谷 八郎
BB 松崎 充意

【参加賞】
泉  澂   笹井 錬造   山本 秀生

 

アメリカ短期交換学生ジョーくん歓迎パーティー

 去る7月1日、金沢ニューグランドホテル犀江にてアメリカ短期交換留学生ジョセフ・トーマスくん(ジョーくん)の歓迎パーティーがおこなわれました。
歓迎パーティーでは、金沢高校の吉田校長先生、四ヶ浦先生、ホスト家庭の中野さんご家族5名、当クラブの大友会長、野上幹事、松本(耕作)国際奉仕委員長、藤澤国際青少年交換委員長、松井会員、白石会員、長野会員、北川(雅)がジョーくんを囲みました。
冒頭、大友会長の「今年は震災の影響で当クラブで受け入れていた留学生が早期帰国することもあったが、今回、ジョーくんが来日してくれて大変嬉しい。お世話してくださる金沢高校ならびに中野家に感謝したい。」との挨拶で会が始まりました。
ジョーくんは、シアトルの高校で一年間日本語の授業をとったそうで、私たちが英語で質問しても、答えは努めて日本語で返すなど、日本語の習得には前向きな姿勢が感じられました。
また8歳の頃から箸を使っているらしく、大変上手に箸を使って出された料理を堪能していました。
ジョーくんは、大変礼儀正しくもの静かな雰囲気で、またマクドナルドのハンバーガーやジャンクフードはアメリカに居るときもあまり食べなかったそうで、私たちのアメリカの若者のイメージを覆すような紳士的な青年です。
ジョーくんはホスト家庭の中野さんのお宅で、来日した6月30 日から7月27 日の帰国日までホームステイします。滞在期間中、7月5日から20 日までは、金沢高校に通い、日本の高校生活を体験してもらいます。
7月27 日の帰国の際には、中野さんのご子息である克希くんがジョーくんの帰国便に同乗して渡米し、そのままシアトルのジョーくんのご家庭で8月23 日までホームステイする予定です。
7月20 日(水)にジョーくんが例会に出席しますので、皆さんどんどん声をかけてあげてください。

(記 北川雅一朗)

 

ボニー・マーノックさんからのお手紙

2006 ~ 07 年度、当クラブでホストをしたオーストラリア出身の交換留学生 ボニー・マーノックさん(エメラルドRC)からお手紙が届きましたのでご紹介させて頂きます。

金沢ロータリークラブの皆様へ
長い間に手紙を書いてなくてすみません。大学や仕事ですごく忙しいです。
今年、私は新しい大学でコースを勉強することになりました。メルボルン市のパラーンにスインバルン技術大学に映画やテレビの作り方を勉強しています。とても面白くて、楽しい勉強だと思います。前のモンナシュ大学に日本語の勉強が終わりました。私はまだ、漢字のことは難しいと思います。
今年の2月に日本に戻る可能性があって、お父さんと双子ちゃんと一緒にスキートリップをしました。とても楽しくて、日本にいるので嬉しかったです。大阪から、金沢、越後湯沢、札幌、ニセコ、東京、姫路へ行きました。金沢にいる間に、松本のみなさんと学校の先生と友達を会えました。なつかしかったです。また、双子ちゃんに金沢のすてきなポイントを教えました。金沢市の雪も、きれいでした。しかし、金沢よりニセコの雪はすごかったです!私は5歳からスキーしていったが、ニセコの雪は一番最高だと思います。本当にパウダーですね。
最近は大学の休みになったので、たくさんアルバイトをしています。来年、大学の留学で英国のリーヅ大学へ行きたいです。飛行機便があれば、行くときに日本に止まりたいです。
私の日本語をすみません、6ヶ月間もう勉強終ったのでたくさん忘れてしまったんです。
では、皆さんお元気に。

2011 年6月29 日
ボニー・マーノックより。