御 挨 拶
2011-2012 年度会長
大友 佐俊

我が国を襲った『東日本大震災』は、その災禍の大きな爪痕が残り、復旧・復興に長い年月がかかることに、心よりお見舞い申し上げます。
又、この事によりロータリークラブの危機管理の重要性が、身近なものになって来ました。本年度RI 会長が、「人類が皆同じ夢、同じ希望、同じ願望、同じ問題」を分かち合う「博愛を広げるために」をテーマに奉仕を行うと書かれております。又、2610 地区ガバナーも人道的奉仕の重点化と増加を目標としています。金沢ロータリークラブとしても災害等に強く対応すべく、将来起こりうる諸問題に対処すべき長期計画を立てなければなりません。
又、ロータリアンのより深い「きずな」を各奉仕活動・親睦活動を通じて、仲間意識の高揚を深め、金沢ロータリークラブの一員であり続けることの価値を一層強め、皆が「えがお」で活動出来るよう、次の事を基本方針に置き、クラブ運営をして行こうと考えております。

①キーワード
えがおで始まるみんなの和
「多くの会員が楽しく参加できる親睦活動を」

②活動方針
a:新会員獲得目標  15 名
b:ニコニコ目標  350 万円

③自ら汗を流す奉仕活動
・ゴリの放流(ゴリ里帰り計画)
・百万石まつり参加(金沢の想い出を)
・早朝例会

④国際交流
2011 年7,8 月 アメリカ短期交換学生 受入および派遣
2011 年 夏 長期交換学生 受入
2011 年8 月8日~ 9 月3日 ベルギー短期交換学生 派遣
2011 年9 月5日~ 7010 地区へGSE チーム 派遣
2012 年 春 GSE チーム 受入(予定)

⑤その他
・危機管理 長期計画の立案
・仙台姉妹ロータリークラブ訪問(11 月中頃)<元気支援訪問>

宜しくお願い申し上げます。

 

 

御 挨 拶
2011 - 2012 年度会長エレクト
辰川 伸一

今年度、大友 佐俊会長のもとで会長エレクトを仰せつかりました。前年度の草野会長のもとでの副会長の一年は、もっとロータリーを勉強しなくては、と思いながらも何も出来ないまま、あっという間に過ぎてしまいました。今年度は、試行期間を終えたCLP にもとづく新組織での一年目であり、金沢クラブが他のクラブの模範となるような充実した奉仕活動が出来るように、そして大友会長の、えがおで始まるみんなの和「多くの会員が楽しく参加できる親睦活動を」というキーワードの具現化に向けて微力ではありますが、お手伝いをさせて頂きたいと思いますので、宜しくお願いをいたします。
百年に一度のリーマンショックからようやく立ち直ろうとしていた日本経済に、今度は千年に一度の大震災が襲いかかり、言葉にならないような甚大な被害をもたらしました。更に原発事故などによる電力不足や世界からの風評被害などで日本経済は大きく落ち込み、震災関連による企業倒産は阪神淡路の時を大きく上回っているとのことです。
ロータリーは奉仕と親睦の2面性を持つ団体ですが、我が金沢クラブはこれからも金沢の伝統芸能の育成のお手伝いをしていかねばなりませんし、また地域社会への奉仕と共に地域経済の活性化にも僅かでも寄与しなければならないのではないでしょうか。
今年度、震災のために中止かと思われた仙台ロータリーへの友好訪問も、地域経済の復興のために11 月に大勢で来てほしい、との要望があったとの事です。能登地震の時にも何かとお世話になった事でもあり、今回は「がんばろう東北」の一環として多くの会員の皆様と共に訪問したいと思います。
何はともあれ、この一年もあっという間に過ぎそうですが、私自身まだまだ未熟者でありますので、会員皆様のご指導とご協力を宜しくお願いいたします。

 

 

ご 挨 拶
2011 - 2012 年度副会長
池田 典明

 2011 ~ 2012 年度の副会長を仰せ付かりました。私のような浅学非才な者ですが任期中は任務を全うすべく努力したいと考えています。
さて、本年3 月11 日に発生しました東日本大震災、そして大津波、又今でも続いている福島第一原子力発電所の事故と、私達を取り巻く環境は大変厳しいものであります。
そういう中で金沢ロータリーが姉妹ロータリーとして交流している仙台ロータリーが被災され一時は例会も開催されない状況だとお聞きしました。この書面をおかりしまして深くお見舞い申し上げます。
自分自身は平成2年に入会させて頂いてから早21 年が経ちました。入会当時は、いくつもの委員会に配属された記憶がございます。又ここ数年会長、幹事以外の役員の方々も委員会配属がなされたことは、金沢ロータリーの会員がお互いにより知り合う事や、例会以外でのファイヤサイドミーティングによる自由な雰囲気をかもし出す好い機会を提供する事だと思います。4大奉仕委員会に本年から新世代奉仕委員会が新設された事もこれからのロータリー活動が新しい分野に展開して行く事だと
理解しています。
本年、大友会長を支えると共に副会長として自分自身のロータリーに対する“人間力”を高めながら会員皆様のご協力のもと、皆様のお役に立つように頑張りたいと思っていますので宜しくお願いいたします。

 

 

「ホタル復元ゆめ計画」第二回 鞍月用水ホタル観察会
前年度職業・社会奉仕委員長
小鍛治 誠

6月25 日(土)金沢市立中央小学校横で「ホタル復元ゆめ計画」第二回鞍月用水ホタル観察会を行いました。梅雨の最中ということで雨の心配もしましたが、午後からは好天に恵まれ校下の少年連盟の子供たち・父兄132 名とロ-タアクトのメンバ-が参加し、無事に開催することが出来ました。観察会の冒頭「金沢ホタルの会」田口様のホタルの生態に関する30 分の説明があり、そのあと薄暗い中を用水の中に入って観察をしてもらいました。今回はホタルを20 匹確認でき、子供たちは図鑑で見るホタルとは違い、実物を目の前で見て興味深く勉強をしていたようです。
「ホタル復元ゆめ計画」は平成18 年の準備段階から5年間、辰巳用水でのホタル幼虫放流・観察会開催そして鞍月用水でのホタル幼虫放流・観察会開催と事業を進めてきました。当事業の目的であるホタルの自生の見込みが両用水で認められたため、今回をもってしばらく休止とします。参加した子供たちが自然や環境に関心を深め、感性が豊かになり、環境に配慮できる大人へと成長する一助になったのではないかと思っています。
最後になりますが「ホタル復元ゆめ計画」に快く支援いただいた多くの方々へ紙面を借りて御礼申し上げます。

 

 

派遣交換学生月例報告 5 月分
交換学生氏名 谷 将志
ホストクラブ(アメリカ)Cato rotary club

○健康状態
良好。
○通学・勉学状況
もうすぐ学校がおわりそうです。
○家庭生活に関して
問題ないです!楽しくすごせています。
○ロータリーなどの行事参加に関して
英語が前より話せるようになったのが大きいと思うけど、前より断然になかよくなれました。
○見学、旅行
ロータリーの行事で一泊二日で旅行してきました。
○感想、新たに発見したことなど
ロータリーの旅行では、全員ではないけど他の留学生たちが、自分たちの国の歌やダンスを披露していてそれを見れたのがとてもよかったと思いました。