リレー随想

伝統ある金沢支店
野村證券株式会社 金沢支店長
畑  靖史

野村ホールディングスは昨年創立85周年を迎えました。そして今年12月に野村證券金沢支店も支店開設85年を迎えます。全国8番目の拠点として開設され、ここ金沢の地で、かくも長きにわたり営業してくることができましたのも、地域の皆さまのご愛顧・ご支援・ご厚情の賜物と心より感謝しております。34代目の支店長として着任し、あっという間に2年が過ぎてしまいましたが、創業の精神である「顧客第一の精神」を踏襲し、マーケットがいいときも悪いときも「お客さまとともに栄える」ことを目指し精一杯努力していく所存です。
支店長としての重要な任務のひとつとして、地域におけるネットワークづくりがあげられます。おかげさまで金沢ロータリークラブのメンバーの皆さまをはじめ多くの方々とお会いさせていただき、どこに行っても大事にしていただいています。創業来、金融サービスに軸足を置いてビジネス展開してきた点を見失うことなく、地域の皆さまに恩返ししていきたいと思います。
話は変わりますが、金沢のまちを大変気に入っています。歴史や文化・芸術が根付いた景観やお酒や海の幸が美味しいことは言うまでもありませんが、何よりも住まれている皆さまの“気持ち”が素晴らしいと思っています。地元を愛し、盛り立てていこうとされている“気持ち”です。私のような転勤族にもできることを見つけ、精一杯の協力をしていこうと考えています。

【次回は、株式会社JTB中部 金沢支店 塚原 克彦さんです】

 

次年度第一回クラブ協議会

 4月20日例会終了後、次年度の第一回クラブ協議会が開かれました。最初に大友 佐俊次年度会長が挨拶で、東日本大震災の義援金出金の中での厳しい予算である事とその一方で新たな活動予定についての熱い想いを語られました。その後、野上 兵一次年度幹事の議事進行のもと進められました。
先ず、2011 - 2012年度 国際ロータリー及び2610地区について資料の説明がありました。次に金沢ロータリークラブのクラブ運営について『えがおで始まるみんなの和「多くの会員が楽しく参加できる親睦活動を」』のキーワードで始まる基本方針、新世代奉仕を加えた新たな委員会組織、15名の会員増強目標、蛍の放流に代わる新たな奉仕活動などについて説明がありました。その後各委員会に対して次回への指示が出されて散会となりました。

(記 冨木 隆夫)

 

派遣交換学生月例報告 2月分・3月分

 交換学生氏名 : 谷  将志
ホストクラブ(アメリカ) : Cato rotary club

■■ 2月 ■■

○ 健康状態
良好。
○ 通学・勉学状況
publicspeaking(話術)というのがとても自分のためになります。家庭生活に関してもよくしてもらってます。
○ 見学、旅行
週末にキャンプにいったりしました。
○ 感想、新たに発見したことなど
2月の中旬にバスケットボールのシーズンが終わりました。最後の試合は勝てなかったけれど、最後はみんなでケーキをたべたりしてとてもいい思い出になりました。それと、もう野球の練習が始まって久しぶりに野球をしてとても楽しいです。話したことがない人たちもいるので新しい友達もできそうです。

 

■■ 3月 ■■

○ 健康状態
良好。
○ 通学・勉学状況
trans systems(輸送システム)で飛行機のことを勉強していて今までしたことがない分野だし、日本の普通の学校だと習わないようなことなので、とても新鮮で楽しいです。
○ 見学、旅行
 なし
○ 感想、新たに発見したことなど
 今月は日本で大きな地震がありました。そのことを学校で友達に「どうなの?」と聞かれ初めて知りました。そのときは話を少し聞いただけだったので不謹慎だけど正直「またか。」と思ってたけど、ニュースをみて事の大きさに気付いたし、なにより自分の国で起こっていることなのに無関心すぎるとも思いました。だけどアメリカの人たちは多くの人が心配してくれたし僕の家族が大丈夫か、と何度も聞いてきてくれて、ほんとに他人への思いやりがあると思いました。